【平ヶ岳】平ではなく、かなり急でした(鷹ノ巣登山口〜平ヶ岳 ピストン)


- GPS
- 11:22
- 距離
- 21.3km
- 登り
- 1,780m
- 下り
- 1,768m
コースタイム
- 山行
- 10:04
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 11:22
天候 | 晴れのち曇り 午前中は、陽射しも強く非常に暑かった。 午後は近いところで雷が鳴っていましたが、ほんの少しパラついたくらいで、本格的には降られずにすみました。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
最新情報を見ると、通行止めは解除されている模様。 http://www.niigata-kotukisei.jp/detail.php?area=2 西那須野塩原ICから国道400号、国道121号、国道352号経由で116km、約2時間半。 尾瀬御池に近くなると狭くなりますが(とはいえ、たいていのところはすれ違い可)、そこまではカーブも少なく、走りやすい道が続きます。 インターを出てしばらく行くと、左右にセブンイレブンが1件ずつ。 福島県に入ってから、デイリーヤマザキあり。夜中の12時過ぎに開いていたので、24時間営業なのでしょうか。 鷹ノ巣駐車場には01:30過ぎに到着。その時点で先着は10台弱。 朝起きて、出発する時点では空きが2台。 下山したタイミングで残っていた車は7台でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
前半が急登、中盤はダラダラとした坂が中心、後半は普通の登り。 雲ノ平などもそうですが、「平」と着くところでも、たどり着くまでは逆に急だったりします。 色々と要因はありそうですが、距離22km、高低差1,600mという数字に以上に疲れを感じました。 ■鷹ノ巣駐車場〜下台倉山〜台倉山 しばらくはなだらかな登り。 1か所、渡渉あり。木橋が崩れており、水量が多かったら渡りづらいかも(この日が水量多かったのかどうか、比較はできません)。 尾根の取り付きへの案内板あり、そこをしばらく登っていくと、見晴らしのよい尾根道に出ます。 下台倉山までは左手を中心に開けており、燧ケ岳、会津駒ヶ岳、後方には会津の山々が見える絶景路。 登っていくと、時折、右手も開けて荒沢岳(たぶん)も。 ただし、コース初めのこの区間、最初からかなり急です。 クサリこそありませんが、トラロープが何か所か。ザレて滑る箇所もあるので、注意が必要。特に疲れている下りは慎重に歩きました。 さえぎるものもなく、この日は暑かったため陽射しが容赦なく照り付けてきます。 この区間でペースをあげてしまうと、後から足があがってしまうかも(私のこと)。 下台倉山を超えると、ようやく平ヶ岳の頭が見えてきます。 下台倉山から台倉山は、下って登って。やはり燧ケ岳方面が開けた道。 ■台倉山〜姫ノ池 台倉山から先は、しばらく樹林帯。アップダウンも少なく、木道もある歩きやすい道。 1,700mを超えたところから、数か所、登山道上に残雪あり。 気にするほどではありません。もうすぐ、溶けてなくなるでしょう。 台倉清水は寄っていないので、状況わからず。 白沢清水は、「これが水場???」という感じの小さい流れ。 どうやって汲んでも土も入ってくるので、抵抗がある人も多いかも(私は平気)。 白沢清水を超えてしばらく行くと、池ノ岳(姫ノ池)への登り。 登りきると、山頂の湿原が出迎えてくれます。 一気に疲れが吹き飛びます、と言いたいところですが、私は一気に疲れがきました。 姫ノ池の周辺は緊急時以外の幕営禁止だそうです。 ■姫ノ池〜平ヶ岳 湿原の中を空に延びる天空の路、非常に気持ちがよいです(^^♪ ただ、湿原に降りてはいけないため、意外と休める場所は狭いかも。 登山者も少ないので、十分なのかもしれませんが。 |
その他周辺情報 | ・駐車場も含めて山中、ほとんと電波は通じません。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック(40L)
ザックカバー
クッカー
ガスボンベ
コッヘル
昼ご飯
非常食
ハイドレーション
水
レインウェア
アンダーウェア(着替え)
帽子
手袋
ストック
ヘッドランプ
ライター
サングラス
地図
スマホ
カメラ
ロールペーパー
救急用品
サバイバルシート
予備靴ひも
携帯簡易トイレ
保険証
タオル
|
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備考 | ・水は3ℓ持参、途中の水場で1.5ℓ追加。全部、飲み干しました。 |
感想
しばらく、色々と忙しくて山に行けない日が続いていました。
気が付けば1ヶ月のブランク。
梅雨の合間に恵まれそうな1日、他にも予定があったといえばあったのですが、天気予報に釣られて山を優先。
