五色ヶ原
コースタイム
7日 6:00五色ヶ原小屋→6:50サラ峠→8:00獅子岳→鬼岳東面→11:00立山研究室→浄土山→12:20室堂
天候 | 6日:霧→雨→曇、7日:晴→曇 |
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過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
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コース状況/ 危険箇所等 |
コース整備良。岩多く落石注意。鬼岳東面等に雪渓2〜3箇所あり。数箇所にはしご。五色ヶ原テント場、トイレ・水場あり。ただし、沢水のため煮沸要とのこと。JR富山駅舎が西に移動。富山電鉄との乗換えにプラス3分要。 |
写真
感想
今まで五色ヶ原を幾度計画して、中止にしたか。今夏再度試みるに至るが、今回はちと毛色が違う。両親が同行する。
正確には、両親の計画に私が乗る。かくて、親の車に便乗し、まずは扇沢へ。アルペンルートを使うのは、約二十年ぶり。なんとなく覚えているような、違うような。室堂は曇天。チングルマはあらかた穂になっている。親は小屋、私は雷鳥沢。のはずだったが、宿に余裕があるとて小屋に泊まる。おかげで、屋根付き、飯付き、温泉付き、の一夜。夜半に強雨。
早朝には見えた立山の頂が雲に隠れる。6時前宿を発つ。朝の室堂は誰もいない、と思うそばから、小学校の雄山登山と一ノ越まで同道。稜線に取り付く頃は雨。視界は数十メートル。ただ歩くのみ。サラ峠で本降り。12時半頃、空が好転せぬまま小屋着。小屋泊の両親を置き、ビールだけ買い、十五分離れた黒部湖への分岐そばのテン場へ。日没間際、ようやく空が復してかすかに陽が射す。後立山の稜線が現れる。テントで横になりながら、裏銀の上空で光る稲光を眺める。
3時半起床。星はまばら。それでも晴れて槍まで見える。6時発。8時獅子岳山頂に着いた頃はガスが上がって稜線は見えない。昨日は雨で見る余裕もなかった花畑が広がる。いくつか雪渓を越え、龍王を巻いたところで雄山を見る。一ノ越から頂に向かう善男善女が列をなしている。今日も室堂に泊まる両親と立山研究室で別れ、岩が多く歩きにくい浄土山経由の道を室堂へ。12時過着。
アルペンルートを乗り継ぎ、下りる。富山電鉄の車窓から立派な入道雲をぼんやり眺める。富山駅に着くと厳しい陽射しと暑さ。向こうから、祭りのざわめき、遠い太鼓。今更に改めて夏にてあり。17時前の特急で帰途へ。わけもわからず、腹が立ってくる。
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