鹿島槍ヶ岳 〜満天の星を求めて〜
- GPS
- 17:02
- 距離
- 24.7km
- 登り
- 2,500m
- 下り
- 2,504m
コースタイム
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 7:50
- 山行
- 6:49
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 8:39
天候 | 9/24(日) 晴れ→曇り 9/25(月) 晴れ→曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ターミナル近くは12時間1,000円 下段は1日1,000円 無料駐車場は満車だった 柏原新道登山口近くは工事関係者使用のため駐車可能台数が減っている。路上駐車禁止! |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆柏原新道 丁寧に整備されている。注意すべき箇所は、アザミ沢の先にあるガレ場のみ。 ◆爺ヶ岳周辺 種池山荘周辺や、南尾根などの紅葉が見事。 ◆冷池山荘 生ビールが600円に値下げされている(種池山荘も同様)。 ◆冷池山荘のテント場 山荘から10分ほど離れている。 石が多く、全体的に緩い傾斜あり。 正面に剱・立山連峰を望める最高のロケーション。 ◆鹿島槍ヶ岳 南峰までは危険箇所なし。その先の北峰や八峰キレットに行くならヘルメット装着を推奨。 |
写真
装備
個人装備 |
防寒着
雨具
ゲイター
着替え
予備靴ひも
サンダル
ザックカバー
行動食
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
テントマット
シェラフ
シェラフカバー
|
---|---|
共同装備 |
調理用食材
調味料
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ポール
テント
調理器具
三脚
|
感想
大町市が世界に誇る(誇っていい)名峰、鹿島槍ヶ岳。遠くから見ても判別できるこの双耳峰は、猫好き登山者を惹きつける。
◆9/24(日)
この上なく整えられた柏原新道は紅葉している。下部は深緑、登るにつれて黄、橙、赤が濃くなる。
種池山荘のピザと値下げされた生ビールの誘惑を振り切り冷池山荘へ向かう。爺ヶ岳に至る道は、足元に花の落ちたチングルマ、目の高さには色付いたカエデやナナカマドなどの紅葉を楽しむ登山者が多数。それも南峰までで中峰から先は静かだ。爺ヶ岳の頂は混んでいるので南峰、中峰を巻き、冷池山荘まで急いだ。
冷池山荘のテント場は、山荘から10分ほど登った稜線上にある。西側は開けていて、剱・立山連峰を見渡せる絶好のロケーションだ。早く着いたら鹿島槍往復を考えていたが、上の方はガスに覆われてきてしまったので本日はここまで。山荘で生ビールをいただき、テントに戻って夕食(ご飯、味噌汁、ハンバーグ、チーズ、赤ワイン)を楽しむ。
18時前には日が沈む。ガスが濃くて期待していた夕焼けはイマイチ。日没から夜になるのは早く、南の空には天の川が見られた。やがて雲が空を覆い始めたので、深夜の回復を願いながら就寝。疲れていたのだろうか、イビキがうるさかったらしい。
◆9/25(月)
1時に起きてテント内から外を見たらガスに覆われている。二度寝して2時に起きたらガスは消え去り、頭上には満天の星。南の空にあった天の川は頭上にある。カメラを三脚にセットして撮影している間は夢中で、至福の時間を過ごした。
朝食を済ませて4時、鹿島槍ヶ岳に向かう。コースタイムはおよそ2時間半なので、山頂でのご来光は絶望的な状況だ。ヘッドライトの明かりだけを頼りに登るうちに東の地平線がオレンジに色付く。さらに登るとオレンジは赤くなる。間に合わないと思った山頂でのご来光は意外にも間に合った。
5時35分、真紅の太陽が雲海の下から顔を出した。南北に連なる後立山連峰の東面に朝が来た。やがて立山連峰にも光が差し、北アルプスの夜が明けた。北には五竜岳や白馬岳。南には爺ヶ岳、針ノ木岳、穂高岳、槍ヶ岳、鷲羽岳、水晶岳、薬師岳。西には立山、剱岳、毛勝三山。東には八ヶ岳と眼下に広がる雲海。文句なしに今年一番の絶景だ。
下山するのが勿体ないと思うが帰らねばならない。テントを回収して冷池山荘を後にし、巻く予定だった爺ヶ岳南峰を独占してから種池山荘へ。柏原新道を下る頃には雲が立ち上ってきて稜線を覆い始めた。やはり山は早朝が良い。
下山時はいつも次に登る山を話すのだが、なるべく混んでいない山を考えるも思いつかなかった。紅葉最盛期の土日に空いている山はあるのか。よく検討して、来週も山を楽しみたい。
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