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Yamareco

記録ID: 119738
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無雪期ピークハント/縦走
比良山系

武奈ヶ岳

2011年07月03日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
12.0km
登り
1,169m
下り
1,170m

コースタイム

9:45比良管理事務所-10:06大山口-10:25隠れ滝-10:51青ガレ取りつき-11:20金糞峠11:30-12:00北比良峠-12:10ヤクモ池-12:30イブルキノコバ12:40-13:20武奈ヶ岳山頂12:35-14:00ワサビ峠-14:09口の深谷-14:22中峠-15:07金糞峠15:13-15:41青ガレ取り付き-16:25比良管理事務所
天候 曇り〜昼ごろ一時雨
過去天気図(気象庁) 2011年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
【往路】名神高速京都東から湖西バイパス(無料)に乗り、コンビニに寄るためひとつ手前の志賀ICで降りる。161号線旧道を左折、左側にローソンあり、食糧と水を調達。161号線を北へ、国道比良口を左折。湖西バイパスを越えたあたりから、山道となり細くなる。比良山管理事務所に駐車して登山
【復路】湖西バイパスを南下したが、この季節の日曜は海水浴客で鬼渋滞。真野ICより以南は渋滞していたため、ICを降りて、途中峠〜京都〜山科〜京都東ICより名神高速で帰宅
コース状況/
危険箇所等
管理事務所から金糞滝までは沢沿いの道を登る。この季節にしてはとても涼しく、滝も多い、マイナスイオン全開(^^)な雰囲気がよかった。斜度や道もまずまず。青ガレまでは順調に登る。

青ガレあたりから急登が始まる。特にガレは登りはいいが、下りは危険。雨が降ったりしたらヤバいかも。登りのときは晴れており、順調に高度を稼ぐ途中から谷のツメてゆくあたりはさすがに急だが、手を使えばまったく問題なく登れる。

金糞峠で右折して尾根沿いの道を進む。幽霊屋敷となった展望台から下ると北比良峠らしいが、私は直進して、スキー場跡に至る。こちらのほうが踏み跡はしっかりしている。

スキー場を左折してヤクモ池に向かう。このあたりはどちらかというと下り。ヤクモ池に到着して、いよいよここから武奈ヶ岳に登ってゆく。まずはトラバースしてイバノキルコバへ。このあたりは登り下りもなく、楽勝。ここで休憩して体力を蓄える。
ここからいよいよ沢沿いに登ってゆく。沢をツメるあたりにがけ崩れがあり、細いところがあるが、天気がよければ問題なし。稜線に出るとそのまま西に向かい高度を上げてゆく。

コヤマノからの分岐と出会うと武奈ヶ岳が見える。いよいよ最後ののぼりである。最後ののぼりには鎖場もあるが、登りには必要ない。下りでは、不安な人は使えばいいと思うが、私は南西稜線に出たので、ちょっとわからなかった。下りの年を召された人は大概使っておられたようだ。
山頂は琵琶湖、北山、蓬莱山や比良の山々の360度眺望があるはず・・・・だが、ガスで全然見えない(;_;) 頂上にはたくさんの人がいて、賑やか。ここで昼食中に雨となってきた>_<。昼食を切り上げ、下山に入る。雨は大したことなくこの後止んだ。

南西陵は晴れていれば、眺望がきき、さぞ気分がいいであろう。が、この尾根歩きの楽しみは次回にとっておこう。歩きやすい。ワサビ峠で左折し、下りに入る。この沢筋の下りは最初ははやり急であるが、青ガレよりましであった。ほどなく斜度は下がり、楽しい沢筋下りとなる。

口の深谷で川を渡り、今度は中峠へののぼりに入る。この道は多少踏み跡が怪しいところがある。が、基本的に峠に向かってトラバースしながら高度を上げてゆくので、一旦踏み外したとしても何とかなりそうであった。私も何回か外しそうになった。最後のほうは踏み跡はっきり。

