京ヶ倉・大城へ ヒカゲツツジ・梓川のU字S字


- GPS
- 03:30
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 698m
- 下り
- 698m
コースタイム
天候 | 薄雲リ・北アルプスには雲がかかる |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に問題ないが滑りやすい急斜面が続く トラバースはあるが細尾根が続く |
その他周辺情報 | やまなみ荘 |
写真
感想
2017年(平成29年)5月11日(木)
京ヶ倉・大城へ 3回目
「急斜面 ヒカゲツツジの 京ヶ倉」
ヒカゲツツジの白・ヤマツツジのオレンジ・紫色のツツジ
梓川のU字・S字の流れ
馬ノ背からの岩殿山など里山の穏やかさ
天狗岩付近など思っていた以上にドキドキハラハラ
「剣すり」まで足を伸ばす
と見応え、適度な緊張感を味わう山となった。
不安定な天気で安曇野は小雨がパラパラと降り、
そうかと思うとさっと晴れ間が出たり、
またまた雲が出て暗くなったりとしていた。
東の空を見るとだいぶ青空が出て、
近場の山へ行こうと思いまずは子檀嶺岳を目指した。
遅くなり出発したのが10時30分頃、
途中で子檀嶺岳までは時間がかかり過ぎると思い、
急遽、池田町・四人峠経由で生坂の京ヶ倉へ方向転換した。
今回が3回目の京ヶ倉になる。
最初、万平から眠り峠まで縦走をしている。
2年前には大城方面から京ヶ倉へと登っている。
久しぶりに万平から登ることにした。
そこで万平から京ヶ倉・大城そして剣すりへ寄り、
ピストンをしてみようと考えた。
常にどこに登ろうか、コースはどうしようかなど考えていたので、
京ヶ倉から万平への下りを経験してないのは分かっていた。
それに、剣すりへもコースではないが、
踏み跡はあるという情報があったので行ってみることにした。
万平から1回登ってはいるものの、
登山口と馬ノ背の記憶はあるが
後のコースは
全く覚えていなかったというのが正直なところだった。
意外と急斜面!
山容からして当たり前のことだが
ロープの急斜面がこれほど続いているとは思わなかった。
殊に天狗岩付近はロープの連続で滑りやすい急斜面。
さらに必ず片側はすっぽりと切れ落ちているので
少しハラハラドキドキする緊張感が続いた。
そんな中ですでに終わりに近いのだが
ヒカゲツツジが美しかったのには感動した。
殊に急斜面に咲き、その先に京ヶ倉の山頂が望める
このロケーションはなかなか見られないものだろうと思った。
さらに京ヶ倉の絶景の一つ
梓川の蛇行は、
大きく優美に曲線となり流れているのだった。
眼下にコバルトブルーのU字、S字描かれているようだ。
稜線に出ると、
馬ノ背からの東側に広がる
幾層にも重なる里山の波が美しい。
殊に一番手前に岩殿山の稜線
そしてその背後に四阿屋山と大沢山、それに入山の山並みだ。
北側には聖山の広い山頂部、冠着山の三角錐が見て取れる。
西に目を転ずれば雲がかかっているが北アルプス。
餓鬼岳、唐沢岳は雲間から姿を現してくれた。
有明山の黒々した山容も美しい。
下山途中、稜線から万平への分岐をさらに南に進むと
「剣すり」になる。
どんなところか進んでみると
「生坂村の茸山」ということで、
途中「立ち入り禁止」の標識があった。
山頂には神のお札が祀られていたが、
眺望もなく秋にはキノコの山となり、
登山者が入ってはいけない領域になるのだ。
今回3度目の山行なのに新たな感動を得た。
時期、コースを変え、そして時間が経つと
新鮮、正に新たな山へ登っている感覚になる。
京ヶ倉・大城
里山の名峰です。
ふるちゃん
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