高田大岳(北八甲田縦走)
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 976m
- 下り
- 849m
コースタイム
- 山行
- 6:07
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 7:22
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
高田大岳は標高970辰ら先、暫く泥濘の箇所が続きます。 |
その他周辺情報 | 登山口には谷地温泉、下山口には酸ヶ湯温泉と日本屈指の名湯があります。 |
写真
感想
長年に亘り行われていなかった刈り払いが昨年行われ、全ルート開通した北八甲田。妻がとても楽しみにしていた高田大岳にようやく登山出来ました。
快晴の青空の下、酸ヶ湯温泉からタクシーで谷地温泉に向かい(バスを予定しておりましたが故あってタクシーに変更)、登山開始。
登山道は湿原の際を抜けると歩き易い急登が始まります。標高970辰良玄韻魏瓩ると一度下り鞍部より泥濘地帯に入ります。登山道の道幅いっぱいまで横たわる泥濘。アスレチック感覚で楽しく越えて行きましょう。
ここを抜けると段差の大きい急登が連続します。すると間もなく森林限界を越え、一気に背後に視界が広がり、櫛ヶ峰をはじめとする南八甲田が一望出来ます。
この大展望を支えに登り詰めていくと、山頂到着を告げる祠が現れます。山頂に立つと眼下には田代湿原や雛岳が見えます。また小岳へ向かう縦走路を進むと山頂西側からは更に展望が開け、それはもう感動そのもの!小岳、北八甲田の主峰・大岳、井戸岳、赤倉岳が一望出来ます。八甲田の雄大さを実感する瞬間でした。
高田大岳から小岳へ一気に250嘆爾蠅泙后Eミ燭呂△蠅泙擦鵑段差の大きい箇所が点在しますので、足元はケアが必要です。
鞍部から小岳への縦走路は緩斜面を歩きますが、道幅いっぱいまで横たわる泥濘が点在します。
小岳山頂からは噴火口をボッカリと開けた大岳がググッと迫ってきます。また裾野には高層湿原の仙人岱が見えます。
しばしの休憩後、縦走路を仙人岱に向けて歩きます。緩斜面で足元もしっかりしており、危険な箇所はなくなりました。テクテクと快適なトレッキングが楽しめます。
大岳との分岐を左折して程なく仙人岱に着きます。ベンチが用意されていて、縦走路唯一の水場があります。豪雪の八甲田も案外水場は少ないのです。逆ルートならここでしっかりと飲用水は確保しましょう。
仙人岱から地獄湯ノ沢まではガレ場の斜面を下ります。沢を流れる水も空気も周囲は硫黄臭が立ち込めます。ここを過ぎると緩斜面の樹林帯となり、下山口に到着となります。
ボランティアの皆さまのお陰で快適に歩く事が出来る様になった高田大岳。山頂からの展望は『最高!』『感動!』以外の言葉は見当たりません。この縦走路が多くの方々に利用される様になれば八甲田の素晴らしさが更に知られる事になると思います。
チャンスがあればまた歩きたい、そんな山旅でした。
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