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記録ID: 112973
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山滑走
富士・御坂

(山ボード)富士山 須走口 スノーボード滑走

2011年05月21日(土) [日帰り]
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tagonosuke その他1人
GPS
11:58
距離
9.9km
登り
1,727m
下り
1,719m

コースタイム

5:30須走口駐車場→13:57山頂15:40→16:24雪渓末端(2470m)→17:00須走口駐車場
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
雲海に浮かぶ朝日が綺麗です
2011年05月21日 04:53撮影 by  DSC-T9, SONY
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5/21 4:53
雲海に浮かぶ朝日が綺麗です
これからあの頂を目指します
2011年05月21日 04:54撮影 by  DSC-T9, SONY
5/21 4:54
これからあの頂を目指します
ブル道を登っていきます。
2011年05月21日 05:40撮影 by  DSC-T9, SONY
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5/21 5:40
ブル道を登っていきます。
綺麗な雲海。浮かんでいるのはどこでしょうねぇ・・・
2011年05月21日 05:44撮影 by  DSC-T9, SONY
5/21 5:44
綺麗な雲海。浮かんでいるのはどこでしょうねぇ・・・
雲海が幻想的ですねぇ
2011年05月21日 06:39撮影 by  NEX-3, SONY
5/21 6:39
雲海が幻想的ですねぇ
雪が出てきた場所です。とても暑い日でした
2011年05月21日 07:08撮影 by  NEX-3, SONY
5/21 7:08
雪が出てきた場所です。とても暑い日でした
アイゼンのほうが本当は良かったのですが、我々はスノーシューに履き替えて登ります。
2011年05月21日 07:27撮影 by  DSC-T9, SONY
5/21 7:27
アイゼンのほうが本当は良かったのですが、我々はスノーシューに履き替えて登ります。
たくさん登ってきました。
2011年05月21日 09:13撮影 by  DSC-T9, SONY
5/21 9:13
たくさん登ってきました。
同伴のTKN氏。かなりしんどそうです。
2011年05月21日 09:31撮影 by  DSC-T9, SONY
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5/21 9:31
同伴のTKN氏。かなりしんどそうです。
斜度がきつくなってきました。
2011年05月21日 11:27撮影 by  DSC-T9, SONY
5/21 11:27
斜度がきつくなってきました。
もう少しで山頂です。
2011年05月21日 13:11撮影 by  DSC-T9, SONY
5/21 13:11
もう少しで山頂です。
TKN氏が見えてきた。
2011年05月21日 14:09撮影 by  DSC-T9, SONY
5/21 14:09
TKN氏が見えてきた。
もう少し。がんばれ!
2011年05月21日 14:12撮影 by  DSC-T9, SONY
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5/21 14:12
もう少し。がんばれ!
やったー。到着
2011年05月21日 14:12撮影 by  DSC-T9, SONY
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5/21 14:12
やったー。到着
山頂の狛犬と鳥居
2011年05月21日 14:16撮影 by  DSC-T9, SONY
5/21 14:16
山頂の狛犬と鳥居
記念撮影〜。TKN氏、腕に力が入ってないよ(w
2011年05月21日 14:27撮影 by  DSC-T9, SONY
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5/21 14:27
記念撮影〜。TKN氏、腕に力が入ってないよ(w
山頂からのパノラマです。
2011年05月21日 14:34撮影 by  NEX-3, SONY
5/21 14:34
山頂からのパノラマです。
ずっと見たかった雪の虎岩
2011年05月21日 14:40撮影 by  DSC-T9, SONY
5/21 14:40
ずっと見たかった雪の虎岩
登り切った山頂で飲むコーヒーはまた格別においしかったです。
2011年05月21日 14:55撮影 by  DSC-T9, SONY
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5/21 14:55
登り切った山頂で飲むコーヒーはまた格別においしかったです。
いいザラメの大斜面を気持ちよく滑ってます。
2011年05月21日 16:03撮影 by  NEX-3, SONY
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5/21 16:03
いいザラメの大斜面を気持ちよく滑ってます。
でも実はかなり踏ん張っています。
2011年05月21日 16:03撮影 by  NEX-3, SONY
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5/21 16:03
でも実はかなり踏ん張っています。
TKN氏かっこいい。
2011年05月21日 16:05撮影 by  NEX-3, SONY
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5/21 16:05
TKN氏かっこいい。
撮影機器:

