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Yamareco

記録ID: 122068
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ハイキング
阿蘇・九重

阿蘇山(高岳・中岳)

2011年07月17日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:42
距離
6.2km
登り
729m
下り
724m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

09:00 仙酔峡-10:00火口東駅-10:10火口東展望所-10:55中岳-11:15高岳-11:50仙酔尾根分岐-13:40仙酔峡
天候 晴れ 山頂付近曇り
過去天気図(気象庁) 2011年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
九州自動車道 熊本ICから国道57号線経由 約1時間
コース状況/
危険箇所等
上り(火口東展望所コース):休止中のロープウェイ沿いに整備されたコース。火口東駅〜中岳は火山活動状況により立入禁止になることがある。展望所からの眺めは圧巻。初心者やファミリーでもお勧め。
下り(仙酔尾根コース):急坂で岩場が続く中級者向け。
水場ほとんどなく、水筒は必須。
駐車場は約30台。インフォメーションセンター、登山ポストあり。
温泉は「かんぽの宿 阿蘇」など。
仙酔峡インフォメーションセンター前駐車場
2011年07月17日 09:00撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
7/17 9:00
仙酔峡インフォメーションセンター前駐車場
登山口から登り始めたところ。
2011年07月17日 09:03撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
7/17 9:03
登山口から登り始めたところ。
2011年07月17日 09:06撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
7/17 9:06
2011年07月17日 09:07撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
7/17 9:07
2011年07月17日 09:13撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
7/17 9:13
2011年07月17日 09:13撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
7/17 9:13
休止中のロープウェイ
2011年07月17日 09:44撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
7/17 9:44
休止中のロープウェイ
火口東駅舎
2011年07月17日 09:52撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
7/17 9:52
火口東駅舎
火口東駅前。火山ガスについて注意喚起する看板。ガスってきた。
2011年07月17日 09:56撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
7/17 9:56
火口東駅前。火山ガスについて注意喚起する看板。ガスってきた。
火口についての案内看板
2011年07月17日 09:57撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
7/17 9:57
火口についての案内看板
火口東駅から展望所に向かう道
2011年07月17日 10:03撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
7/17 10:03
火口東駅から展望所に向かう道
展望所から火口を臨む
2011年07月17日 10:12撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
7/17 10:12
展望所から火口を臨む
火口
2011年07月17日 10:13撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
7/17 10:13
火口
2011年07月17日 10:17撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
7/17 10:17
展望所付近
2011年07月17日 10:18撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
7/17 10:18
展望所付近
展望所から中岳への道
2011年07月17日 10:29撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
7/17 10:29
展望所から中岳への道
2011年07月17日 10:33撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
7/17 10:33
中岳から展望所へ向かう道に掲げられた立入禁止の看板
2011年07月17日 10:53撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
7/17 10:53
中岳から展望所へ向かう道に掲げられた立入禁止の看板
中岳山頂(1506m)
2011年07月17日 10:56撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
7/17 10:56
中岳山頂(1506m)
中岳山頂からの眺望
2011年07月17日 10:57撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
7/17 10:57
中岳山頂からの眺望
中岳山頂から火口方向を臨む
2011年07月17日 10:57撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
7/17 10:57
中岳山頂から火口方向を臨む
高岳山頂手前
2011年07月17日 11:03撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
7/17 11:03
高岳山頂手前
高岳山頂
2011年07月17日 11:17撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
7/17 11:17
高岳山頂
2011年07月17日 11:18撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
7/17 11:18
高岳から仙酔尾根分岐へ向かう道
2011年07月17日 11:46撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
7/17 11:46
高岳から仙酔尾根分岐へ向かう道
仙酔尾根分岐
2011年07月17日 11:50撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
7/17 11:50
仙酔尾根分岐
仙酔尾根。急な岩場が続く
2011年07月17日 12:14撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
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仙酔尾根。急な岩場が続く
2011年07月17日 12:23撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
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2011年07月17日 12:43撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
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2011年07月17日 13:06撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
7/17 13:06
ようやく晴れてきた。
2011年07月17日 13:13撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
7/17 13:13
ようやく晴れてきた。
仙酔尾根コースの登山口。登山ポストあり
2011年07月17日 13:33撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
7/17 13:33
仙酔尾根コースの登山口。登山ポストあり
仙酔峡橋から
2011年07月17日 13:41撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
1
7/17 13:41
仙酔峡橋から
撮影機器:

