トレランレース初参戦 富士忍野高原トレイルレース
- GPS
- --:--
- 距離
- 30.8km
- 登り
- 1,579m
- 下り
- 1,573m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
気持ちが良いが登りが辛いトレランコース |
写真
感想
トレランを始めて半年ちょい、やっと走れるようになってきたので、今回初めてトレランレースに参加しました。
私は喘息持ちなので、マラソンを含めてレースへの参加をあきらめていたのですが、走り始めてみると喘息への対策の見込みがたったため、レースに挑戦してみることにしました。
参加したレースは富士忍野高原トレイルレース
このレースは富士山を眺めながら走れるコースということもあり、今年2回目と歴史は浅いながらも参加者が2000人を超える大きなレースです。
競技種目もショート、ミドル、ロングと初級者から上級者まで自分の走力に合わせてコースを選べるようになっています。
私が参加したのは31kmのロングコースでどちらかというと上級者向けのコースです。
忍野という名前から、それほどきつくないイメージを持っていましたが、RUNNETで去年の感想を見るととてもキツーイコースらしいので、事前にしっかりと走りこみをしました。
当日は朝3時に起きて早めの行動で5時30分に駐車場に着きました。
途中足柄SAに寄ると、このレースの参加者と思われる方がたくさんいて、会場はどんな感じだろうと思っていましたが、到着してみると数多くの車と参加者、様々なスポンサーのブースととても盛り上がりを感じました。
会場について私がまず最初にしたのはブースでの買い物です。
シューズ販売のブースでは前から欲しかったスポルティバのレースブレードという軽量シューズがおよそ半額で売ってるではありませんか!
まだ受付もしていないのに早速シューズを試履して即購入しました。
その他MUSASHIのリプレニッシュなどを買って、満足したところで受付を済ませました。
受付は待つこともなくスムーズに終わりました。
受付でもらったものを見てみると、参加特典のシャツ、ゼッケン、シューズに付けるICタグ、参加者名簿が入っていました。
事前に教えていただいたフォロアーさんのお名前を見たり、有名トレイルランナーの参加者を確認したりしました。
その後、トイレに行ったり、喘息の対策をしたり色々準備しているとスタートの時刻となりました。
スタートは事前の申告タイムを元にした前半、後半2つのウェーブスタートというシステムです。ゼッケン番号も申告タイム順にふられます。
私は今回がマラソンを含めて初めての大会参加であったため、自分のベストタイムがわからず、事前の申告タイムを遅めに設定して後半の最後の方のゼッケンとなりました。
ゲストランナーの間瀬ちがやさんや福田六花さん、忍野村村長さんの挨拶が終わり、いよいよ花火と共に前半ウェーブがスタートしました。
後半ウェーブは前半ウェーブがスタートした10分後にスタートです。
私はどの辺に並ぼうか考えた結果、大会直前にタイムを測ったところ申告タイムよりずいぶんよかったため、調子にのって後半ウェーブの最前列の真ん中に並んでしまいました。
初のレース&ミドル、ショートの選手、テレビカメラが見つめる中、少し緊張しながら最前列で待つこと10分、いよいよスタートしました。
スタート直後は少しロードを走ったあとにこのレースの最高地点まで800mを一気に上がる登りが続きます。
このレースはいくつか渋滞が発生して待たされることが知られているので、そこまでは皆さん頑張るつもりなのか私が遅いのか先頭集団はぐんぐん登っていきます。
私は徐々に遅れながらも先頭から30人くらいのところに落ち着き、その位置でレースを進めました。
苦しい登りを頑張っていると第一の渋滞がやって来ました。
渋滞では相当待たされるため、休めるのが嬉しい半面、今までの頑張りはなんだったのかと思うほどに後続の選手もみんな追いつきました。
渋滞中は周りの選手とお話をしたり、景色を眺めながら待ちましたがこの後も3箇所ほど渋滞箇所があり、トータルで2、30分位待ったのではないかと思います。
コース中は適度なところでエイドがあって、スポーツドリンク、水、オレンジ、バナナ、塩、梅干などを補給することができます。
また、コースのいたるところに係の方が立っていて、コースの案内だけではなく、温かい声援をいただくことが出来ました。
まさに忍野村あげての一大イベントといった感じです。
