養老山 雪はまだある?
- GPS
- 06:21
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,006m
- 下り
- 1,001m
コースタイム
- 山行
- 5:23
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 6:20
天候 | 晴れ、微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
養老の滝上の駐車場は1000円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
養老の滝上の駐車場管理事務所で入山の時間と下山予定を記入し、下山時に○印。 養老山登山道の案内図が頂けました。ここから先にはトイレ無。 この日は九十九折れの急登上のベンチ付近から雪が現れ始め、その後は山頂まで多いところは40センチ程、或は雪がなく地面の出ている登山道が交互にありました。 圧雪、凍結もさほどなく、アイゼン等は無くてもよさそうでしたが、小倉山の斜面の登り下り等、アイゼン装着した方が楽と感じる処もありました。 雪解けなので、泥除けにスパッツがあるといい。 休憩には小倉山園地が眺望良く広く、東屋、ベンチなどある。 下山に使ったアセビ平(旧牧場)から登山口までは林道。 |
その他周辺情報 | 登山口手前の養老公園周辺は観光地です。 |
写真
装備
個人装備 |
アイゼン(少しだけ使用)
ダブルストック
泥除けスパッツ
手袋
帽子
風除けになる上着
ザック
熊鈴
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感想
養老山地は私の住む付近からは、鈴鹿山脈と伊吹山の手前に黒っぽく中央がくびれた長細い瓢箪のように見えます。三重県側の南は歩いたことがあるものの、岐阜県側の北は未踏でした。
春先に歩いてみようとヤマレコで検索したら、雪山ハイキングを楽しむレコが並んでいました。気軽に歩ける山とも聞いていたので、雪のあるうちにアイゼンで歩きたいと思いました。
でも、はや三月も半ばに差し掛かる。雪の状態はどうなのかしら?
今年の伊吹山は白いから養老山もきっとまだ雪はある、お天気状況眺めながら数日前も少し雪が降ったと思う。
当日は風の無い穏やかな日、急登で汗をかき、やや緩やかな坂になり雪道になる。入山者は少ないようで、踏み跡少なく雪は白くきれい。
雪が融けて地面の出ている所もあるけど、小倉山の斜面は雪たっぷりで、登りでも滑りそうになる。広い園地に出て、目の前に霊仙山。伊吹山はこの場所からは見えない。知ってる山の見え方が変わるのも面白い。
ここで休憩後、その先の養老山山頂へ。
悩んだのは足元、せっかく運び上げてきたのだからとアイゼンを小倉山から付ければ、雪のあるところは快適、雪のない地面は耕す状態。外すと又雪がしっかりとある。
ほとんどの登山者はノーアイゼンでしたが、小倉山の下りは、やや危険で滑った跡が多々ありました。私はここぞとばかりにサクサク下る。でも、せいぜいそのあたりまでで外す。斜面あたりで若い女性のキャアキャアいう声が聞こえていました。
帰路は笹が原からアセビ平方面に向かいました。アップダウンを繰り返して谷を廻りこむと目の前に笙ヶ岳が現れ、なるほど笙の形と思う。雪も何度も現れて楽しみながら、アセビ平に到着したところで、若い女性二人が後から降りてきました。二十歳前くらいかしら? 時々声が聞こえていたのです。小倉山の斜面で「キャー!ヤバイ!」と叫んでいたのも彼女たち。間近に見てそのヤバさに気づきました。
「すごいね!ほとんど手ぶらで来ちゃったのね!」
「私達どんな山かも知らずに登って…、雪すごかったです!」
足元はスニーカー、小さなリュック一つを交代で背負ってきただけの、ほとんど街着。一人は靴下も履いていません。
穏やかな気象条件に恵まれたとはいえ、彼女たちの怖いもの知らずの若さが、なんだか瑞々しく好ましいものに思えました。
下山届の丸を書き、養老の滝に降りていくと、たくさんの観光客が歩いていて、異世界のような感覚。きっと観光の人達も私を見てそう思ったでしょうね(笑
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