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Yamareco

記録ID: 1107614
全員に公開
山滑走
尾瀬・奥利根

春の陽気に燧ケ岳へ 尾瀬も雪解けが始まっていた

2017年04月16日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
10:42
距離
25.0km
登り
1,403m
下り
1,397m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:20
休憩
1:13
合計
10:33
3:03
56
3:59
4:05
16
4:21
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19
4:40
5:02
50
5:52
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52
6:44
6:45
160
9:25
9:32
41
10:13
10:47
82
12:09
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19
12:28
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30
12:58
13:01
3
13:04
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7
13:11
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25
13:36
天候 快晴 山頂付近はやや風あるも春の装い
過去天気図(気象庁) 2017年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
戸倉〜大清水間は4月14日に開通済
コース状況/
危険箇所等
<大清水〜一之瀬> 林道はまだ多くの雪があり、スキーは下山時滑降可能。
<一之瀬〜三平下> 一之瀬からすぐに沢沿いのルートは転落注意。沢の渡渉も雪解けが進むと注意が必要。橋はまだ見えていない。
<尾瀬沼> 今年は雪多く、沼中央部も歩行可能であったが、今後は気温の上昇により注意が必要。
<長英新道> 広い尾根ルートで残雪期はどこでも歩けるが、リボン等は少なめ。
<俎直下> 東側は切り立っており、アイゼン、ピッケル装備が望ましい。
<ナデッ窪> デブリ少なく、滑降にはいい斜面であったが、今後はブロック崩壊等も懸念される。
今年は残雪多く、大清水からの林道も多くの雪があるようだ。
2017年04月16日 03:05撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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今年は残雪多く、大清水からの林道も多くの雪があるようだ。
月明かりにシール登高も苦労せずであった
2017年04月16日 04:48撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
4/16 4:48
月明かりにシール登高も苦労せずであった
三平峠手前で燧ケ岳のモルゲンロートに間に合った
2017年04月16日 05:20撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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三平峠手前で燧ケ岳のモルゲンロートに間に合った
山頂付近はまだ多くの雪があるようだ
2017年04月16日 05:20撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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山頂付近はまだ多くの雪があるようだ
空は青く、今日一日は最高の天気となるだろう
2017年04月16日 05:41撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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空は青く、今日一日は最高の天気となるだろう
尾瀬沼山荘を見下ろすところまできた。尾瀬沼は真っ白に結氷したままだ
2017年04月16日 06:01撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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尾瀬沼山荘を見下ろすところまできた。尾瀬沼は真っ白に結氷したままだ
尾瀬沼に朝の斜光が射し込む
2017年04月16日 06:02撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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尾瀬沼に朝の斜光が射し込む
尾瀬沼から見た燧ケ岳
2017年04月16日 06:04撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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尾瀬沼から見た燧ケ岳
中央には今日滑る予定のナデッ窪が深い谷を刻んでいる
2017年04月16日 06:04撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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中央には今日滑る予定のナデッ窪が深い谷を刻んでいる
昨年、この光景を見て、そして今年もまた見たいと思った。2年連続快晴の燧ケ岳を拝むことが出来たことにこの上ない幸運が感じたのであった。
2017年04月16日 06:04撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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昨年、この光景を見て、そして今年もまた見たいと思った。2年連続快晴の燧ケ岳を拝むことが出来たことにこの上ない幸運が感じたのであった。
尾瀬沼の上を歩いていく。昨年は雪が少なく、氷の厚さも懸念されたため歩かなかったが、今年は絶対なる安心感があった。
2017年04月16日 06:05撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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尾瀬沼の上を歩いていく。昨年は雪が少なく、氷の厚さも懸念されたため歩かなかったが、今年は絶対なる安心感があった。
誰もいない独り占めの燧ケ岳だ
2017年04月16日 06:06撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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誰もいない独り占めの燧ケ岳だ
沼をショートカットすることで時間短縮だ
2017年04月16日 06:18撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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沼をショートカットすることで時間短縮だ
朝日が流れ込む小川に反射している。春を感じる瞬間だ
2017年04月16日 06:24撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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朝日が流れ込む小川に反射している。春を感じる瞬間だ
ここにも春が。水の流れが沼の氷を溶かしていくのだろう
2017年04月16日 06:30撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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ここにも春が。水の流れが沼の氷を溶かしていくのだろう
長英新道からの尾瀬沼 遠くには日光白根山
2017年04月16日 09:08撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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長英新道からの尾瀬沼 遠くには日光白根山
燧ケ岳は真っ白に輝いていた。空はどこまでも青く、見事なまでのコントラストだ
2017年04月16日 09:09撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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燧ケ岳は真っ白に輝いていた。空はどこまでも青く、見事なまでのコントラストだ
燧ケ岳の俎堯山頂直下の斜面がいやらしそうだ。
2017年04月16日 09:20撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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燧ケ岳の俎堯山頂直下の斜面がいやらしそうだ。
尾瀬沼の全容。GWあたりまでは結氷しているそうだ。
2017年04月16日 09:35撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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尾瀬沼の全容。GWあたりまでは結氷しているそうだ。
燧ケ岳・柴安瑤鬟丱奪に・・・セルフタイマーに間に合わなかった(笑)
2017年04月16日 10:25撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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燧ケ岳・柴安瑤鬟丱奪に・・・セルフタイマーに間に合わなかった(笑)
柴安瑤蛤犬砲六衒山。その間には尾瀬ヶ原
2017年04月16日 10:28撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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柴安瑤蛤犬砲六衒山。その間には尾瀬ヶ原
尾瀬ヶ原はまだ多くの雪に覆われていた。今年は例年より少し雪が多いそうだ。
2017年04月16日 10:28撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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尾瀬ヶ原はまだ多くの雪に覆われていた。今年は例年より少し雪が多いそうだ。
1か月前に登った会津駒ヶ岳。まだまだ多くの雪があるよう。
2017年04月16日 10:28撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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1か月前に登った会津駒ヶ岳。まだまだ多くの雪があるよう。
さあ、至仏山を右手に見ながら滑降開始だ。
2017年04月16日 10:50撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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さあ、至仏山を右手に見ながら滑降開始だ。
俎直下のいやらしい部分はトラバースで逃げて、あとは快適滑降だ。
2017年04月16日 10:55撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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4/16 10:55
俎直下のいやらしい部分はトラバースで逃げて、あとは快適滑降だ。
ナデッ窪を見下ろす。
2017年04月16日 10:57撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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ナデッ窪を見下ろす。
日射に照らされ緩んだ雪であったが気持ちいいターンは刻めて満喫だ。
2017年04月16日 11:03撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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4/16 11:03
日射に照らされ緩んだ雪であったが気持ちいいターンは刻めて満喫だ。
尾瀬沼目掛けてナデッ窪を一気に滑降〜
2017年04月16日 11:04撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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尾瀬沼目掛けてナデッ窪を一気に滑降〜
シュプールを振り返って
2017年04月16日 11:05撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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シュプールを振り返って
谷が深くなってきたが傾斜は緩くなり、滑りやすい
2017年04月16日 11:06撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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谷が深くなってきたが傾斜は緩くなり、滑りやすい
尾瀬沼を縦断中〜
2017年04月16日 11:25撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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尾瀬沼を縦断中〜
燧ケ岳を振り返る
2017年04月16日 11:28撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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燧ケ岳を振り返る
尾瀬沼縦断完了〜
2017年04月16日 11:57撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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尾瀬沼縦断完了〜
最高のコーヒータイム〜満喫
2017年04月16日 12:06撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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最高のコーヒータイム〜満喫

