焼石岳 (中沼登山口より)

2017年06月27日(火) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 12.4km
• 登り: 850m
• 下り: 840m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:28
• 休憩: 0:43
• 合計: 7:11

6:39 中沼登山口
10:20 11:03 焼石岳
13:50 中沼登山口

※うろうろ道草の時間含む。

天候

晴れのち曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

平泉前沢IC→ナビ通りに→尿前林道→中沼登山口
※尿前林道は5.7kmのデコボコ未舗装路。時速10〜20kmで走行しました。極端に車高低い車以外はゆっくり気を付ければ通行できそう。すれ違いは困難。

コース状況／危険箇所等

全体的に湿っぽい。
泥濘、水溜まり、沢のような道、ところどころ残雪あり。
上沼付近の登山道上に、新しい感じの大きめなクマのフンがあった。

その他周辺情報

▼中沼登山口トイレ
ペーパー備え付けあり。手洗い水道なし。

▼日帰り温泉
クアパークひめかゆ、大人600円。お風呂広め、薄い黄緑色で、もったりツルツルな濃いめのお湯。サウナ、シャンプー、ボディソープ、ドライヤー、鍵付きロッカー(無料)あり。

写真

6時着、駐車場は10台弱程。

今日は道の側にずっと水。水はすごくキレイなのだが…
この先、泥濘で靴ドロドロ→沢状の道でドロ洗い流される、を繰り返す

ちょっと視界開けた場所から、幻想的な景色が！

トリちゃんお腹ショット

よく見るやつだ！
山頂このまま晴れててね〜

コバイケイソウ

朝露

振り返り。朝の空気は気持ちいい

たくさん咲いてた

水芭蕉ロード

もっさもさ

道が沢。これはいつもなのか？雪解け時期だからなのか？

つぶ沼コースとの合流地点は残雪たっぷり。ロープついてたが…

右側から上がった。こちらも笹の根っこでツルッツル。

振り返ったら幻想的な景色が継続中。山頂への期待が高まる！

標高上がるにつれ、

次々に出てきます

そこらじゅうに

たくさん咲いてて全然進まない

山頂登場

後ろも何やらキレイ

イチゲがたくさん

1枚で3種写る贅沢よ

航空自衛隊って書いてある。何度か旋回してた

うおー！今シーズン初チングルマ😍

チングルマの立派な株、周りに広がるイチゲたち(＆師匠)

東焼石側に少し寄り道したがお花少なめだったので姥石平分岐へ引き返す

ヒナザクラ！かわいいね〜

イチゲのお花畑と焼石岳

確かにすごい…
これでもピークは過ぎたとか

はぁ〜かわいい

新鮮なヨツバシオガマ

お花畑からの、どどーんと鳥海山！

下から吹き上げる風が涼しい

来た方振り返ったらこの景色

素晴らしすぎる！なんなんだこの山は…

通りがかった親切なおじさまに撮って頂きました🙇

友人＆友人が大変お気に入りのきびたんと鳥海山

山頂！師匠に撮って頂きました🙇

はぁ〜〜なんだこれ…感動すぎますわ…鳥海山かっこいい…

岩手山

早池峰山…道直ったらまた行きたい…

360°大展望の中でランチ。これは帰りたくないやつ！

でもそろそろ下山します😭きびたん写真撮りながら(笑)

下りはいつもあっという間

ヒナザクラ、さっき見た時より花開いてる

岩の上でさえずり。ビンズイかな〜？

沢の中を多少濡れながらおります

だってこの雪怖すぎなんだもん‼😭(左の雪が本来の道か？右のプチ沢を歩いてみた)

