奥武蔵で男坂に挑戦
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 995m
- 下り
- 999m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2011年03月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
・正丸駅には自販機トイレあり。 ・正丸峠には茶屋あり。 ・県立名栗げんきプラザはトイレあり。 ・伊豆ヶ岳にはトイレなし。 ・危険箇所は特になし。北側斜面はうっすらと雪が残っている。 ・伊豆ヶ岳から琴平神社には地図に載ってない登山道を通るのでコンパス必須。 |
写真
感想
自宅から電車に乗ること約3時間。初めてやってきた奥武蔵の山。やはり、いくなら鎖場ということで伊豆ヶ岳をチョイスしてみた。今日はいつもお世話になっているセブンヒルズアドベンチャーのツアーでのトレランになる。
鎖場を好んで行くようになって、「鎖場が好きなんですね」と言われることがあるが、決してそういうわけではない。どちらかと言えば、嫌い。では、なぜ行くのか?それは、いずれは行くことになるであろう日本アルプスの山々にある難所コースを緊張することなく行動できるスキルを身につけたいからだ。剣岳の「カニの横ばい」なんて想像しただけで吐きそうになる。そういうコースを行けるようになるには、一歩ずつ経験値を上げていくことが近道になるに違いない。
そんなわけで今日は伊豆ヶ岳。
正丸駅にて軽く準備体操をして、旧正丸峠に向けて出発。正丸駅から旧正丸峠までの区間は、比較的緩やかな斜面の連続で僕のレベルでも走って登ることができた。
旧正丸峠からは急勾配が増えてくる。
途中、武甲山が大きく見える区間がある。斜面が秩父セメントにより頂上まで削りとられて段々になっており、巨大なピラミッドのような形になっている。
急な坂は早歩きで登りつつ、正丸峠を目指す。正丸峠は舗装路になっており、旧正丸峠のような趣がない。数人のローディーがロードバイクにて登っていた。
正丸峠以降は、ようやくハイカーの人たちの姿を見るようになった。追い越すときは、早歩きに切り替えて、ゆっくりと挨拶をしながら追い越す。
長岩峠から一旦、トイレ休憩とランチ休憩を兼ねて県立名栗げんきプラザ方面へ降りる。長い階段が続く道、下りの練習とばかりに駆け下りる。しかし、相変わらず下りは遅い・・・。まぁ登りも遅いけど・・・。
県立名栗げんきプラザの駐車場の太陽があたるポカポカしたポイントにて昼食を摂る。プラザはほとんど人がいなかったけど、トイレは水洗でピカピカで快適だった。
ランチ休憩を30分ほどとったあと、先ほどの階段を登る。400段くらいあるのかな?来週の大山登山マラソンの練習とばかりにがんばって進む。
再び長岩峠に到着して、いよいよ鎖場を目指す。相変わらず最高の晴天で、遠くに雪の被った浅間山もみえていた。
鎖場の分岐点で看板を確認。予想よりも急勾配。崩れやすい岩からの落石が危険とのことで、慎重に登る。
見た目の斜度ほど恐怖感がなく、鎖がなくても登れるくらいに足場がある。奥久慈男体山の鎖場よりも安全なレベルか。やはりいままでの経験では鎖場は石鎚山が最強である。
鎖場を登りきると伊豆ヶ岳山頂に到着。
記念写真などをとったあとの下山コースは、地図に載ってないようなアドベンチャーコース。急で滑りやすいテクニカルな下りをレクチャーされた3パターンの走法をつかって下りていく。
下りの走り方3パターン
・歩幅を小さくして小走り。
・体も足も横向けて、後ろ足を前足の前にクロスさせるようにして降りる。
・ギャロップ降り。パパン、パパンと飛び跳ねるように下る。
まだまだ体がこういう走り方に馴染んでないようでうまく動かない。平地でも練習しておけば、動くようになるらしいので今後、ジョグのときに取り入れるようにしよう。
地図にないようなマニアックなルートなので、分岐も分かりづらい。ミスコースしないような目印を発見して写真をとる。枝を積み重ねることでコース誘導をする方法を知る。
そんなわけで西吾野駅近辺に下山。ここからはロードをジョグしながら正丸駅へ戻る。
距離は15キロほどと短かったのでダメージ的にはそれほどなかったが、テクニカルなコースが多くてよい経験を積むことができた。簡単なトレイルばかりでは上達もできないだろうから、ツアーではなるべく難しいコースを走りたいものだ。
正丸駅からはセブンヒルズ号に載せてもらって入間の温泉へ。
いるまの湯
http://www.41-26.com/index.html
金額がびっくりの410円。でも施設も充実しているナイスなお風呂だった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する