京都北山・比叡山848m 初夏の比叡山延暦寺から大原三千院
- GPS
- 06:40
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,195m
- 下り
- 1,044m
コースタイム
◇コース 京阪坂本駅10:00→11:40延暦寺会館(昼食)12:10→13:15玉体杉→13:30横高山→14:00水井山→14:35迎木峠→15:50三千院→16:05大原バス停
過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
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アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
◇地 図 1/25000「京都東北部及び大原・京都北山 ※交通費:2420 円(JR 3080 円) ※雨天決行 ※ビジター参加可 |
写真
感想
京阪坂本駅から大原三千院まで、小雨の中のハイキングでした。
「一隅を照らす」の文字が掲げられた参道から大谷渓道を歩き、衣掛岩から悲田谷道に入り根本中堂を目指します。悲田谷道は道沿いには磨崖仏が並ぶ今日一番の山道です。途中には覚運廟、亀塔等の遺跡もありました。延暦寺会館で昼食、雨に濡れずにすみました。京都一周トレイルの道標を見ながら延暦寺境内の道を進みます。道沿いには様々な建造物が残されていて、参拝客も多いようです。
奥比叡ドライブウェイと平行して進む京都一周トレイルの道を行きと玉体杉に着きました。なかなか立派な大木です。さらに横高山、水井山を過ぎ、迎木峠から西に向かい、東海自然歩道をだらだらと下り、大原へ向かいます。このあたりは国有林のようで、周囲の植林が伐採されたため、途中のハイキング道上に枝が散乱しており、雨に濡れた枝に乗ると滑りやすく危ないとCLから声が飛びます。私も思わず小枝に乗り、滑ってしまい、危ないところでした。
【玉体杉】回峰行者がここでとまって、御所に向かって玉体加持(天皇のご安泰をお祈りする)をするこの大きな杉の木を「玉体杉」というそうです。
「乙なもの」の乙を辞書で調べると「趣のあるさま」と出る。この日、雨でも京都・滋賀に跨る古刹を歩きたいと京阪坂本駅に集まった参加者は12人。京都の雨は「乙なもの」と思われただろうか。
京阪坂本駅前の広場で色とりどりの雨具、ゲイターを装着し、期待を胸に歩き出す。初CLのリーダー自ら先頭を歩き、後続の参加者に気を遣っていた。今日のビジターは全員女性で、いずれアヤメ(菖蒲)かカキツバタ(杜若)と思える位に健康的で若々しい。雨に濡れたリスクの高い道程も丁寧に歩いて、楽しい会話が静寂の山々に響く。
CLによれば、このコースで注意すべき点は殊にはないのだが、私は、もらった地図を見ながらルートを探すのは困難だと思いました。一般の参拝者はロープウェイで登るので軽装ですが、ときにそういう人たちに混じって山を往くのも楽しいなと思いました。横高山から大原の里まで緩やかな下りで道は変化に富む。最終大原の里手前の登山道は、多少荒れており、川の水が流れ出てきてかなり歩きにくいのですが、それでも全員しっかりと歩き、大原の里が見えたときはとても嬉しかった。まだかまだかと思って歩いたが、漸く笑顔が戻る。終日雨で足元も大いに汚れてしまいましたが、それなりに楽しい1日になりました。(OO)
終日雨の山行でしたが、雨でないと見られない木々の姿も見られます。
森閑とした、比叡山の木々が、一層濃く見えました。ところどころで、見られる無縁仏や仏塔は、まさしく聖地です。いまも、「百日回峰」や「千日回峰で、行をしている僧たちの通過する道かもしれません。
前に無計画で、来たときは、横川で、引き返したことがありましたが、
今日は大原三千院まで、縦走でした。長い距離でした。せっかくの、聖地延暦寺や三千院を巡れなかったのは、残念ですが、目的は、山歩き・・まぁ仕方なしです。
観光には、別途来ることとしましょう・・
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