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記録ID: 122191
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ハイキング
八幡平・岩手山・秋田駒

裏岩手縦走路(茶臼岳登山口〜八幡平〜藤七温泉(泊)〜畚岳〜諸桧岳〜嶮岨森〜大深岳〜小畚岳〜三ツ石岳〜松川温泉)

2011年07月15日(金) ~ 2011年07月16日(土)
情報量の目安: S
都道府県 岩手県 秋田県
 - 拍手
maikagura その他1人
GPS
56:00
距離
27.3km
登り
1,176m
下り
1,706m

コースタイム

6月15日
茶臼口バス停  11:30
茶臼山荘    12:10(5分休憩)
茶臼岳山頂   12:21
黒谷池湿原   13:11
源太わかれ   14:05
陵雲荘     14:20(昼食休憩20分)
八幡平     14:55
八幡平バス停  15:10(15分休憩)
藤七温泉    15:51

6月16日
藤七温泉    06:05
畚岳      06:55(5分休憩)
諸桧岳     07:55
前諸桧     08:42
嶮岨森     09:35(5分休憩)
大深山荘    10:18(朝昼兼用休憩35分)
大深岳     11:24
小畚岳     12:25
三ツ石岳    13:25
三ツ石山荘   13:56(15分休憩)
奥産道分岐   14:54
三ツ石山登山口 15:12
天候 7/15 曇りのち雨
7/16 曇りのち晴
過去天気図(気象庁) 2011年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
盛岡駅から茶臼口までは岩手県北バスで(2時間弱)
コース状況/
危険箇所等
茶臼岳から登るなら足元くらいはシッカリした方がよいが、
八幡平周辺はサンダルでも問題ありません。
裏岩手縦走路は、前諸桧あたりまでは笹の刈り払いの痕跡も
あり整備されている風もあるものの、滑りやすい石・岩交じりの
道が続くのでしっかりとした装備で。前諸桧から大深山荘までは
笹をかきわけ進むことになります。
季節・天候にもよるのでしょうが、大深山荘まではずっとやぶ蚊に
悩まされました。
タイツの上からも刺されるので、長袖・長パンあるいはそれに
代わる虫除け対策が必須。
トイレは、茶臼、陵雲、八幡平レストハウス、大深山荘、三ツ石山荘に
にあり。
茶臼口バス停から
茶臼口バス停から
目指す茶臼岳
茶臼岳山頂
黒谷池ですが、このあたり雨が強くて写真どころではありませんでした。
黒谷池ですが、このあたり雨が強くて写真どころではありませんでした。
イワカガミ
ハクサンシャクナゲですかね?
ハクサンシャクナゲですかね?
殆ど人がいません。
殆ど人がいません。
ハクサンチドリ
八幡平山頂
池も沼も見えません。
池も沼も見えません。
藤七温泉到着
7/16 藤七温泉出発
7/16 藤七温泉出発
開放感たっぷりです
(ここを歩くひともあまりいないのでしょうが)
開放感たっぷりです
(ここを歩くひともあまりいないのでしょうが)
裏岩手縦走路入口
裏岩手縦走路入口
畚岳が雲の切れ間に姿をあらわします。
畚岳が雲の切れ間に姿をあらわします。
畚岳分岐
畚岳山頂、360度の展望が広がりますが・・
畚岳山頂、360度の展望が広がりますが・・
雲が多い・・・
諸桧岳山頂、山頂というか通過点という風情。
諸桧岳山頂、山頂というか通過点という風情。
イワハゼ、もう終わりですね。
イワハゼ、もう終わりですね。
石沼通過
前諸桧通過
天気も景色もよくなってくるのですが
天気も景色もよくなってくるのですが
嶮岨森手前の鞍部に下ります。
嶮岨森手前の鞍部に下ります。
笹薮をかき分けて進みます。
笹薮をかき分けて進みます。
雪田が残ります。
雪田が残ります。
嶮岨森まであと少し
嶮岨森まであと少し
嶮岨森山頂
もう何がなにやら・・・
もう何がなにやら・・・
大深山荘
源太ヶ岳との分岐、このあたりから俄然道がよくなります。
源太ヶ岳との分岐、このあたりから俄然道がよくなります。
大深山山頂
遥か下方にニッコーキスゲの群落が見えます。
遥か下方にニッコーキスゲの群落が見えます。
大深山との鞍部から見上げる小畚岳
大深山との鞍部から見上げる小畚岳
大深山から源太ヶ岳への稜線(多分)
大深山から源太ヶ岳への稜線(多分)
岩手山もだいぶ近づきました
1
岩手山もだいぶ近づきました
三ツ石山が前方に、ここからは稜線漫歩です。
(訂正)
失礼、これは三ツ石山側から振り返ったところでした(汗)
三ツ石山が前方に、ここからは稜線漫歩です。
(訂正)
失礼、これは三ツ石山側から振り返ったところでした(汗)
乳頭山と秋田の山々
乳頭山と秋田の山々
三ツ石山頂
三ツ石山荘へくだります。
三ツ石山荘へくだります。
だらだらと松川温泉へくだります。
だらだらと松川温泉へくだります。
奥産道との分岐
最後にきての階段での急下降、足にこたえる。
最後にきての階段での急下降、足にこたえる。
ようやく下山です。
ようやく下山です。
松川温泉 峡雲荘
松川温泉 峡雲荘