中峠からヨキトウゲ谷を下る。これが難しいかった。沢筋を下るのだが、往々にして、倒木などがあり道がふさがっていることや、渡渉も多くルートを見つけながら下ることが多かった。最初の人は苦労するかもしれない。かなり下ったところに初めて「金糞峠→」の標識があり、それまでちょっと不安でった。(それ以後はちょくちょく出てきます)かなり長い沢沿いの下りをすると、ようやく奥の深谷の橋に到着。ここで不思議な看板が「武奈ヶ岳まで最短、1時間」???その指す方向になんとなく道がある。ヤマケイの地図にはそんなルートがない。わかる方はまた、教えてくださいm(__)m

金糞峠までののぼりは知れたもの。すぐに到着。ここからいよいよ急坂の下りに入る。ここで実は一度滑って転んでしまった・・・手はかすり傷程度だが、ポケットに入れていたデジカメが大破してしまった>_< 私のけがするところをデジカメが犠牲になって守ってくれたんだと感謝して(-人-)とりあえず、納得する。確かにここ濡れていたら、かなりヤバイかもしれない。最後は疲れた足にムチ打って途中かくれ滝も見て、管理事務所へ無事(本当は無事ではないが、大けがなくという意味で)到着(^^)/
今日の必殺技、首クールと鉢巻クールです。アルペンで980円でした。結果から言うとあまり役にたしませんでした。
2011年07月03日 09:44撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
7/3 9:44
今日の必殺技、首クールと鉢巻クールです。アルペンで980円でした。結果から言うとあまり役にたしませんでした。
管理事務所です。登山届の箱はいっぱいになっていましたが、無理やり押し込んできました。
2011年07月03日 09:49撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
7/3 9:49
管理事務所です。登山届の箱はいっぱいになっていましたが、無理やり押し込んできました。
最初は舗道です
2011年07月03日 09:51撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
7/3 9:51
最初は舗道です
もう少し上にも駐車スペースがあり、トイレもありました。
2011年07月03日 09:59撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
7/3 9:59
もう少し上にも駐車スペースがあり、トイレもありました。
大山口です。カモシカ台などの道との分かれです。今回は左をいきます
2011年07月03日 10:10撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
7/3 10:10
大山口です。カモシカ台などの道との分かれです。今回は左をいきます
滝が多く、マイナスイオンで体中が満たされてゆく感じがします、あくまで気分ですが。
2011年07月03日 10:33撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
7/3 10:33
滝が多く、マイナスイオンで体中が満たされてゆく感じがします、あくまで気分ですが。
青ガレです。行きはよいよい帰りは怖い。
2011年07月03日 10:49撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
7/3 10:49
青ガレです。行きはよいよい帰りは怖い。
最後のツメです。金糞峠はもうすぐです
2011年07月03日 11:24撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
7/3 11:24
最後のツメです。金糞峠はもうすぐです
金糞峠です。ここにきたら、ちょっと休憩。天気が良ければ琵琶湖の眺望が拝めるはずです
2011年07月03日 11:25撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
7/3 11:25
金糞峠です。ここにきたら、ちょっと休憩。天気が良ければ琵琶湖の眺望が拝めるはずです
北比良峠に至る尾根道です。アップダウンも少なく、快適です
2011年07月03日 11:40撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
7/3 11:40
北比良峠に至る尾根道です。アップダウンも少なく、快適です
ヤクモ池の説明です。急いでいたので、読んでいませんが、たぶんこの池が何故すごいのかが書いてあると思います。
2011年07月03日 12:17撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
7/3 12:17
ヤクモ池の説明です。急いでいたので、読んでいませんが、たぶんこの池が何故すごいのかが書いてあると思います。
ヤクモ池から、武奈ヶ岳に至る道の案内です。ここが整備されたのが、ずいぶん前なのか、標識がこのように倒れてたり、錆びていて読めないのが結構ありました。
2011年07月03日 12:22撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
7/3 12:22
ヤクモ池から、武奈ヶ岳に至る道の案内です。ここが整備されたのが、ずいぶん前なのか、標識がこのように倒れてたり、錆びていて読めないのが結構ありました。
イブルキノコバに至るトラバース道です。楽ちんです。最後ののぼりに備えて体力を蓄えます
2011年07月03日 12:27撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
7/3 12:27
イブルキノコバに至るトラバース道です。楽ちんです。最後ののぼりに備えて体力を蓄えます
イブルキノコバです。意味はよくわかりませんが、ここで、広谷へ行く道と分かれます。
2011年07月03日 12:33撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
