鷹ノ巣山☆稲村岩尾根
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,261m
- 下り
- 1,548m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
奥多摩駅へ7時前に着き,東日原行きのバスに乗った.乗客は12名で一人が川乗橋で降りた他は全員東日原まで乗っていた.東日原までは30分弱であった.東日原で降りてから,中日原に歩いて行く途中にもみやげ物屋があり,熊除けの鈴やキーホルダーなどが売っていた.
中日原を越えると左手に鷹ノ巣山の登山口の標識がみえた.民家の間の階段を下り,ここから巳の戸橋まで下り坂をおりる.巳の戸橋を越えてしばらくは沢沿いを歩く.二度ほど沢を渡ったが,水量は多くなく,シューズも濡れなかった.沢から離れると稲村岩鞍部までは急な登りである.予定通り稲村岩頂部まで行った.たいした岩登りではなかった.確かに頂部から北面の眺めは良好である.三ツドッケを中心に長沢背稜が良く見えた.また南面ではこれから登る稲村岩尾根が良く見えた.やはり頂部まで来てよかった.
しかしこの後アクシデントが・・・.再び鞍部に戻り,稲村岩尾根を登り始めた.すぐに900mの標識があり,これを過ぎてしばらく歩くと,お尻のポケットに入れておいた地図がないことに気づいた.ビニールシートの地図入れに二万五千分の一の地図,昭文社の地図,バスの時刻表のコピーを入れておいたやつだ.おそらく稲村岩の頂部から下る時に落としたのだろう.頂部で地図を見たから,それから後で落としたのは確実である.まだ時間もあり,この先地図がないのも不安だったので戻ることにした.陣馬山でデジカメを落としたこともあり,落し物に関しては今後の課題である.結局,地図は見つからなかった.ちょっと気落ちしたが何とか気を取りなおして行くことにした.
稲村岩尾根は確かに急坂であるが,良く踏まれており,歩きにくくはない.しかしやはりきつかった.どうも体調が良くない様だ.一昨日にジョギングした時も調子良くなかったので,あまり無理をせずに行くことにした.途中何度も止まっては水分を補給した.とにかく暑かった.
ようやくヒルメシクイノダワに着き,ザックを降ろして休んだ.その後最後の急登を踏ん張ると,行く先の林の中に明るい日差しが差し込んでいるのが見えてくる.どうやら頂上に近づいたようである.林を抜けると明るく広々とした山頂であった.たしかに突然現れる山頂に着いた時の感動はひとしおである.
山頂からは南面の眺めが良く,榧ノ木尾根や浅間尾根が良く見えた.残念ながらガスっていて遠くの山は良く見えなかった.山頂でのんびり昼食を取った.
下山は石尾根を通って奥多摩駅に出ることにした.防火帯を下っていくと,ヤマツヅジ(?)がきれいに咲いていた.三ノ木戸との分岐を左方向に進むと,再び林の中に入り,途中ぬかるんでいるところで滑って転倒してしまった.左手をついたが,幸い骨折はなさそう.
地図がなかったが,迷うところもなく,無事奥多摩駅に着いた.
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