あとがきレコΑゞ誉検μ朕聖魁〇爐砲けた記録
- GPS
- 03:29
- 距離
- 4.4km
- 登り
- 555m
- 下り
- 538m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇りのち豪雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
この記録は死にかけたものです。(←ガチな話です。)
台風一過、登り時点で登山道が完全に水没していた。
そして山頂で雷鳴、すぐに豪雨、猛ダッシュで下山開始。
登り途中、少しでも雨が降ったら相当大変なことになると予感していたから。
見る見るうちに雨が強まり、半分より下の登山道は激流化。
とても下りられる状態ではなくなっていた。
しかも登りで見たような透明な水ではなく、濁流。
どこかの斜面が崩落し、中の水脈から噴き出していたのかも。
やむを得ずに水面から3m程度上の岩に張り付きながら下りていたところ足を滑らせ激流の中へ。
ザックのストラップはあらかじめ緩めていた。
また水泳経験がかなりあり、ハイパーベンチレーションは身に付けていたので、準備をしていた。
・水に落ちそうになったら即、全開で息を吸い込む。
・水に落ちたらすぐにザックを脱ぐ。
・3分間くらい(焦っても2分以上)は息止めできるので、無理にはい出そうとせずある程度は流れに身を任せる。
・陸に出るまで息継ぎはしない。しようとしてもいけない。
落ちる予感はしていたのかもしれません。
100mくらいか?それすら不明だが、濁流の中を流された。
どこかで岩に足が付き、偶然にも木の枝に手が届いたためしっかりと握りしめる。
それ伝いに陸に上がる。
ザックはさらに数百メートル下の岩場に引っかかっているところを回収。
水深は一番深いところでも胸丈くらいと思われるが、急斜面を流れる水のエネルギーはものすごく、とても逆らえるものではなかった。
(私の水泳の実力は全日本大会レベルです。多少水泳ができる程度の方では全く無理でしょう。)
寒い日ではなかったので、焦って下りようとせず雨具を着てビバークシートを使う。
そして雨が上がった後、安全を確認しながら下りるのが賢明。
ただ、そういう時は焦ってしまい「一刻も早く下りないと本気で下りられなくなる」という思考しかなかった。
台風が過ぎた直後の入山は危険です。
何が起こるか分からないので、登山は控えましょう。
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