伊豆ヶ岳・子ノ権現
- GPS
- 08:35
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,506m
- 下り
- 1,615m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
吾野駅(エンド) |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体を通して標識がよく整っており、危険や迷いを感じる箇所は無い。 伊豆ヶ岳の女坂は一部崩落箇所があるようで途中から迂回の表示あり。(写真参照) 伊豆ヶ岳から南側の下りは思ったより急で一部ロープ箇所もあるが、慎重に下ればロープを使うこともない。 下りは確かに長く感じる。天目指峠までの長い下りのあと「子ノ権現」まで登り返すのは結構疲れる。 |
写真
感想
復活2度目のトレーニング山行をGW中に計画。
正丸駅から伊豆ヶ岳への直登ルートもあるが、正丸峠に行ってみたいのでそちらの(迂回)ルートを選択。
伊豆ヶ岳へ直登する人が大半で、おかげで正丸峠まではひっそりとした登りが楽しめる。自分の吐息の音だけが森の中に響き、時折カッコウなどのさえずりがこだまする。やっぱり山はいいな と実感する一時。正丸峠まで迂回路と言っても途中に渓流を渡る箇所もあり、峠が近づくにつれ急な登り(最後の10分は特に)で息が切れる。来てみれば車も来られる普通の峠ではあるものの、天皇ご来訪の記念碑もあり茶店もあったりちょっとした観光スポットの様相で賑わっている。
正丸峠から伊豆ヶ岳までは時折小さな丘を越える稜線歩き。右側に二子山や武川岳が見え隠れする、気持ちのいい稜線歩きだ。右に降りると「名栗元気プラザ」への路もある。
伊豆ヶ岳の手前に五輪山。なぜ「五輪」なんだろう、といぶかしげに坂を下ったところに突然岩場が立ちふさがる。これが男坂。かなりの急角度でロッククライミング風な岩場に見えるが、勇猛ペアが挑んでいる。自分も体調が万全ならトライするのにな、と思いつつ写真だけ撮り女坂へ。しばらく行くと「この先崩落」云々の看板があり左手の山頂直登ルートが指示される。山頂直下は岩場ではないが結構な登りで少々息が上がる。山頂前の小広場に飛び出す。ランチや休憩など大勢でにぎわっている。この先が伊豆ヶ岳頂上、木と石の標識が2つある。正丸駅から伊豆ヶ岳頂上まで約2時間。
山頂を少し越えたところに場所を見つけ少々早いがランチ。いつものシーフードヌードルとお手製のおにぎり。今日は梅・昆布・沢庵の3色盛り豪華版だ。と、そこへおじさんおばさん6,7人軍団が岩場の通路中にどっかりと陣取る。「ここ通路だろうかね」「いやいや大丈夫」とか分かっててこれだもんな。いやはや、人生いい感じに老けてゆきたいものだ、とつくづく感じる。
下りは最初から結構な急角度。ところどころロープもある。バランスが未だ完調ではないのでストックを頼りに一歩一歩ゆっくり下る。去年倒れるまではひょいひょい行ってたような箇所でもゆっくり下るから標準タイムの2倍くらいかかるな・・・。女性2人の親子ペアにも付いてゆけない自分が少々情けないが、まあここまで復活できただけでもよしとしよう、とか、まだ2度目じゃないか頑張ってるぞ、などと自分を励ましつつ下る。
なんとか天目指峠まで到着。そこから子ノ権現までまた登り。後半の消耗時の登り、それも登っては少し下りてのパターンで結構疲れる。
途中、小学4,5年の女の子連れお父さんと抜きつ抜かれつのデッドヒート。というか元気な子供はスタスタ行っては登り切ったところで休むので、自分の疲れた足取りと似たようなペースになってしまった。やっとの思いで子ノ権現に到着。
鳥居下の売店まで下ってトイレ休憩し、下から鳥居、門、赤鬼、本堂の境内へと登り返す。裏口から入るってのも響きが何なので。。。(笑)
本堂境内でお決まりの「金のわらじ」と「鉄の下駄」を写真に納め、社務所でお守りを購入。ハイカー御用達の足腰の神様だから、これからの山行の安全を祈願して。。。
子ノ権現からの下りも結構長い。標識に従いつづら折れのルートを急降下、休憩後なのに足腰に来る。「子ノ権現」様でお参りしたけど効能が現れるには少し時間かかるようだ(笑)。
ひとしきり降りたところが「子ノ権現」の門柱標識。そこからは車道歩きだ。浅見茶屋は、こんな片田舎にあっても店構えからして賑わってる様子。人通りの多いのもあるだろうが、やっぱり味や店の雰囲気とかがいいんだろうな、などと考えつつ味見は次回にして先を急ぐ。
だましだまし吾野駅に到着!。
最後は30分歩いては5分マッサージな時間配分だったが何とか歩き通せた。
ふ〜。トレーニング不足実感ながら天気もよくいい一日だった。
吾野に快速が来たので池袋まで1時間。また場違いな格好のまま、駅内のこじゃれたBarでホットドッグをビールで流し込み、重い足を引きずって千葉方面の自宅に向かった。
p.s. 翌朝目覚めると両足がパンパンで歩くのも一苦労。1年間の運動不足を痛感。しかし今回の山行で下りにやっぱり時間かかることが分かったので、次回5月15日(土)友人達との「高水三山〜棒ノ折山」縦走では、多少下りの少ない高水三山スタートにしようと思う。
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