感想

 最近は梅雨時期もあり、天候に恵まれなかったが、今回は久しぶりにいい天気。しかも日本百名山に指定されているだけあり、期待は膨らむばかり。実は、5月から登りたいと思っていたのだが、噴火活動により火口付近への規制にかかってしまったので、今日まで延び延びになっていた。

 まず、仙酔峡インフォメーションセンター前の駐車場に着いた時には10台くらいの車が止まっていた。九重連山に比べると、少し寂しい感じ。もっとも、つい最近まで噴火警戒レベル2(火口周辺規制)になっていたことと、夏の暑さも影響しているのかもしれない。
 ともあれ、とりあえず火口東駅を目指してロープウェイ沿いのコースを歩き始める。火口東駅までは舗装され、しかも階段になっているので歩きやすいが、私としては階段はなぜか疲れる。休み休み歩く。こちらのコースは、なぜか歩く人が少ない。天気も眺望もよく、しかも周辺は草原になっているので気持ちがいい。

 火口東駅に着くと、雲行きが急に怪しくなる。しかも、硫黄臭がきつい。辺りには、外国人女性が二人。展望所方面に向かう道には、火山ガスについての注意書きと、ロープが張られていて、彼女らは引き返していったが、健康状態もいい私が引き返さなければならない理由はない。ロープを跨いで先に進む。途中に噴火時の退避小屋があるなど物々しい雰囲気。自然の厳しさが感じられる。

 展望所から見る火口の荒々しさは圧巻。有史以来、何度も激しい噴火を繰り返してきた活火山であることを改めて納得させられる。阿蘇山に来たのなら、必ず見ておきたい。

 展望所から中岳に向かう道は痩せた尾根伝い。そうはいっても、迷ったりそう大して危険な場所はなうだろう。右手に砂千里ヶ浜が見える。山頂は、思ったより広くはないが、火口なども見え、眺望がいい。

 中岳から高岳までの道もそれほど危険な場所もなく、あっという間に阿蘇五岳最高峰の高岳山頂(1592m)に着く。

 高岳山頂は、あいにくガスがかかり、視界が悪いので、眺望はよく分からないが、周りに遮るものもなく、きっといい眺めだろう。しかし、ここまで上りは比較的歩きやすく、特に展望所から高岳まではあっという間、少し物足りなさを感じるくらいであった。適当に写真を撮り、ここで昼食をとることにする。風も強く、肌寒さを感じる。

 さあ、下りは、上りと同じ道を帰るのでは芸がないので、仙酔尾根コースを目指すことにする。高岳山頂から仙酔尾根分岐までは、緩やかな下り坂で大きな岩もない。

 分岐から左の尾根伝いのコースをとるが、ここからが大変。結構な急坂で大きな岩がゴツゴツ。これまでは下りでは何度も捻挫をしていたが、最近はハイカットの登山靴に変えてから安定した。やはり装備は大事で。しかし今回は岩場が続き、少々閉口気味だったところに、風が強く、途中で帽子を飛ばされてしまい、その際に迂闊にもバランスを崩してしまい、滑落。幸いにも大事に至らず、帽子も取り戻すことができたが、危ない危ない。一歩間違えれば岩場の絶壁から足を踏み外してしまえば命の保障はないなと実感。気を引き締めていこう。そうはいっても足腰はガクガク。
 ところでこのコースは上りの人が多い。上りは上りで大変そう。途中から再びガスが急速に切れていく。改めて山の天気は変わりやすいことを体感。眺望がよくなり、草木の緑も目に入るようになって、少し生き返る。そうこうしながら、しばし歩くと、駐車場も眼下に見えると、ゴールはもうすぐ。
 
 全体を通して、上りは比較的楽勝。ファミリーでも大丈夫だろうし、展望所からの火口の雄大さに感動するだろう。しかし、一転して下りの仙酔尾根コースは中級者向き。そして活火山ということもあり、荒々しさが目に付き、草木や水場もほとんどなく、相応の装備と準備をして登ることを勧める。さすが日本百名山の山、その名に恥じない充実感を覚えながら、家路についた。

 

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