今年は(なんとなく)行きたいと思っていた平ヶ岳まで遠出。
前日の夜に移動して1:30過ぎに駐車場に。軽く(?)飲んで、さっさと寝ます。
目覚ましはかけずに寝て、目が覚めたのは04:55。長丁場を考えると、動くにはいい時間でした。
朝メシを食べて準備して、05:30ちょうどに出発しました。
帰りがあまり遅くなるのも嫌なので、いつもの感じで歩いていたら、下台倉山までの急な尾根道で、どうにも息切れがひどく調子が悪い・・・
景色がきれいで楽しいのですが、どうにもペースがあがってきません。
途中から少し、ペースを落として下台倉山で休憩。
ここで水分を補給したら、今度はどうも一気に飲み過ぎたみたいで、胃けいれんを起こしてしまい、少し戻すハメに・・・
・1ヶ月のブランクによる体力低下(走ってはいたのですが・・・)
・寝不足による体力低下
・酒が残っていたかも・・・
・おニューの靴
・夏の体になりきっていないところへの暑さ・・・
といった要因が重なったのだろうと思います。
考えてみたら、昨年の今の時期も同じような感じでした。学習能力ないなあ・・・
戻った方がいいかとも思いましたが、そこまで動けないわけでもない。
こんな日もあるさあ!と割り切って、ノンビリペースで進むことにしました。
姫ノ池への登りこそキツかったですが、姫ノ池で出迎えてくれる景色は最高\(^o^)/
湿原、池塘に残雪の山々。天空の楽園の表現がピッタリきます。
願わくば、こんなところでテン泊してみたい(非常時のみだそうです・・・)。
姫ノ池から平ヶ岳山頂には、ゆったり下ってから登ります。
池ノ岳、平ヶ岳とも、山頂近辺はお花畑。ノンビリ癒されながら、山頂への道を楽しみます。
平ヶ岳山頂標識を経て、最高点で休憩。
途中では撤退も頭によぎりましたが、ペースマネジメントもうまくいき、無事に登頂することができました。
疲れもありあまりガッツリ食べる気にはならなかったので、軽食+コーヒー。
270度くらい(?)開けた周りの景色を見ながら、40分間ゆったりと休憩します。
最初は数名の方がいらっしゃいましたが、先に下山されたため20分近く一人でのんびりと。
風も適度で、非常に気持ちのよい時間でした。
最近、流行りのマインドフルネスにハマっており、瞑想するにもいい時間でした(寝そうでしたけど)。
時間的に予定をオーバーしていたのと、疲れも加味して玉子石はパス。
下っていくうちに天気も悪くなり、雷も鳴ってきたので黙々と。
思った以上に疲れましたが、人も少なく静かですし、展望もよく、いいコースだったと思います。
これでもう少し近くて、もう少しコースが短ければ・・・
帰りは少しPAで休もうと思って車の中で横になったら、気が付いたら時計が2時間以上、進んでいました。
結局、帰りが遅くなってしまい、こんなことなら玉子石に寄っておけばよかった・・・
帰宅後、体重を測ると1日で4kg減。
それが月曜の夜には1.5kg戻っており、火曜の夜にはさらに1kg戻っており、水曜の夜はさらに・・・
人間の体って、スゴイです。
dai tさん、こんにちは。
平ヶ岳は昔、憧れの山でしたが、遠くて日帰りでは厳しい山でした。
当時は、関越も高崎までしか行ってなかったので。
1ヶ月のブランクで車中泊で日帰り平ヶ岳は私にとってはほぼ不可能ですね。
最近、睡眠ゼロや睡眠不足だと、私も同じような症状がでます。
甲斐駒黒戸尾根日帰りピストンの時、道の駅で車中泊して、暑くて眠れず。
かなりキツイ思いして登りましたし、
車中泊ではありませんが、睡眠ゼロで駅から富士山登った時もエライ目にあいました。
マイカー登山は日帰りで行ける山が増えていいんですが、
夜中出発、車中仮眠はもう駄目ですので、もっぱら朝出発の電車です。
yamaheroさん、こんにちは。
平ヶ岳、距離・標高差といった数字的には、ここのところで自分が歩いたところ(yamaheroさんともいくつか重なりますね〜)との比較では、
・丹沢主脈 / 主稜・主脈の縦走
・谷川主脈の縦走
・雲取山の鴨沢から三峰神社への縦走
・奥多摩三山の縦走
などより、よっぽどラクに見えていました。実際、この辺りとの比較では、ラクだったのだろうと思います。
コンディションが大事だということを痛感しました(何度目か、わかりませんが・・・)。
これからの季節、冬場は雪で閉ざされているところにも行きたくなるので、どうしても車で行くことが増えてきます。
一方で、青春18きっぷの時期でもありますし、帰りがラクちんなこと(さらに飲んだくれて帰ることができる・・・)を考えると、電車も捨てがたいのですよね・・・
そんなこんなで、これからの季節は出歩くことが多くなってしまいます(笑)
相変わらず、面白そうなところを歩かれているのを拝見していますので、また、参考にさせていただきます。
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