感想

5月21日に、生まれて始めて富士山でスノーボード滑走をしてきました。
メンバーは私と会社の同僚のTKN氏。2人とも、これまで雪がある時期の富士山を登頂したことはありません。さらに今日は板まで担いで昇るのですから不安がつのります。

天気予報では天気はよさそう。時間も15時まで登ったらその時点で下山などを決めて、3:30に自宅を出発し須走り口へ向かいます。
5:00須走り口に到着し、準備をして5:30に出発しました。ここが2000m

通常の登山道では枝が大量に張り出しており、ボードをしょっての歩行は困難という話を読んだので、上の駐車場の奥のほうからブル道に入り、下山道を少しあがってから再度ブル道に入り登山道にトラバースするつもりでした。ところが途中でブル道に入るのを忘れ、下山道をそのままあがってしまうことに。ここは砂走りになっていて、ちょっと気を抜くと足がすっぽ抜けて体力を消耗します。できるだけ滑りにくそうなところを歩いていきます。

2450m地点で雪が出てきたのでスノーシューに履き替えます。本当はアイゼンのほうが楽なのですが、TKN氏はアイゼンを持っていないので、自分だけ登れてもしょうがないし相手に使い方を説明しても納得してもらえないと思ったので、私も合わせてスノーシューで行くことにしました。

ここからはひたすらだだっ広い雪渓をゆっくり上っていきます。
スノーシューは富士山のような急斜面では滑りやすいので、一歩一歩上から踏み固めるように押し付けながら、でも足を上げすぎずにスノーシューを引きずるようにして最低限の力ですむように歩いていきます。

前にも後ろにもたくさんの人が歩いていきます。われわれの歩くスピードはゆっくりなので、前の人にはどんどん離され、後ろからも少しずつ抜かれていきます。

TKN氏は普段から山を登るような人ではないのでとてもきつそうに息を切らせながら歩いていましたが、呼吸を大きくしてゆっくりとペースを乱さないことを意識して歩くようにしてからは幾分か楽になったようです。
二人ともしゃべる余裕はなくただ黙々と一歩一歩足を前に出していきます。

頂上近くになると吉田口から来た人も合流してきて一気に人が増えます。この時期にこんなに人がいるんだなぁと驚きながら歩いていきます。

3586m地点の9合目の鳥居のそばで少し休憩して最後の100mを一気に上りきりました。


ここで初の雪富士山登頂となりました。去年の4月は富士宮口から9合目まで。今年の4月には水が塚から8合目までと毎回敗退していたのでやっと登れて感動です。
記念撮影をし、お鉢を回る余裕はなかったのでちょっとのぞいてみました。スキーのトレースがあり、底まで行った人がいるようです。次回は是非自分も入ってみたいものです。


少し食事をして暖かい食べ物を食べてから準備をします。


板を持ってザックを背負うとザックの軽いこと軽いこと。よくここまであんな重たいものを持ち上げたなぁと自分に感心です。

15:40下山道入り口について板をはいて滑走開始。約3700mから2400mまで1300mの大滑降です。
雪質は気持ちいいぐらいにすべるザラメ。ワックスを塗らなくてもめちゃくちゃすべる最高の雪質で、バターをぬっちゃった自分があほらしくなるほど。空気も薄く抵抗が少ないのでどんどんスピードに乗ります。

富士山の小石でソールが傷むかなと思い板をやわらかいボロ板にしてきたので、速度を殺せずに何度も手を突いてしまいました。こんなにいい雪なら硬い板を持ってくればよかったと後悔。
それでも写真を取り合ったり動画を取り合ったりして、16:30に50分かけて雪渓末端に着きました。
下までトリモチにあうこともなく気持ちよく滑れました。雪面がぼこぼこでしんどかったのを除いては。

ここからは板を脱いで歩いて砂走りを降ります。砂走りというだけあって、砂礫にうまいこと乗れば気持ちよく滑ってくれますが、見誤ると硬いところに乗ったりしてひざに衝撃がモロに来ます。そのときは足がしびれたようになるので、砂は知りもほどほどにしとかないと痛い目にあっちゃいますね。
あと、ブーツもズボンも土で汚れまくり。特にブーツは土がこびりついて最悪の状態に。これだけでもう須走りがいやになっちゃいました。

下山道からブル道にはいり17:00に駐車場へつきました。
5時半に出発して11時間30分。最高の滑り収めになりました。

来年は吉田口から登ってみようとTKN氏と話しながら帰宅しました。

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