足尾ウメコバ沢 中央岩峰正面壁凹角ルートダイレクト
- GPS
- 09:34
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 2,054m
- 下り
- 2,063m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
06:08 銅親水公園
07:48 ウメコバ沢出合
08:19 取り付き点
08:51 1P (登攀開始)
09:29 2P
09:54 3P
10:49 4P
11:23 5P
12:04 6P
12:37 登攀終了点
14:26 ウメコバ沢出合
15:42 銅親水公園
先月訪れたウメコバ沢中央岩峰。その時、登攀したルートのすぐ横には、中央岩峰のピークへダイレクトに突き上げる凹角が印象的で再訪を約束し下山。その時の約束を果たすべく、再び中央岩峰へ行ってきました。
銅親水公園よりアプローチ開始。
僅か約数週間の間に新緑の緑は初夏を感じさせるかの様に深い緑へと変化し、モノクロの岩肌にも多くの緑が映え季節の変化を感じながらウメコバ沢出合を目指します。 前回より水量の減った松木沢を渡渉し、ウメコバ沢へ。出合よりすぐに現れるF1,2は慎重に残置Fixを使い通過した後、なだらかな沢を詰めて行き、中央岩峰へ向かいます。
取り付き付近より見上げる凹角ルートダイレクトは、垂璧にそそり立ち、かつ攻撃的なラインで緊張が走る中、取り付き点へ。顕著な凹角より登攀開始。
1P(⁻)40m 出だしより凹角を辿り高度を上げる。残置無し。NPでランナーを取りながら進み、終了点直下で左のフェースへ出る。
2P(后A1)25m 出だしがかなり悪い。真上の凹角には入らず右横のカンテ伝いに高度を上げる。恐らくこの箇所がA1だろうが、細かいながらホールドスタンスは有るので、フリーで抜ける。残置なしプロテクションはNP。
3P(⁺)40m ルート上の核心ピッチ。足元が切れ落ち高度感が凄い。忠実に凹角を辿るが、左右に小刻みにムーブを移しながら高度を上げ、中間部現れる乗越がかなり嫌らしく感じた。この区間だけ残置が有った。
4P(⁺)30m 出だし、左に有るカンテより高度を上げすぐに凹角へ入る。下部に比べれば傾斜は落ちてくるが気は抜けない。NPでランナーを取る。
5P(⁺)35m 右の階段状から凹角へ。NPでランナーを取る。上部は浮石多し。
6P(掘50m 凹角の左横のフェースを登り切り、右にトラバースした後ガレ場を詰め、終了点へ。残置無し。登攀出来そうなラインを詰めれば、ピークへ出ると思う。
下山は残置Fixを頼りに高度を下げて行きました。終始、天候にも恵まれ充実した登攀を楽しむ事が出来ました。
しかし、凹角ルートダイレクトの隣には直上ルート、さらに背後にはチャンピオン岩稜、R6と良い課題を残し再訪の約束をし、帰路につきました。
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