蓬莱山へ 金比羅神社より 小女郎ヶ池ピストン
- GPS
- 04:30
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 892m
- 下り
- 875m
コースタイム
- 山行
- 3:50
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 4:30
前日、武奈ヶ岳 大津市に泊まる
6:00 国民宿舎ビューロッジ琵琶発
6:40 金比羅神社着
<復路>
11:30 金比羅神社発
13:00 坂本 比叡山高校付近着
日吉神社から大比叡へ登る
16:30 下山し
翌日 0時過ぎ 安曇野穂高へ
天候 | 薄雲リ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に問題ない |
その他周辺情報 | 比良とぴあ 国民宿舎ビューロッジ琵琶(格安・お風呂が良い) |
写真
感想
2017年(平成29年)5月31日(木)
蓬莱山へ 金比羅神社より 小女郎ヶ池ピストン
「リベンジだ 小女郎の池 蓬莱に」
昨日、武奈ヶ岳に登った後
ゴンドラ乗り場から金比羅峠経由で蓬莱山を目指した。
しかし登り始めて約1時間、16時になり
金比羅峠少し手前で下山してきた。
という訳で
リベンジの山行となった。
登山ルートは金比羅神社からにした。
実は前日も金比羅神社からと思っていたのだが、
神社の場所がわからず辿り着かず、
ゴンドラ乗り場から登ることになった。
今日は神社の方向が大体分かってきていたので、
間違えずに金比羅神社へと到着することができた。
さらに林道は延び、かなり上部まで車で行けそうだった。
道幅、荒れ方からするとここがベストだったと思う。
金比羅神社前の広場から歩き始めた。
林道を30分ほど進むと登山道に入った。
ロープも張ってあるいきなりの急登に取り付く。
角ばった石がごろごろするジグザグの道を順調に高度を上げていく。
ほとんど景色も変わらず樹林帯の中を歩き続けることになる。
金比羅峠はどんなところなのだろうかという思いがあった。
峠であるから見通しもきき展望も開けるかと思いきや、
木々が生い茂る登山道の延長のようなところだった。
昨日もこの近くにまでは来ていただろうという位置に思えた。
峠を少し登ったところに大きく崖崩れした場所があり、
琵琶湖を見通すことができた。
そんな金比羅峠を過ぎさらに急登を行くと
ゴンドラ山頂駅のある峰が現われ、スキー場へと飛び出した。
フェンスの一部が開けられ、そこからスキー場に入り
リフト沿いにしばらく登ると平坦な山頂に到着した。
綺麗な芝生の山頂は気持ちよく、
まだ観光客もいない静かな空間が待っていた。
山頂からは昨日登った武奈ヶ岳がはっきりと見え、
それに今日午後に登ろうと考えている比叡山が薄らと見ることができた。
360度の展望は気持ちよく眼下にはもちろん琵琶湖が広がっていた。
あまりにも広く海と間違うのは当たり前のような感覚になった。
ここから先
小女郎ヶ池をさらに目指した。
ゴンドラ、リフトを乗り継げば登れる蓬莱山の山頂。
しかし小女郎ヶ池は20分ほどは歩かないと到着することができない。
山頂からしばらく下り、また登る。
起伏のある稜線を進み小女郎峠へ。
ここからさらに少し下った位置に小女郎ヶ池が静かに待っていた。
1000mを超える位置にある小さな湖沼だ。
水が蓄えられているのも不思議だが名前にも興味があった。
小女郎、悲しい身売りされた娘がいたのではないか
との推測をしていったのだが。
湖に住む大蛇が化身した色男に身を投じてしまった妻。
旦那と子供のいる女の哀れな伝説から生じたようだ。
蓬莱とは仙人がお住いになっているはずの山だ。
その神聖であろう山に、この俗な伝説!
ちょっと似合わないのが面白くなってしまった。
しかし湖面に映る蓬莱山は美しかった。
さらに周りに笹原も広がり一見の価値ある湖沼だった。
小女郎峠から下ることもでき、周回コースも考えたが
時間的に余裕なく金比羅神社へ戻ることにした。
再び戻った蓬莱山の山頂は先ほどと同じく静かだった。
ベンチに横になりしばし休み。
比良の空気をいっぱい吸うことができた。
元気の出た体は急な坂も順調に下りることができた。
最後に神社手前の金比羅の清水で喉を潤し、
熱くなった体を冷やすこともできた。
最後にこの清水が飲めたことに幸せを感じた。
そして比叡山も登れそうな力が涌いた。
ふるちゃん
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