浅間山
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,204m
- 下り
- 1,189m
コースタイム
08:10 火山館 休憩 09:32 浅間山立ち入り禁止前
10:04 浅間立ち入り禁止前
10:29 前掛け山頂 10:48 下山 11:30昼食 12:30 天狗温泉入湯
天候 | 曇→晴→曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
天狗温泉駐車は500円/1台 ドライバーは入浴代-100円の恩恵を受ける。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
三日前に降雪(この時期は珍しいとのこと。) 一日前には登山道部に膝下、溝中では腰までの降雪があったとのことです。 この日は登山道で足首程度の雪を避けられない個所がありました。 ゲイターがあると便利な状況。 (mi-to師匠はアウトドアリサーチのクロコダイルゲーターを自慢げに着用、自分は新潟の仕立屋さん製ウェットスーツ生地のトレランゲーターでした。) 天狗温泉横 一の鳥居前に登山ポスト有 下山後は天狗温泉 入湯 500円/人也 車両での下山時にインターまで最短距離だとガソリンスタンドがありませんので気をつけてください。 |
写真
感想
04:30 上越インター集合との約束と勘違いし、04:20上越インターへ。
メールを見返すとなんと上越南インターの文字が・・!
バイパスを飛ばして南インターへ移動。
5分程遅刻しそうなので、mi-to師匠に「インター間違えました。移動してます。」とメールすると、
mi-to「またかよ」と冷たい返事。
すでに到着してだいぶ待っているかのような雰囲気が出ているメールだったが、前方にmi-to師匠のNOAHがっ!!!
師匠、普通に遅刻です・・。
今年の山行(夏山・・って言ってもいいのかな)のスタートです。
目ざとい師匠、新アイテムのパタゴニアのパンツやホグロフスのフリース等に喰いついてきます。
師匠は本日、アウトドアリサーチのゲイターを投入。
短パンに合わせようというPEAKS的厭らしさが見え隠れしています。
自分もずっと欲しくて買う宣言していたのに・・、でも早いもの勝ちルールですから・・。
悔しいので自分でしとめた鹿の皮でデコしようと決意しました。
さてNOAHに荷を移し一路浅間山を目指します。
山談議に花が咲き、見事に目的のインターをスルー!
先のインターでUターンをかまして無事に小諸インターを降りました。
インター周辺はさびしい感じでコンビニ等は見当たらず、じきに砂利道となって4km、浅間山荘 天狗温泉に到着。
自分は1972年生まれなので、「浅間山荘事件」当時に出産、そんな縁で役所公司さん主演の映画にトラで出てたりして灌漑深いものがあるのですが、その浅間山荘とはどうやら違うみたいです。
温泉建物横の一の鳥居横にポスト有。又、その横にトイレが設置されております。
06:07一の鳥居下を出発。
自分はずっと冬山登っていたので、滑走装備と衣類が無いことがこの上なく身軽で非常に気持ち良い登坂となりました。
師匠は半年ぶりの山行ということで控え気味のペースとなります。
かるーく歩いたつもりがあっという間に二の鳥居。
師匠、ここでタバコを取りだしたので小休止です。
登山道は黒土でグリップ良く、かつ汚れないいいコンディションで、藪の少ないこの時期はいいなあと思いました。
07:59カモシカ平を通過。他の皆さんのブログを拝見するとカモシカを目撃するようですが、本日はいませんでした・・。
この周辺は見渡し広い草原です。木についたスピーカーにここは浅間なんだなと思い出させられます。
火山館にて二度目の休憩。
ここにはトイレ、水があります。管理人さんもいらっしゃいました。
小休止をして浅間を目指します。
この辺から足元が火山岩のガレたようなのが増え、足元不安定になります。
又、数日前に雪が降ったとのことで、登山道にも雪が残っています。
師匠、ここでついにおNEWのゲイターを装着。
ですが、この時すでに相当息が上がっていらっしゃったので休憩の理由とされたような・・。
自分は三日前の人間ドックで心拍数42回/分を記録しており、えらく調子上がりのようでした。
さて、今日の山行について、ずっと話続けていたことがありました・・。
それは、「浅間山へ登るか、否か?」ということです。
現在は警戒レベル1ということで、火口周辺500m以内は立ち入り禁止となっている状態。かなりの小康状態で、前掛け山までは問題無く行けます。
師匠の調査によると、追い風なら有毒ガスの心配は少なそうとのこと。
あえて平日の木曜日という入山者が少ない日をチョイスしたのも、あくまで山頂狙いだったようです。
今日の先行者はいないと思っていたのですが、前方から二人連れが下りてきました。
師匠「上に人はいますか?」と聞くと、「一人おられました」とのこと。
前掛け山と浅間山の分岐点に到着。
先行者の方は前掛け山に向かって移動中です。
師匠「どうする!?」
私 「行ってみてやばかったら降りよう。ただ、距離をあけてきてね。二人倒れたら最悪だから・・」
風は横風。時折硫黄臭がします。
300mほど進むと、く、臭い・・。や、やばくない・・。ってことでダーッシュ!
振り返ると師匠はまだまだ下の方です。
正直、結構下の方が臭かったので自分は飛ばしたのですが、じっくり派の師匠はやばいところにも時間をかけておられます。
この間に自分はさぁ〜っと頂上に駆け上がり、撮影。
確かに風向きにかなり左右されるようで、煙に追いかけられます。
「煙から逃げて右往左往した・・」という深田久弥の言葉が浮かんできました。
なのでのんびり上がってくる師匠より先に下山に入ります。
が、即効下ってきたゲイター付師匠にぶち抜かれ、立ち入り禁止看板の向こうから撮影されました・・。
先行の二人も浅間に上がったようで、足跡がありました。
さらに前掛け分岐の手前でもあがってきた方とすれ違い、気まずいながらもご挨拶。
なんとか二人とも無事に戻ってこれました。
ので、前掛け山へ。
分岐から前掛けまでは異常に歩きやすく、あっという間。
残雪と火山岩の黒さのコントラストがすごくて、目がチラチラします。
ここで師匠による「百名山読書」。
深田久弥著のアレをその山で読む師匠の恒例行事ですが、正直師匠が良く忘れて下山途中で読む姿を見かけます。
今回も前掛け山で読んでいるわけであって、本山で煙に巻かれながら読むべきでは?と思ったことは内緒です・・・。
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