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記録ID: 1246021
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沢登り
霊仙・伊吹・藤原

西美濃ブンゲン(射能山):西谷右股竹屋谷遡行〜西谷左股大岩谷下降

2017年09月03日(日) [日帰り]
 - 拍手
ktn92 JUNDr その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:44
距離
8.7km
登り
792m
下り
778m
歩くペース
ゆっくり
1.61.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:24
休憩
0:21
合計
7:45
7:00
228
スタート地点
10:48
11:09
216
14:45
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
竹屋谷入口が分かりにくい。
大平八滝の小さな看板を目印にすると良い。
本来なら竹屋谷入口からの入渓が理想だが、林道終点まで進みそこから入渓した。
5台ぐらいの駐車スペース。
コース状況/
危険箇所等
一般的な藪漕ぎ有り。
その他周辺情報 春日モリモリ村薬草風呂に寄ったところ改修中で入れず・・・
(10月中旬まで入れないらしいです)
仕方なく大野温泉に寄った。(大人500円)
林道終点から谷へ入る
林道終点から谷へ入る
下ったところですぐ入渓
下ったところですぐ入渓
綺麗な流れ
ナメも多い
滑りやすいので慎重に足を運ぶ
滑りやすいので慎重に足を運ぶ
シャワークライム
4
シャワークライム
朝のシャワーは寒い
今回初見のN田さん
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朝のシャワーは寒い
今回初見のN田さん
JUNDrさんも続く
巻いた滝で懸垂下降訓練
実は寒くて手が震えてピンボケです
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巻いた滝で懸垂下降訓練
実は寒くて手が震えてピンボケです
こんな感じの小滝がたくさん続きます
こんな感じの小滝がたくさん続きます
何とか日が差し始めて温まってきた
何とか日が差し始めて温まってきた
この谷の見どころ
50mにも及ぶ樋状の滝
先が見えません・・・
この谷の見どころ
50mにも及ぶ樋状の滝
先が見えません・・・
そこを進むJUNDrさん
そこを進むJUNDrさん
N田さんも力強い足運び
さすが高速滑降系
N田さんも力強い足運び
さすが高速滑降系
JUNDrさんも腰の調子が悪い中順調に進む
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JUNDrさんも腰の調子が悪い中順調に進む
藪漕ぎから稜線登山道へ出ると大展望
伊吹山が目の前
藪漕ぎから稜線登山道へ出ると大展望
伊吹山が目の前
琵琶湖の向こうに比良山系も見えます
琵琶湖の向こうに比良山系も見えます
では山頂から道のない藪へ突っ込む
では山頂から道のない藪へ突っ込む
すぐに大岩谷へ出た
すぐに大岩谷へ出た
ここが源頭
すぐに流れが始まる
すぐに流れが始まる
木々が濃いのもこの谷の特徴か
木々が濃いのもこの谷の特徴か
二股に合流
ここからは水流も多くなる
ここからは水流も多くなる
ナメが多く滑りやすので慎重に
ナメが多く滑りやすので慎重に
10mほどの広い滝が現れ、本日2回目の懸垂下降の練習
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10mほどの広い滝が現れ、本日2回目の懸垂下降の練習
N田さん
最初の時より上手に下りてきます
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N田さん
最初の時より上手に下りてきます
スムーズに下降
JUNDrさんはお手のもの
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JUNDrさんはお手のもの
後で分かったが、この滝が『両門の滝』だそうです
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後で分かったが、この滝が『両門の滝』だそうです
こういった滝の下降は安全に巻くことが多かった
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こういった滝の下降は安全に巻くことが多かった
でも暖かくなってきたので、ちょっとのシャワーも気持ちいい
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でも暖かくなってきたので、ちょっとのシャワーも気持ちいい
N田さんも最後までしっかりとした足取り
N田さんも最後までしっかりとした足取り
大岩谷に大平八滝があるようで、看板が順にありましたが、一般観光客が入るには?の道です
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大岩谷に大平八滝があるようで、看板が順にありましたが、一般観光客が入るには?の道です
再び藪を漕ぎ林道に出た
再び藪を漕ぎ林道に出た
しばらく歩くと本来入渓するはずだった竹屋谷入口の橋から再入渓
しばらく歩くと本来入渓するはずだった竹屋谷入口の橋から再入渓
CSも多かったな〜
CSも多かったな〜
最後に50mほどのナメを登ると朝の入渓地点に戻った
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最後に50mほどのナメを登ると朝の入渓地点に戻った

