初秋の鬼無里・中西山〜東山
- GPS
- 07:18
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,152m
- 下り
- 1,152m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
稜線までは急登。天狗の鼻手前までは刈り払いされており快適です。 天狗の鼻直下は急斜面でロープあり。かなり慎重に。 その先は背丈以上の藪漕ぎです!転倒と道迷いに注意。 |
写真
感想
奥裾花自然園に何度か訪れるたびに,中西山が気になっていました。いつか堂津岳も挑戦したい思いもありますが,今回はまず中西山。時間があれば東山まで,と考えていました。
自然園には8時前に到着して,すでに5〜6台の先客。
自然園まで歩き,いよいよ中西山登山道へ。
稜線までは落ち葉で滑りやすい急登をあがります。
今まで麓からしか眺めてなかった稜線に上がるのは何とも言えない気分になります。今回は分岐を南に向かいます。
中西山まではけっこうあっけなく到着。山頂周辺は刈り払いされてるものの,展望はあまりなく,物足りずに東山方面に向かいます。だめなら引け返せばいいのつもりで。
中西山からも目立つ三角山は東山ではなく,天狗鼻でした。その直下はかなりの斜度の登りで,ロープや木の根っこをしっかりつかみながらよじ登りました。帰りは下りられるのかと心配な位。
天狗鼻頂上からは360度の展望でした。
そこからすぐに笹薮の中へ。背丈以上の固い笹を漕ぎ進みますが,半分挫折しそうになった頃,前方からの下山者と会います。「よくこんな山に来ましたね」とこちらが言いたいセリフや,私の弱音に対して「ここで引き返したら恥ずかしい」と励まし?の言葉をもらい,勇気をもらってその先へ。。
その後,ご夫婦ひと組と,5人程の団体の方とすれ違い。文字通り藪をかき分けて進みました。
直線距離では山頂は目の前なのですが,稜線が大きく曲がっていて時間がかかりました。
そしてついに東山山頂!高さ30cm程の小さな山頂標識。笹に囲まれてあまり展望のない山頂に拍子抜けします。
私にとってはこれまでで最も奥深く,静かで険しい山で,強い達成感と充実感に浸りました。
自然園は稜線の東側ですのであまりゆっくりしてると暗くなりますので,小休憩をして下山へ。
帰りも当然笹薮漕ぎですが,登りは心の迷いがストレスでしたが,下りは進まなければ帰れないのでむしろ精神的には楽かも。
天狗鼻は足元を確認しながらゆっくり下ります。
筋肉も悲鳴あげていて,途中で足が釣りそうになりました。分岐点で稜線にさよならを告げ,自然園に下りました。
次回こそは堂津へ,の思いを強く抱きながら,大満足の山歩きとなりました。
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