恵庭岳
- GPS
- 06:39
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 1,153m
- 下り
- 1,150m
コースタイム
- 山行
- 5:31
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 6:37
天候 | 早朝くもり19℃、山頂付近ガス一部晴れ、下山時晴天25℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
乾燥路、第二展望台以降はほぼ泥路で非常に滑る |
写真
感想
初めての恵庭岳登山です。
厳しいながらも人気があるお山の様子で、来てみたいお山のひとつでした。
早朝の支笏湖線を走るなんて大学生以来のような気がします。
駐車場は6時に私を含めて5台。皆さん早起きですね〜。
自家製ハッカ油スプレーを女優さんのようにぷしぷし吹きかけてスタートです。
朝は気温が低いせいか虫が少ない(ほぼいない)ですね。
第一展望台まで長めの登りですが道は整備されていて歩きやすいです。
ちょっと長いので無我の境地モードになりますが、途中で硫黄のにおいがをほのかに感じます。ふもとに温泉もありますしねぇ。
途中先行されていたお二方様に道を譲っていただき第二展望台へ。
ここから先は岩稜の崩落危険性大とのことです。このような掲示は趣味の登山なので非常に助かります。
私は今回、ヤマレコの他の方々のレビューを拝見していて慎重に挑戦してみようと思いました。
足を進めてすぐに分かったのは、道の整備状況がそれまでと大きく異なることです。
道はせまく、アップダウンの足場が少なく、足元は泥で滑り、岩は転げ落ちてきそうです。すぐに引き返す決意のもとで慎重に歩を進めます。
それにしても滑ります。。ロープはありがたいことに少しあるのですが厳しさを感じます。
主峰手前のジャンダルムと呼ばれる付近はすごいやぶと低木に阻まれ、足元は滑り危ない地形にも関わらず泥が奈落の底に呼び込みます。
主峰ですが、最後は初心者の私には厳しめの登攀です。
なんとかクリアします。怖くておしりがビリビリします。
山頂では登頂途中の後続の男性お二方さんから「これどうやってそこまで行くの?」とお声をかけていただきました。
登頂の最後怖すぎですよね。ロープ有りと無し、どっちも怖い。
ひとりで山頂で寂しかったのでお話しいただけて嬉しかったです。
また山頂からの下りの際には、ロープを避けたルートで荷物が引っかかった私を助けていただけるなど、本当に良い方々でした。
ポールや荷物は山頂直前の岩場に寄せておいて登攀すれば、もっと余裕があったなぁと反省です。
ガスも少し晴れて気力が湧いてきたので西峰にもチャレンジしてみます。
他の方の投稿で道が消えていたとのことですが、まさにそんな感じでした。。
やぶと低木を必死にかきわけ、また滑る急斜面を這って登る感じでした。
2足ではなく4足歩行生物のように動いて何とか西峰山頂に到着。
主峰のような岩場の限界突破な感じでなく、山頂に草葉がありますが落ちたオニギリは数百メートル落下しそうな勢いです。でもなんか和む雰囲気です。
山頂は主峰も西峰も飛ぶ虫の天国のため、謎の4足歩行モードにて下山します。
下山で第二展望台以降は気温が上がったためか虫が増えてきます。巨大なアブにも絡まれましたが、手製ハッカ油スプレーのおかげ?なのかあまりしつこくされませんでした。
下山途中に複数の登山者さんとすれ違いましたが、数えられないほどたくさんいらっしゃいました。すれ違った外国人のご家族の4名様、素敵な笑顔でした。
下山して混んだ支笏湖線を戻り、セブンイレブンで仕込んだ辛口チキンとビールで最良の一日でした。今回はいつも以上に経験値をたくさんいただけたように感じました。無事に帰れたことに感謝です。
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