七ツ石山,鷹の巣山


- GPS
- --:--
- 距離
- 21.0km
- 登り
- 1,464m
- 下り
- 1,472m
コースタイム
- 山行
- 7:18
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 8:37
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2002年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
久しぶりに山に行く.鴨沢から七ツ石山,鷹ノ巣山に行き,榧ノ木尾根を下った.本日の収穫はなんと言っても,これで石尾根をすべて縦走したこと.
七ツ石山の山頂からの眺めが良かった.鷹ノ巣避難小屋がきれいだった.ぜひ一度泊まってみたい.鷹ノ巣山山頂は2回目だ.前回はガスが出ていて展望がなかったが,今回は奥多摩三山をはじめ,展望が非常に良好だった.榧ノ木尾根は道がわかりにくいところが多かった.落葉が多く歩きにくいところがあった.特に倉戸山からの下りは一部踏み跡が消えていたり,道幅が非常に狭いところがあった.
鴨沢からブナ坂下まで歩くのは3回目になる.前回は8月10日であった.その時はツクツクボウシやミンミンゼミなど蝉の鳴き声が凄かったが,本日は蝉の鳴き声は全く聞こえなかった.七ツ小屋下の先にある道端の滝は前回と同じく水は少なかった. 七ツ小屋下付近で休んでいる親子連れを見かけた.両親と男の子3人である.聞くと一番下の子は5歳だと.ブナ坂下から雲取山に行きたい衝動にかられたが,七ツ石山に向かうことにした.そのとき先ほど見かけた親子がブナ坂下まで歩いてきた.あまりに早いのでビックリした.また話しかけると,雲取山まで行く予定だと.場合によっては雲取小屋に泊まりたいと言っていた.明日は学校じゃないのかと聞いたが,まあいいんじゃないかな,とか言っていた.
ブナ坂下から少しきつい登りだがすぐに七ツ石山に着いた.広い山頂で眺めも良かった.ここでおにぎりを食べた.七ツ石山からは巻き道を通って鷹ノ巣山に向かった.この巻き道は(当たり前かもしれないが)周囲が木に囲まれ景色は見えない.
鷹ノ巣山の避難小屋は小屋のそとにもテーブルや椅子があり,キャンプをするには絶好の場所である.小屋の中もきれいだ.一度是非止まってみたいものだ.小屋のなかで寝そべっていると一人の中年の男の人が入ってきた.コンビニの弁当を広げて食べ出した.聞くと,稲村岩尾根を登ってきて,これから雲取へ行き,鴨沢に下りるそうだ.鴨沢最終のバス(19時頃)に間に合わせるそうだ.確かにここから雲取まで3時間,雲取から鴨沢まで3時間位だから今からでも間に合いそうだ.しかしよく歩くものだ.
避難小屋から少し登ると鷹ノ巣山の山頂に着いた.前回来たときは眺めが良くなかった(榧の木尾根と浅間尾根は見えたが遠くの景色は見えなかった)が,今回は大岳山や御前山,三頭山をはじめ,大菩薩,雁が腹摺山,その先の山々まで良く見えた.富士山は雲に隠れていたが山頂だけわずかに見えた.やはり山は天気の良い日の方が良い.
鷹ノ巣山を後にして本日の最後イベントである榧の木尾根に向かう.倉戸山までは急な下りを降りたり,広い林の中を歩いたりした.確かに落葉が多かった.広い林のなかでは踏み跡がはっきりせず迷いそうであったが,幸いMTBの二人が途中で追い抜いていったので,自転車の跡を頼りに歩いていった.倉戸山まではとにかく長く感じた.4時10分のバスに乗り遅れたくなかったので,必死に歩いた.倉戸山までは自分なりにハイペースで歩いてコースタイムとおりだった.倉戸山の山頂は広かったが,林の中で景色は見えなかった.倉戸山からの下りは落葉で道が消えているところがあったり,非常に道幅が狭いところがあったりして歩きにくかった.歩いている時はこんな道は二度と歩きたくないと思ったが,振り返ってみると,時間を気にせずゆっくり歩くには良い道かもしれないと思う.倉戸口では一本早いバスに間に合った.
奥多摩駅で缶ビールを2本買って,電車の中で飲みながら帰った.
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