西日本遠征その1 まず手始めに護摩壇山・竜神岳を周遊する
- GPS
- 00:58
- 距離
- 3.2km
- 登り
- 154m
- 下り
- 150m
コースタイム
天候 | 晴れ、気温高い。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
行きに尾根道、帰りは林道 |
その他周辺情報 | 八風の湯 源泉が5か所ありいずれも泉質が違う、2つ混ぜ合わせている湯船もあるので4種類の泉質が楽しめる。 |
写真
感想
7連休である。最初は北アルプス裏銀座縦走を予定していたのだが左膝の不安があり前日にバスをキャンセルとした。しかし7日間も自宅にこもって過ごすのも嫌だ。そういうことで、基本ドライブと観光を中心に廻ろうと8日の夜に車を走らせた。沼津のSAで仮眠し、新東名、伊勢湾岸、東名阪、名阪国道を使ってここにたどり着いた。なお、事前に病院にて痛み止めを3週間分いただいてきている。63回分だ、しかし「頓服」なので毎回の食事後に飲むのではなく痛みが出たら飲んでくださいということであった。結局この旅では6回分だけ使った、基本的に足の痛みはなくなりつつあった。
西日本に夏に来るのは久しぶりだ、それこそ登山が好きになる前に数回来たことがある。冬に来たことはある、特に2年前の正月、暖冬ということで九州の百名山を中心に登った、西日本に来るなら冬休みがいいなあとは常に思っている。
でも、護摩壇山は冬はNGだ、結構積雪があるのだそうだ。スタッドレスタイヤを持っていない私は、ここに行くのならばやはり夏に来なければならない、それかGWか・・・。また、バス便は1日2便であるので、基本的に自家用車を活用しないと来ることができない山といえる。
たまたま今回はこの山に縁があったのだと思うのだ。夏に来る機会があり、たくさん歩きたいわけではなく・・・。ここを歩いて、和歌山から徳島までのフェリーに乗ろう、そう漠然と考えていたのだ。
道の駅「田辺市竜神ごまだんスカイタワー」に到着したのは14時台、本来ならば入山すべき時間ではないが過去の記録を見ても1時間半以内で戻ってくることができるようであるので、ストックと靴を準備していそいそと登り始めた。
平維盛は清盛の孫、清盛の長男重盛の長男である。富士川の戦い・倶利伽羅峠の戦いには大将として参加するが大敗する。その後都落ちをする。一の谷の戦い前後に軍団を離脱し高野山に入り出家する。その後この地にいやってきて、護摩を焚き平家の運命を占ったのだという。その後熊野三山詣でを行った後入水して亡くなってしまう。
護摩壇山はそういう歴史的な場所でもある。整備された道を黙々と歩くと途端に山頂であった。時間がないと思い近くの植物や蝶を撮影しいそいそと竜神岳に向かう。
2000年度国土地理院の調査で、護摩壇山よりも700m離れたこの地が10mほど高いことが判明する、しかしその時は無名峰であった。2009年に名前を付ける公募が行われ一番票数が多かった「竜神岳」と名付けられた。和歌山県最高峰にまつわる話である。
竜神岳からは護摩壇山とは反対の方に下ると林道がある。さいごは、この平らな林道をゆっくりと歩きながら道の駅に戻ってきたのだ。
道の駅のレストハウス内でアサギマダラが暴れていた。樋の上がガラスになっていてどうやらそのガラスの外に行きたがっているようなのだ。しかしアサギマダラの目ではガラスが見えず「どうしてあっちに行きたいのに行けないのだ!!」とただただガラスに向かって羽をバタバタしていた。これが今年の私初めてのアサギマダラとの出会いであった。撮影をすませて、せっかく撮影させてくれたので黒ゴマソフトクリームをいただいた。食べきって、約1時間半。この地を離れる時が来た。
カーナビで温泉を検索、温泉に浸かり和歌山市に近い道の駅に入る道の駅で情報収集、フェリーの時刻、料金、徳島に渡ったら見たいものがあるかどうか・・・。
そう、次の日は和歌山から四国に入るのだ。
次の日はこうなりました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1226079.html
(西日本遠征その2 徳島城山+観光 人との出会い・思い出)
ゲットおめでとうございます!
お天気も良かったようで、幸いでした
当分は膝の調子を見ながらのハイクですね
ご自愛を
cyberdocさん、こんにちは、コメントありがとうございます。
こういう山、探せばあるんですね。三百名山ながら、すぐ近くまで公共交通機関や車で来れる山。今回の旅行で6つの記録を書きますが、そのうち5つは道路やロープウェー・リフトなどを使っています。それでも、百名山3つ、三百名山2つ登れたので良い旅だったのかなと思います。
結局旅を通して、左膝は痛くならず、右足首の傷みもとれ、薬もそんなにたくさん飲まず、若干の違和感のみで推移しました。歩いて温泉、このコラボが良いと思われます。
aideieiでした。
aiさん
こんばんは
場所がわからず、地図−にして見ました。
和歌山と奈良の県境なのですね。
標高点1,359mなのに累積標高169とは
リハビリにちょうど良いですね。
東日本の から逃げた?
hamburg
HBさん、こんにちは。
山旅を行う中で、軽重をつけることが重要と思っています。たくさん歩く日とそうでない日を組み合わせる。そういう時に使いたかった山で、そういう山のストックもいろいろ持っておきたいところです。
東日本は雨が降っている日が多かったと聞いていますが、西日本は基本雨はなく、この日は23℃、歩きやすかったです・・・まあ1時間以内ですが。
aideieiでした。
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