和名倉山(三ノ瀬からピストン)


- GPS
- --:--
- 距離
- 21.1km
- 登り
- 1,229m
- 下り
- 1,229m
コースタイム
天候 | 雨のち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
帰り 18:40民宿みはらしー19:10大菩薩の湯20:00ー21:30辻堂駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
緑の回廊から西仙波、東仙波から和名倉山方面などいくつかわかりづらい箇所があります。 また山の神土から先はところどころ雪が凍っていて軽アイゼンなどが必要です。 |
その他周辺情報 | 駐車場 民宿みはらし¥500 温泉 大菩薩の湯 ¥640 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
携帯
サングラス
タオル
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感想
正直Oさんからお誘いされるまで知らなかったこの奥秩父にある和名倉山。1週間前から天気予報ばかりチェックし、天気は悪そうだが気温も上がりそうだからと高を括って楽勝ムードを漂わせていたのが間違いの始まりでした。
当日久々に自家用車で行くにも関わらず、邪魔になるだろうとアイゼンを持たずに出発。直前の予報では曇りのち晴れとなっていたため、ソフトシェルに春夏用のストレッチパンツ。もちろんハードシェルと雨具のパンツは持って行きましたが。
民宿みはらしに着くと、単独の方がちょうど出発するところでした。Oさんが少し眠いということで10分車の中で仮眠をとり、それから支度をして行く頃になると民宿のおばあちゃんが起きてきたので料金を払ってから出発。
行きは将監小屋経由で歩き、その手前あたりで6〜7名の大学生風のグループとすれ違いました。小屋は一部解放されていましたが、人はおらずトイレも冬季閉鎖中でした。そこでコーヒーブレイクをし、それから歩き出すと次第に天気は急坂へ。
山の神土を過ぎたあたりから登山道のアイスバーンが酷くなり、私がアイゼンを持っていなかったのでOさんから片方の軽アイゼンをお借りし、先へ進んで行きます。
次第に道がトラバース気味になり、残雪やアイスバーンが一層酷くなると落っこちても大したことなさそうな傾斜にも関わらず、片足スケート状態なので思うように進むことができなくなり、これぞ和名倉マジックといった具合にすっかり侮っていた自分を後悔させられました。
道もところどころわかりづらいところが多く、残雪を踏み抜いてひざ下くらいならまだしも深いところでは腰のあたりまでラッセルしながら山頂を目指しました。
途中ですれ違った先行の方は東仙波を過ぎたあたりで引き返してきたようで、それまであったトレースもなくなり、ここまでミスというか計算違いが発生してくると引き返した方がいいかもしれないなぁ、と思いOさんと協議しましたがまだいけるということで続行し、それからはわりに道も歩きやすくなり、目印のテープもわりにわかりやすくなり、出発してから約7時間かかって何もない山頂へ。
体を冷やさないうちにカップラーメンを作ってかきこみ、再び片足軽アイゼンでもと来た道へ。少しは氷も溶け始めてきてはいたものの、やはりしんどさはさして変わらず、おまけに緑の回廊あたりですってんころりんし、大転子後部を思いっきり岩にぶつけてしばらく起き上がることができませんでした。
とまあ、ずぶ濡れで泥だらけ&鹿のフンまみれ、おまけに冬眠から目覚めたクマさんがうろつく道を片足スケートしながら(Oさん本当にご迷惑おかけ致しました)ディープすぎる奥秩父を丸一日堪能することができました。しんどさ的には4年前の5月に行った大無間山を思い出させられ、色々ありましたが終わってみればいい山行になりました。
下山後はみはらしのおばあちゃんに温かいお茶や漬物をいただきながら、集落の話をたくさん聞かせてもらってそれもまたいい思い出になりました。
最後になってしまいましたがOさん19年後にまた一緒にこの山を登りましょう!
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