普段トレランを楽しんでいるときには疲れたら休み、山頂では大休憩をとりながら楽しんでいましたが、レースはそんな甘いものではありませんでした。
初レースということで、私は周りの選手について行ったわけですが、みなさんエイドでは休まない、延々と数キロも続く登り坂も立ち止まることもなくひたすら進み、登りが終わればすぐ走るという状態でスタートからゴールまで心臓バクバクの状態で頑張り続けました。
レースの終盤は体も足もきつい状態でした。
レースは前半のピークまでのキツイ登りと後半の一部コースの2週目の登りが核心部分で、最後のロードで気力を試されるコースでした。
レースが始まってしばらくして、トップトレイルランナーでゲストランナーである間瀬ちがやさんが笑顔で会話しながら私の横を軽く追い抜いて行きました。
私が上りでヒーヒー言いながら登っているところを記念撮影をしたりしながら涼しい顔で登っていきます。
やっぱりトップ選手はすごいなーと思いました。
そんなレースの中、自分自身のミスでちょっとしたトラブルがありました。
レース中盤の大エイドに到着したときに2回通らなければ行けない二十曲峠のチェックポイントの1回目の際にICタグを記録するマットを通過した記憶が無いことに気づきました。
これを係の方に申し出たところ、現場では判断できず、詳しい方と連絡を取り始めました。
その際に無線の電波の状態が悪く、趣旨がよく伝わらないために一時は失格なのでレースを終えてくださいと言われました。
別の係の方が、無線ではなく携帯電話で再確認をしてくれたのですが、その携帯も通じずもうダメかなと思ったのですが、その方が多分大丈夫だと思うので、2回目のチェックポイントで事情を伝えてみてくださいということになりました。
この間、結構な時間待つことになり続々と後続の選手に抜かれました。また、2回目のチェックポイントで失格と言われる可能性もあり、若干モチベーションダウンの状態で苦しい後半2週目の登りを登り続けました。
2回目のチェックポイントに到着してみると事前にHPで紹介されていたチェックポイントの写真とは全く違う状態でICタグのマットが敷かれており、どの選手ももれなく通過するように配慮されていました。
初めてのレースで余裕がなかった私のミスですが、これですっきり走れるようになりました。
念のため係の方に先程のことを伝えるとパソコンで記録をICタグの通過記録を確認していただき、私の1回目の通過を確認できました。
ここでも少し待ったため、問題がないことがわかった後は今まで遅れた分を取り返すとばかりに勇んで走り始めました。
このチェックポイントから先は下りと平坦なコースとなるので、ストライドを広げてペースを上げました。
事前のチェックではこの最後の部分が辛いという感想が多かったので、少し懸念していましたが結果はそのとおり、みなさんの感想どおり辛いのなんのって、まだまだ走力の無い私にとっては本当に精神力の勝負の世界と感じました。
ただ、辛い中でも最後はゴールまで徐々にペースをあげていけたので、多くの選手が失速する中なんとか順位をあげていくことができました。
レースの結果はロングコースの男子907エントリー(完走671人)中、300ちょいという結果でした。10分前にスタートした前半ウェーブの選手はナンバー500番近くまでいたようなので、頑張って前半ウェーブの中には食い込めたかなという感じです。
しかしながら、途中いろいろあったとはいえ目標タイムには大きく届かず、これが今の実力ということで、今後さらに鍛えなおさなければと気持ちを新たにしました。
レース後はTwitterで日ごろ情報交換させていただいている方と携帯電話で連絡をとって、お会いすることができました。
色々話を聞くとその方は49歳にもかかわらず、とても速いタイムで年代別でも1,2位といった実力の方でした。
しばらく楽しくお話しさせていただいて、今度一緒に山や食事に行こうと約束してわかれました。
反省と楽しさと辛さがあった初のトレランレースでしたが、いろいろ自分の弱い部分や持病の喘息への対策の課題が確認できたので、とても良い経験になりました。
すでに申し込んである秋のハセツネに向けて、トレーニングに励み、あともう1つくらいレースに出たいと思います。
Araさん、初レースお疲れ様でした。
ハセツネにむけて、走れる自信をつかまれたんではない
でしょうか。残念ながらハセツネに参加できませんでし
たが(ショック!)、事前の試走をご一緒させていただき
たいと思います。
疲れない程度にコースのポイントを走りましょう!
