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Yamareco

記録ID: 115567
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無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

鹿島槍ヶ岳

2011年06月04日(土) [日帰り]
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charlie その他3人

コースタイム

大谷原(4:00)→西俣出会(5:05)→高千穂平(7:07)→冷乗越(9:56)→冷池山荘(10:30)→布引山(12:00)→鹿島槍南峰(13:00〜13:30)→布引山(14:00)→冷池山荘(15:00)→冷乗越(15:30)→高千穂平(17:18)→西俣出会(18:45)→大谷原(19:45)
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
撮影機器:

感想

6月3日20時に事務所を出発、良い調子で車を走らせていると23時に梓川PAまで来た。このまま出たら高速割引がないので1時間パーキングで時間を潰す事にした。事務所出発は21時に出るのが丁度いい感じだ。
12時過ぎにインターを下りて大谷原に着いたのは1時、テントを張ってちょっと飲んで1時30分就寝。
イノッチは3時に起きて他のメンバーは3時30分起床、2時間の睡眠で4時出発。
ゆっくりと林道を歩いて1時間で西俣出会対岸に到着し少し休憩。これから赤岩尾根を登る。
鹿島慰霊祭には何度か参加しているが、いつもはベース隊で飲んだくれてダメ人間になっているので今回はダメ人間脱却を目指して、鹿島槍のピークへ行くぞ〜!!
赤岩尾根は急登になり所々に鉄のしっかりとしたハシゴが掛かっているので、それほど危険を感じないで登って行ける。日が出てからはすぐに熱くなり汗だくで登るようになる。途中、1ヶ所雪渓のトラバースがある。高千穂平手前で突然海さんが「痛い」と叫びだした。疲れの為か足が攣ったようだ。少し横になり足を延ばして休んだら少し良くなったので、高千穂平まで行ってアミノバイタルを飲んだら痛みが治まったようだ。アミノバイタルも即効性があるね!
高千穂平からは鹿島槍や爺ヶ岳、眼下に雪渓もよく見える。
休んでいると急に風が出てきてカッパを来て登り出すがすぐに風が止んでまた熱くなる。
ここからは急登はないが冷乗越下の雪渓をトラバースするのが一番の難所になる。
岩稜帯を越えて雪渓が出てきた所でアイゼンを履く。正規ルートは横へトラバースだったが、落石が起きていたので少し直登してからガレ場をトラバースして冷乗越に着いた。直登している途中にナオちゃんから三ノ沢雪渓にいてこちらがよく見えると無線が入ったが三ノ沢雪渓が何処か分からずにこちらからは見つける事が出来なかったのが残念です。
冷乗越に来ると立山・剣が大きく見えた、GW五竜岳に行ったがその時よりも全然大きく見えた。メグネェが鹿島槍のほうが近くに見えると言っていたが本当に近くに見えて感動!!。やっぱりここは剣をバックに記念撮影でしょう。
やっちゃいました、ロープ片手に持って右腕を上げて「また、山へおいでよ!」
冷乗越には石碑が有り柴笛のプレートも入っているが深くてプレートには手が届かなかった。
冷池山荘はまだ営業していないが6月中旬からの再開準備中だ。
布引山へ到着するとメンバーの疲労がピーク状態で鹿島槍まで行くか?止めるか?との話になったが、ここに不必要な荷物をデポしてみんなで行くことにした。
下山開始のタイムリミットギリギリの13時に鹿島槍南峰に到着。
思えばゴールデンウィークに五竜へ行ったときに鹿島槍の兜のような荒々しい形を見て行ってみたいと思っていたが、ついにここまで来た!!
山頂からは五竜岳はもちろん剣・立山、槍ヶ岳まで見える。剣と槍を一度に見られるなんてそう無いだろう。
山頂で持ってきた花と線香とお酒を御供えした。イノッチは「先輩達、今年も来ましたよ!」と声を掛けていたが、ここまで3年も続けて来るなんてそうできる事じゃない。イノッチは凄いな〜!
来年は来ないと言っているが、きっと来年も来るんだろうな・・・?
30分休憩して下山開始、布引山でデポした荷物を回収して冷池山荘まで来たら山荘のお姉さんが温かいお茶とかりんとうをご馳走してくれた。疲れている時に温かい飲み物と甘いお菓子は元気が出る。しかもお姉さんも可愛いし・・・。
お姉さんが言うには自分達は2週間ぶりの登山者だったらしい。
冷乗越からのトラバースはトレースが無くトレースを作りながらのトラバースになる。ロープを付けて海さんがリードで行ってくれる。自分も雪山の経験が少ないので、やはりこう言う時は経験者が居てくれて助かります。
メンバー全員無事トラバースを通過して高千穂平まで来た時は17時を回っている。何とか明るい内に赤岩尾根を下りたい。
少し休憩して出発、西俣出会に着いたのが19時少し前でまだ薄明るい内に着いた。少し休憩して19時45分にベースの大谷原に着いた。
なんと16時間行動の山行になった。それでも全員無事に下山出来て良かった。
今回のメンバーにお疲れ様です。ベースで食事を取らずに待っていた皆さん、ありがとうございました。

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コメント

おつかれさま〜
稜線直下の核心部の4人の動き、三の沢から見えましたよ〜。時間的に柴笛パーティーだろうなと思い、無線 しちゃいました。登頂おめでとうございます。
天気良く なによりでした。こちらも無事、東尾根に行けました。
2011/6/9 23:33
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