記録ID: 1237392
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無雪期ピークハント/縦走
道東・知床
羅臼岳 羅臼温泉から往復 百名山達成
2017年08月21日(月) [日帰り]
体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 10:48
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 1,663m
- 下り
- 1,664m
コースタイム
天候 | 曇時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
羅臼からの登山道は全般的にあまり踏まれていないせいか少しヤブっぽいところや荒れているところがある。 キャンプ場の登山口から5分位で登山者名簿を記載するところに着く。この日の羅臼側からの登山者は自分一人かと思っていたが、20分程前に先行者がいることがわかり少し安心した。前日の登山者はいないようだった。登山者が少ないこともあり、クマに対する不安はかなり大きかった。 少しなだらかに登ると里見台に着き、羅臼方面が展望できる。ハイマツ原、第一の壁を過ぎると、沢沿いの道になり、まず沢の右側を岩伝いに登り、途中で左側に渡渉するが、このあたりは道がわかりにくい。沢沿いを少し行くと泊場に着き、ここはテントを張ることができ、ここでキャンプしたという人に沢に入る前にすれ違った。 泊場からは急登が始まり、樹林帯の急登を過ぎると屏風岩に着く。ここは遅くまで雪渓が残るところだが、この日は登山道には全く雪はなかった。 屏風岩から少し登るとお花畑分岐に着き、ここは岩清水方面の道で登ったが、すべりやすいガレ場が続くのでこの道はあまりお勧めできない。岩清水分岐からは羅臼岳頂上に向かって登るが、ここからはずっと岩場が続く。 羅臼岳は遠くから見ると丸いなだらかな山に見えるが、頂上付近は岩場になっていて、岩場を登ってようやく頂上にたどり着いた。頂上からは少し雲はあるものの、展望は良好だった。 頂上で会った登山者の一人は羅臼からの登山者(神戸のライダー)であり、つかず離れずほぼ同じペースで登ってきたようだった。 復路は神戸ライダーと同行して羅臼に降りることにした。下りは羅臼平まで降りてから右折して分岐まで戻った。あとは往路を中止しながら降りるだけだが、気の抜けない道が続く。 登山者名簿のところまで戻り、やはりこの日の羅臼側からの登山者は二人だけであったことを確認した。 |
その他周辺情報 | 下山後は当然熊の湯で入浴 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
ストック
カメラ
アイゼン(6本爪)
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---|
感想
羅臼岳は日本百名山最後の山となり、この山行で達成となった。
百名山だけを目指していたわけではなかったが、カウントダウンが進んでくるとやはり意識せざるを得なかった。
簡単に達成するのではなく、岩尾別側よりも長くて困難な羅臼からのルートをあえて選択して試練とした。今回の羅臼ルートは雪もなく比較的状態は良かったと思われるが、予想よりも厳しいルートであった。
復路は神戸ライダーとパートナーとなって下山することができて、安心して下ることができた。ほとんどが単独行であったが、これも百名山目の巡りあわせだったのかもしれない。いずれにしても記憶に残る一日となった。
下山後は熊の湯で入浴し、羅臼キャンプ場で連泊した。
翌日は知床峠経由で宇登呂に行き、以前から乗ってみたかった知床観光船で観光気分、知床の海の青さが印象的だった。観光船のスピーカーから流れていた加藤登紀子の「知床旅情」を聞いていたら、わけもなく泣けてきた。
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コメント
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はじめまして。junjapaです。100名山達成おめでとうございます。最後に厳しい試練を課しての登頂、想い出に花を添えましたね。知床旅情で泣けてきた。のはどういう気持ちだったからでしょうか。100名山達成? それとも素晴らしい自然? 少なくともどちらかが引き金になったのではないでしょうか。次なる目標に期待しています。
ありがとうございます。
知床旅情については特に関連あるわけではないのですが、曲調と歌の持つ不思議な力というところだと思います。
次は200名山か、それともバリエーションルート、外国の山か、現時点でははっきりと決めていません。
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