トレランレースお疲れさまでした。
喘息という持病がありながら、ここまでやれるとは、同病の方に
勇気と希望を与えることができたかと思います
私も子ども時代にペルテス病という大腿骨が壊死(えし)する病を患い、
5年の闘病生活で現在も左右の骨の長さが1.5儖磴い泙后
今は、靴を購入する際、短い足のアウトソールを1儿發張り替えてもらい脚長差を補正してます。
こうすることで、膝の痛みも軽減してきてました
これからも、持病も何のその、お互い頑張りましょう
Araさん こんばんは
初トレランレース、お疲れさまでした。
チェックポイントのアクシデントはロスタイムになってしまいましたが、 Araさんの精神力で乗り切りましたね。
そして、結果オーライで良かったです。
初参加でこの順位は凄い! 益々やる気になっちゃいますね。
ハセツネのエントリーは本当に残念でした。
Twitterでも書きましたが、私がエントリーできたときにまずtayukayuさんと一緒に走れることが頭に浮かんだのですが、本番でお会いするのは来年ということで楽しみにしています。
その前に今年の試走はご一緒させていただきたいと思いますので、「美味しいところだけ頂いちゃおうコース」をご一緒お願いいたします
前から少しお話にきいていましたが、足のご病気を乗り越えた山へのチャレンジ敬服いたします。
私の方も若干厄介ですが、うまくコントロールしていきたいと思います。
私も小さな頃はとてもひどい状態で救急車にたらい回しにされてもう助からないと言われたこともありますし、3回くらい死にそうになりました。
公害病指定を受けれる状態でしたが、親がそれは拒否したという病気持ちです。
でも、これも含めて私の体なのでそれを乗り越えてスポーツに取り組むことも1つのモチベーションになっています。
satoyamaさんのおっしゃるとおり、持病も何のその、お互い頑張りましょう
ただでも苦しいトレランレース、第2チェックポイントで下山を言い渡される可能性がある中で走るのはちょっとモチベーションが落ちました。
でも、今まで一生懸命トレーニングして準備したので、記録は残らなくてもコースを最後まで走らせてもらえるようにお願いしようと考えながら走りました。
順位については今後もっと上を目指せるように努力したいと思いますし、タイムアップを目指したいと思います。
あと、楽しむトレランや山登りも楽しみたいと思います
忍野トレイルお疲れさまでした!
なんだかんだと楽しいレース、体験だったようで、
良かったですね!
ちなみに会社の仲間は途中関門に引っかかり又も!
門限破りとなったようです!・・・・
結果だせるにはそれなりの日々のトレーニングが、
必要で決して練習は嘘付かない!・・・
ってところですね!
次もまたその次も頑張ってくださいね!
初トレランレースお疲れ様でした。
本格的にレースデビューですね
トレランやっている方はホント凄いですね。
登りをランでしかも30km越え、、、
大会上位の方は怪物ですね。
ハセツネに向けてのトレーニング、頑張って下さい。
Araさん、こんにちは。完走おめでとうございます。
アクシデントにもめげない様子が伝わって来ました
初トレラン参戦なのに、一番きついロングコースにエントリーですね。確かに参加するなら一番ロングがイイですよね
ハセツネのレポも楽しみです
とっても楽しい体験ができました。
トレーニングのかいあってそれなりの結果を出すことができました。
しかしながら、目標タイムには大きく届かず今後の課題がたくさん残りました。
ということで、まだまだ鍛えていくべき課題がたくさんあるということになるので、これまた楽しい状況が続きます
次もまたその次も頑張ります
トレランのトップランナーは本当に怪物級ですね。
今回のコースも31kmを2時間50分ですから。
kankotoさんも走るのお好きだったと思うので、ご存知のとおり、これはフルマラソンで言うとサブ4ペースですからね。しかも、きつい登りのある山をサブ4ペースです。
本当に驚くべき身体能力ですよね。
で、私はというと登りはほとんど歩きなので、もうちょっと走れるように頑張りたいと思います。
ハセツネに向けてトレーニングにはげみたいと思います
参加するならやっぱりロングですよね
と言いたいところですが、トレランレースは本当に苦しいものでした。
でも、また出たくなっちゃう。これが性というものでしょうか
アクシデントの時はどんどん抜かれていったのがきつかったのですが、山登りを趣味とするものとしてこんなことではめげてられません
ハセツネの時はもうちょっと間抜けなことのないレポにしたいと思います。
Araさん こんにちは
凄いですねあの山を走って30キロ・・・
どう頑張っても自分には無理・・・ 笑
でも大会の雰囲気も楽しそうで良いですね
しかし・・・体だけは丈夫で育ったのに
Araさんを見習ってもう少し精進しないとです
これもいつも口ばかり・・・
大会の雰囲気はとても楽しかったです。
あと、運営の係の方々の丁寧な対応と熱心な応援、村民の方々の応援とまさに地域が一丸となった大会でした
精進については私も好きでやってることなので、努力ということでもない気がします。
ちょっと辛い時もありますが 笑
あと、持病がモチベーションにつながっている面もあります。
いずれにしても、無理せず楽しむことが大事ですよね
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