感想

JUNDrさんからブンゲン竹屋谷遡行のお誘い。
今回は初めて同行するN田さんと3人での遡行とのこと。
聞くと高速滑降系山スキーヤー及びサイクリストの方で楽しい山行になった。
3人とも初めての谷なので、入渓地点に辿りつくのに若干道迷い。
竹屋谷の看板が目に入ったところで、林道を終点まで着くと5台ほどの駐車スペースで谷へ下りれそうだったのでここから入ることにした。
本当なら谷入口の橋のたもとが入渓地点だと思っていたが、まあいいでしょう。
今日の朝はかなり涼しい。
沢に入りシャワーを浴びると寒い寒い。
すぐに垂直の滝が現れ左岸を巻いたが、ここでロープを出し、懸垂下降の練習とロープを使った登りをしてみることに。
N田さんは初めての懸垂下降とのことで、最初はおっかなびっくり。
自分も慣れてきたものの、まだ経験はすごく浅い。(笑)
偉そうなこと言ってたかもしれませんが、御愛嬌で。
下りたところからロープで引き上げてもらおうと思ったが、手掛かりもなく、こりゃだめだとあっさり止め。
その後は小滝やナメの連続。
メインの50m樋状滝は見たことのない景観であった。
源頭が近づき、藪に突入。ルーファイしながら稜線登山道に出ると大展望。
素晴らしい景色が広がっていた。伊吹山もすぐ目の前だ。
しばし休憩後、今度は右股の大岩谷へ下るが、いきなり藪へ突入。
方向を定めて下るとあっさりと源頭に出ることができた。
後は下って行くのみで、こちらの谷はナメが多いが、ナメの下りは滑り易いので慎重に下る。
二つ目の二股で10mほどの広い滝(両門の滝)が出てきたのでここも2度目のロープで皆さん懸垂下降する。
N田さんも最初より慣れた様子で上手に下降。
しばらく進むと『8の滝』の看板が目に入り、続いて『7の滝』とあった。
ここらの滝が大平八滝のようだ。
一般の観光客も沢沿いにいたが、どこに道があるのといった状況であったので、ちょっと危険ではないでしょうか。
林道に上がる地点が分かり難く、地図をたよりにまたまた藪を漕ぐが、割とすんなり林道に出た。
しばらく林道を下るとようやく本来の竹屋谷入口の橋に着いた。
ここから再入渓し、しばらく大きなナメ滝を登ったところで朝の入渓地点に戻り終了。
皆さんお疲れ様でした。
JUNDrさん早く腰を直してまたどこか行きましょう。
N田さんもこれに懲りずにまたご一緒し、(鈴鹿山系が近くていいかな)お供願います。

今年の夏はktn92さんと鈴鹿の沢を中心に活動してきましたが、これから奥美濃の沢にも入って行きたいということもあり、まずはアクセスの良いブンゲン(射能山)の岐阜県側からの竹屋谷に行ってみることになりました。今回は沢デビューの津市の高速滑走系山スキーヤーN田君も参戦することになり3名での楽しい山行となりました。

沢の状態は鈴鹿とは違い、深い広葉樹林に覆われた、比較的狭い沢でしたが、南東向きのためか日差しで明るく、ぬめりながらもフリクションの効く岩が多く快適に遡行出来ました。シャワークライムは2か所であとは水線越に登れる小滝・ナメが連続し、後半の50m樋状の滝は突っ張りもよく効き快適に抜けました。山頂までの標高差100m弱のヤブコギをこなして山頂手前の小ピークに出た。あとは山頂を踏み奥美濃大展望を楽しみ再度藪に突っ込み下行路の沢に合流しました。この周辺は地元の人によって滝めぐりが出来るように細々とした登山道と標識が作られており登山装備じゃない人たちが入ってきていました。一般登山道まで整備はされていないため危険な場所も多々ありました。もう少し入山についてしっかり制限しておいた方が良いと感じました。

行動中にあれやこれや雑談しながらの話題・・・今時期の100名山メジャー系はどこもかしこも駐車場に困るくらいの集中ぶりで、昨今の山人気で歩いても人混みにしか会わず、とても楽しくもRFを楽しむ要素は皆無となっています。100名山は確かに山容・景色ともに抜群ですが、やはり人ごみ云々でとても楽しめる状況じゃなくなってきているから行きたくないよね等々・・・・こんな近場にこんなに素敵な山があり、大満足の山行になりました。自分たちでしっかりと歩くルート、つかむ岩・脚を乗せる岩を見定め、思い切って水に入り、滝に身体を突っ込む・・・N田さんも楽しんでいただけたと思っています。あと少しで山スキーシーズンですね。1年を通してまたお付き合いくださいね。

朝夕はかなり涼しく、沢の水は冷たくなってきましたので行く山域も少なくなってきましたがもう少し頑張って沢山行を楽しみたいですね。

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コメント

楽しい週末
いつもお付き合いいただきありがとうございます。山スキーを共通点として新たにメンバーが増え、さらに楽しい沢歩きが出来そうですね。今のところ腰は・・少し痛いかな程度です。今週末も何とか晴れ予報ですね・・・そわそわしますが、果たして出動可能か・・・予定は未定、悩ましいところです。一応どこかの沢考えてみましょう。
2017/9/5 6:11
Re: 楽しい週末
こちらこそ山での世界が広がりわくわくドキドキ感いっぱいで楽しませていただいており感謝です。N田さんからも「レコ見ました」って連絡ありました。9月になって急に涼しくなり、沢での冷えが低体温症に繋がることが何となく分かった気がします。早いところネオプレーンのウェアを買いに行かねば・・・
2017/9/5 6:18
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