1
7/3 12:33
イブルキノコバです。意味はよくわかりませんが、ここで、広谷へ行く道と分かれます。
沢沿いの道です。ここの急登は長くは続きません。金糞までの道に比べたら、知れています。
2011年07月03日 12:43撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
7/3 12:43
沢沿いの道です。ここの急登は長くは続きません。金糞までの道に比べたら、知れています。
山頂までの最後ののぼりです。鎖がなくとも、登りは大丈夫です。
2011年07月03日 13:19撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
7/3 13:19
山頂までの最後ののぼりです。鎖がなくとも、登りは大丈夫です。
山頂にたくさんの人がいます。お年寄りから若い人のサークルまでたくさんでした。
2011年07月03日 13:22撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
7/3 13:22
山頂にたくさんの人がいます。お年寄りから若い人のサークルまでたくさんでした。
山頂碑です。これを拝むために遠路はるばるやってきました、
2011年07月03日 13:23撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
7/3 13:23
山頂碑です。これを拝むために遠路はるばるやってきました、
眺望は望めません、おそらく蓬莱山、打見山あたりだと思います。
2011年07月03日 13:42撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
7/3 13:42
眺望は望めません、おそらく蓬莱山、打見山あたりだと思います。
南西稜線は快適です。今度は眺望の利くときに来てみたいな。
2011年07月03日 13:49撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
1
7/3 13:49
南西稜線は快適です。今度は眺望の利くときに来てみたいな。
ワサビ峠です。ここを左折して谷に向かって下ります。
2011年07月03日 14:03撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
7/3 14:03
ワサビ峠です。ここを左折して谷に向かって下ります。
谷を下っていきます。
2011年07月03日 14:10撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
7/3 14:10
谷を下っていきます。
谷底です、ここから中峠へ登ります
2011年07月03日 14:13撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
7/3 14:13
谷底です、ここから中峠へ登ります
ヨキトウゲ谷は、ルートファインディングもある程度必要です。
2011年07月03日 14:45撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
7/3 14:45
ヨキトウゲ谷は、ルートファインディングもある程度必要です。
奥の深谷で見つけた謎のサイン。武奈ヶ岳まで1時間、最短という標識。どうがんばっても地図上では2時間だんだが・・・4
2011年07月03日 15:07撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
1
7/3 15:07
奥の深谷で見つけた謎のサイン。武奈ヶ岳まで1時間、最短という標識。どうがんばっても地図上では2時間だんだが・・・4
ここを渡れば金糞峠まで、もうすぐです
2011年07月03日 15:07撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
7/3 15:07
ここを渡れば金糞峠まで、もうすぐです
かくれ滝もみてきました。
2011年07月03日 15:56撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
7/3 15:56
かくれ滝もみてきました。
標識に沿って道をはずれること2分です。
2011年07月03日 15:59撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
7/3 15:59
標識に沿って道をはずれること2分です。
私の代わりに大破したデジカメ君です。ちょうど壊れていたので、買い換えようと思っていた矢先でした。身代わりに感謝です(-人-)
2011年07月03日 19:03撮影 by  T-01C, FUJITSU
7/3 19:03
私の代わりに大破したデジカメ君です。ちょうど壊れていたので、買い換えようと思っていた矢先でした。身代わりに感謝です(-人-)
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コメント

ありがとうございます
>最短ルートの表示につきまして

いつもきれいにしてくださってるんですね、頭が下がります。最短ルート、今度機会があれば試してみたいと思います。確かにヨキトウゲ谷は場合によっては迷い易く、特に悪天候や増水や条件の悪い時期では厳しいそうです。特に初心者がいるときはいいかもしれませんね。

琵琶湖側から上ると懐が深い比良山系、今回初めて行かせてもらいましたが、こんな近いところに広い山域があるのを実感させてもらいました。京阪神からも近くて、涼しくとてもよいところだと思います。いつかは冬山やテント縦走もしたいので、その練習も(^^;)いつかやってみたいですね。またいろいろ教えてください、よろしくお願いします。
2011/7/4 12:36
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