会津駒ケ岳(2133m)
- GPS
- 07:22
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,266m
- 下り
- 1,255m
過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口からちょっと離れていますが、30台ぐらいは停められそう。 トイレも整備されています。 |
写真
感想
前日は燧ケ岳の疲れか、ねぎま鍋を肴に酒を飲みすぎたせいか、みんなあっという間にバタンキュー。
20時半にはみんな寝入ってしまっていたんじゃないかなぁ。
私は携帯電話を握り締めたまま寝てました。
朝は4時起床。ふかふかのお布団で熟睡できました。
まもなく空が明るくなり、みんな各々朝ごはん。
5時前に出発して、10分ぐらいで会津駒ケ岳滝沢登山口へ。
前日の燧ケ岳はスキーを担いで登ったのですが、今日はどうしようかなぁ?と考える。
会津駒ケ岳の登山口の標高は930m。
雪のある地点はまだまだ上で、下りを滑った後、また担いで歩かないといけないんですよね。
今日は長丁場だし、それにスキーのスピードでは感じられない景色も感じたいし、ということでスキーはおいていくことにしました。
ということで、今日は3人とも登山で。
朝から快晴。青空が気持ちいい。
もう少し標高の高いところにも駐車場があって、夏は舗装された林道を通って車でそこまでいけるのですが、今のシーズンは雪で覆われていて、下の駐車場から歩かないといけません。
ということで、片道30分ほど距離が伸びます。
最初は雪のない登山道を淡々と登っていきます。
やがて、駐車場に至り、そこからさらに道は急になります。
スキーブーツだったら結構大変だろうなぁ。
下りはもっと大変そうです。
ヘリポート跡手前の急坂から積雪となります。
アイゼンをつけて登る。
林の中のひたすら急な登り。
昨日と同じく、前人のステップが出来ているからまだ楽ですが、自分で切り開いていくとなると、かなりしんどいでしょう。
林の中なので眺望はなく辛いですが、鳥の鳴き声が耳に心地よい。
鳥同士が会話しているように聞こえます。
癒されます。
がんばって登っていくと、左手に前日登った燧ケ岳がきれいに見えてきます。
みんなこれで一気にモチベーションアップ!
ペースが上がっていきます。
やっぱり景色がいいとやる気が出てきますね。
やがてだんだんと空が明るくなり、林を抜けるとそこには…
真っ白な世界が広がっていました。
この景色は超感動!
何段かの丘が目の前に現れ、その奥には会津駒ケ岳山頂が見えます。
頂上はもうすぐ底に手が届く感じですが、深い雪の中、なかなか前に進みません。
実際、頂上が見えてからが長かった。
1時間ぐらいかかったかなぁ。
標高差は200mぐらいなんでしょうけれど、距離がありました。
景色を楽しみながら、丘を越えていきます。
ここまで結構足を使ってきているので、ちょっとしたのぼりもかなりしんどい。
でも左手には燧ケ岳と至仏山も見えてきて、なんか自信がついてきた感じ。
やがて駒の小屋に至ります。
ここまで来ると頂上はすぐそこ。
最後の坂をがんばって登っていきます。
やったー。頂上だー。
広々とした頂上です。
50人ぐらいが寝転がっても大丈夫なくらい。
到着は9時半。出発から4時間半でした。まぁ予定通りのペースです。
「会津駒ケ岳」と書かれた山標が立っているのですが、ほとんど雪に覆われ、「会」しか見えません。
尾瀬方面には双峰の燧ケ岳と至仏山がきれいに見えます。
これでこのGWに尾瀬の3つの名山を制覇しました!
かなりの達成感。
やっぱり山は楽しいね〜
もう一ついいことがありました。
「空を見てみて」と言われて、見上げると、なんと太陽の周りに虹が出来ている。
噂には聞いたことがありましたが、初めて見ました。
とても幻想的。
月の周りに虹が出来ることもあるらしいです。
これはもっと幻想的だろうなぁ。
山頂でかなりまったりムード。
暖かいからのんびり出来るんですよね。
ご飯を食べて、下山開始。
この景色が見れなくなるのがとても惜しい感じ。
でも、下りには下りの楽しみがあります。
みんな尻セードに味をしめて、この日も安全そうな斜面を見つけたらひたすら尻セードで下る。
これ、ホント楽しいです。
だんだんコツを掴んできましたね。
でも、お尻が確実に濡れます。
そして、オーバーパンツも痛みも早く出てくるだろうなぁ。
滑るため専用のソリを装備したほうがよいかもしれません。
そんな感じですごい勢いで下っていきました。
このような雪の中の下りは普通の道よりも楽ですね。
足にかかるショックはないし、滑っても大怪我はしません。
なので、かなりペースを上げられます。
道さえ見失わなければ、自分の歩きやすいところを下っていけばいいし。
下りは2時間でした。これは早い。
沢が雪融け水で増水し、すごい勢いに。
自然が創り出す沢の水の色にしばし感動。
深い緑というか青というか。
やっぱり自然を感じながら歩くっていいね。
下山してから、やっぱり温泉へ。
この日は「アルザ尾瀬の郷」へ。
「燧の湯」と違って硫黄の香りはありませんが、やっぱり露天風呂が気持ちいい。
500円です。
なかなか大満足な尾瀬の山行でした。
天気にも恵まれたしね。
みんないい感じで日焼けしてます。
今度は夏の景色が見たいね、ということでまた企画したいと思います。
帰りはやっぱり東北道が渋滞。
でも、21時には家に到着しました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する