帰り道もいっぱいありますわ

もうどれを撮ったらいいのか分からん程💦

師匠に教えてもらった、限りなく白っぽいシラネアオイ❗
ということで、焼石岳楽しすぎでした。ありがとうございました🙇

感想

onatsu

初の焼石岳。
今回は師匠に始まり師匠に終わる山旅だった。

早朝、誰も走ってない国道397号から尿前林道に入る時、第一登山者発見！
悪路と噂の林道で先行者さんがいるのは心強い。
先行者さんはすぐに焼石岳に慣れていらっしゃる方だと分かった。
悪路の窪みや深い轍を的確に避け、速度上げられるところでは加速。
車ガッタガタ揺れましたが必死についていった。
その時点で、先行者さんは我々の中で「焼石岳の師匠」となった。(勝手にすみません…笑)
駐車場に到着、空いてるのにあえて師匠の隣に停める。
車を降りて挨拶を交わすと、師匠は柔らかな笑顔で返して下さった上に、登山道の情報まで教えてくれた。
先に出発していった師匠に続き、私たちも出発。

平日の早朝、中沼コースは人もおらず静か。
泥濘、沢道、花を楽しみながらコースタイム通りに進む。

銀明水まで来ると、数名の方が休憩中であった。
と、その中に師匠が！
師匠はニコニコしながらこちらに来て、なんと焼石岳の立派な地図を我々にくださった。
ビジターセンターとか道の駅にありそうな、地元情報も載ってるもの。
師匠、、ありがとうございますっ😭💦🙇

休憩後、師匠たちが出発した後をついていく。
残雪、沢、岩の道を歩き、師匠はあっという間に見えなくなる。早い！
途中、日傘(?)を片手にピンクの長靴、近所にお散歩へ的な軽装に見えるが超高速で歩くご婦人をみかけた。
ご婦人は結構な傾斜の残雪、それもステップなんかついてないショートカットルートをザッザッと超軽快に歩いている。すごすぎる。
あとで分かったことだが、毎日焼石岳に登られている方だとか。
ヤマには凄い人がいっぱいいるなぁ…。

東北屈指と言われるお花畑はややピークを過ぎたようだったが、それでも十分素晴らしい景色だった。
山頂からは鳥海、岩手、早池峰と全て見ることができ、これ以上ない満足感。
山頂でも師匠に「せっかく2人で来たんだから、2人で撮ってあげるよ」と写真を撮って頂き、またもやお世話になった。

そして名残惜しいが下山開始。
これまた帰りの銀明水では、更に別のおじさまに美味しいきゅうりをご馳走になった。
ありがとうございました🙇
山で食べる野菜は本当にしみる！美味い❗
……しかしなんだか我々はいつも皆様に頂いてばかりだね…。
こういう時にサッと何かお返しできるものも持ってないとダメだね…。
師匠いないねー、もう帰っちゃったかなぁ。

なぁんて喋りながらドロドロ道を歩いて、上沼付近まで来た。
ら。

我々の登山史上初、ついに見つけてしまった。
狭い登山道上に、みずみずしい新鮮で巨大な黒いクマのフンを。

うーーわーーーー！！！！
これクマだよ！！！新しいよ！！ヤバい！！！
ついに見ちゃった！！！！

クマに遭遇したことはないが、妄想だけで極端にクマビビりの我々に衝撃、動揺。
動揺して写真撮らなかったのが唯一後悔。
わーー！！わーーー！！！と騒ぎながら早足になる。
っと、タイミング良すぎる！
そこに師匠がいた。腰を下ろして花の写真を撮っていた。
わーーん😭師匠ーー！！
そこにクマのフンありましたよね！新しいやつ！！と言うと、
「朝もあったよー😊」って笑顔でおっしゃった。

朝もあったんかーい！！！！！
うちらが気付かなかっただけか！あんなにデカイのに…。

師匠がいたので、かなり安心した。
気を取り直して歩き、やっと駐車場に戻ってきた頃にはどっと疲れを感じた。
はァ、びっくりした。。。
しかしながら、行きであのフンを見つけてなくて良かったのか…。
まさに知らぬが仏。
朝見てたら「もうヤバいから帰ろう‼」とか言って、今日の素晴らしい景色に出会えなかったかもしれない。
まぁ、気付いてないってのも、また怖い気もするが…。
師匠、今日は本当にお世話になりました。ありがとうございました😄
オチまでついてた焼石岳、最高でした。