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 バラクラバ 毛帽子 ブーツ ザック ビーコン スコップ ゾンデ 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット ガムテープ 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ビンディング スキー板 シール

感想

昨年、初めて登った尾瀬・燧ケ岳は雪が少なく、
尾瀬沼も結氷が溶けている箇所が多く見られた。
それでも天候に恵まれ、山頂からの展望には心を奪われてしまった。
とりわけ真っ白な尾瀬ヶ原の眺望には感動したのであった。

そして今年、ちょうど一年後のこの日にまたこの地に立つことが出来た。
さらに天候も二度続けての快晴とくればこれは運命を感じる他ないだろう。

GWの尾瀬は殺人的混雑だという。
確かにその頃の尾瀬は写真で見る限りとても美しいと思う。
でもそこには多くの人が行き交い、
その景色をじっくりと堪能は出来ないであろう。
道路が開通して以降で唯一人少ない尾瀬を楽しむのは
この時期が一番だと自分では思っている。
実際この日であったのは10人ほどであった。
真っ白な雪を被ったままの尾瀬ヶ原、結氷した尾瀬沼。
そしてそこから見上げる燧ケ岳や至仏山の山容を独り眺めていると
時間を忘れてしまうもんだ。



前回と違うのは今日は山スキーだということ。
山頂からの下山のスピードとスキーでの尾瀬沼渡りでの安心感、
そして一之瀬からの林道がスキーで滑走出来ることによる時間短縮。
この山こそ山スキーで楽しむにはうってつけだと自己満足してしまう。

ただ一つ誤算していたのは一か月近く山に登っていなかったこと。
福島出張を終え、東京への出張準備等で山に行けてなかったことで、
脚力が思った以上に疲労しやすくなっており、燧ケ岳へのシール登高で
かなり体力消耗してしまった。
今日は心地よい疲労感に覆われながら眠りに着いたのは言うまでもない。

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コメント

燧ヶ岳羨ましい
いい景色にいい斜面、写真を見ているだけでよだれが・・・(笑)
いや、意外なところで最後のコーヒータイムが一番うらやましかったかも。
やっぱりGW前の尾瀬はいいですね。
来年あたり狙ってみたいと思います。
2017/4/17 21:47
Sanちゃんへ
昨年と全く同じ日の道路開通直後の尾瀬を満喫しました。
残雪多い尾瀬は意外なほどまでに人が少なく、
あの尾瀬を独り占めしているような気持に浸れますよ〜
真っ白な尾瀬沼、尾瀬ヶ原から見る燧ケ岳、至仏山 もう最高ですね。
また来年も行ってみたくなる山になること間違いなしですぞ。
2017/4/17 22:38
ゲスト
見えてましたよ〜
tekapoさん、こんばんは!

燧ヶ岳へ登られるのは計画が上がってたので知っていました。
アイコマに登りながら、チラチラと見える真っ白な燧ヶ岳を見て、
みゆっちさんと「tekapoさん、今頃山頂かな〜」なんて話してましたよ

それにしても歩きましたね〜
1ヶ月ぶりでそれだけ歩けりゃ全然問題ないかと思いますが
今年は積雪が多いので、まだまだ残雪期歩けそうですね。
お互い気をつけて楽しみましょう
2017/4/18 22:23
ロッソさんへ
今、ロッソさんの記事へ同じようなコメントを入れたところでしたよ
この時期の燧ケ岳へのアプローチはとても長いけれど、
人の少ない真っ白な尾瀬を楽しむためにはちっとも苦じゃありませんでした。
今年はまだまだ雪が楽しめそうですね。
新潟方面の山へ高山植物を楽しみに行きたいものです。
5〜6月頃の苗場山や平標山あたりも楽しみにしています。
ご一緒出来る機会があればいいですね。
2017/4/18 22:30
プロフィール画像
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