感想

休みをとって東北の山へ。
青森・八甲田と迷いましたが、八幡平観光協会のHPで裏岩手縦走路の
紹介をみてコース取りもしやすいので、岩手に決定。

7/15
平日でしたが、6時半過ぎの新青森・秋田行き新幹線は満席で東京を出発。
盛岡駅から路線バスに揺られて茶臼岳登山口に着いたときには、雲が多い
ものの天気は持ちそうな雰囲気、雨がふらないうちにとさっさと登りは
じめます。
茶臼山荘から茶臼岳へ向かう道は刈払い直後の影響なのか、湿度・気温の
せいなのかやぶ蚊を含む虫の大群の襲撃を受け、この後終日、虫に悩まされる
ことになります。
黒谷池に向かう途中で雨が降り出し、レインスーツを着用。景色を楽しむのも
そこそこに黒谷池を通過、八幡沼へ向かいますが八幡沼も霧で覆われ何もみえず。
苗場に続いての悪天で、奥さんと「高層湿原とは相性が悪いのかも」と話ながら
八幡平山頂へ。ここから藤七温泉までは霧の中を急いで歩く完全な消化試合。
温泉に飛び込んで冷えた体を温めました。

7/16
天気予報は昼から晴れるとのこと、それを信じて予定通り松川温泉へ向けて
出発します。
裏岩手縦走路入り口の案内板には「アップダウンも少なく快適な稜線歩き云々
」と書かれていましたが、少なくとも大深山荘までは快適とは程遠かった・・
畚岳山頂は360度の展望が広がり、霧・雲がなければ最高なのでしょうが、朝
7時前ではまだ回りの山は雲・霧がかかってすぐに見えなくなります。
諸桧岳・前諸桧までは刈払いの後はあるものの、滑りやすい石の道や虫の大群
に悩まされ、特に奥様のご機嫌は最悪。
オオシラビソの木々の織りなす風景などは関東近郊にはないもので、それはそれ
で楽しめたのですがね。
嶮岨森前後は、潅木・笹薮をかき分けながら進む箇所があり、昨日の雨の影響
もあり下半身ずぶ濡れ、雨のあとなどはレインパンツなど着用するのがよいかも
しれません。
綺麗に整備された大深山荘に到着して漸く一息つくと、ここからは時間帯も
あるのでしょうが、虫も減り、また道もよくなって”快適な稜線歩き”に近づきます。
大深岳からの道の正面には岩手山までの稜線が、右手には乳頭山をはじめとする秋田の山々が広がり絶景です。
小畚岳を前に鞍部を下るのが、長く歩いてきた足や心に辛いですが、標高差は
たいしたことはないので、上をみないで回りの景色を見ながらゆっくり登ります。
小畚からも景色最高、ここから三ツ石山まではまさに稜線漫歩の風情。
三ツ石山を後にし三ツ石山荘に到着。茶臼山荘から陵雲荘、大深山荘もそうでし
たが新しいことも手伝って、どの小屋も綺麗に整備されていて驚きでした。
三ツ石山付近はやけに軽装の方も多く、シーズンに三ツ石山荘の管理をされて
いる方とお話したところ、網張温泉側から奥地産業開発道路(通称:奥産道)を使
うと1時間ばかりで山荘まで登ってこれるそうです。
(三ツ石山は紅葉で有名だそうで、その時期の人手は凄いとも)。
また大深山荘より藤七側の道は、”評判悪いです”と笑いながらおっしゃって
ました。
お話・最後の休憩を終えて、今日の宿松川温泉へ。
約19kmのロングウォーク、翌日余力があったら松川温泉から岩手山になどと無茶
なことを考えていましたが、我々の体力ではとても無理でした(宿の自然ガイド
の方に聞いたところ、松川温泉ルートは笹薮漕ぎが大変だそうです)。
無理せずまた次回のお楽しみということで。

7/17
7/15のリベンジに再度、バスで八幡平へ。今度は何とか八幡沼が見れました。

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