大荒川谷
- GPS
- 32:00
- 距離
- 29.9km
- 登り
- 2,217m
- 下り
- 2,220m
コースタイム
泊地(7:00)→(大荒川谷遡行)→1570m二俣(8:30)→1790m三俣(9:30)→登山道(奥秩父主脈縦走路・破風山東側2178m付近:11:00)→雁坂峠(12:10)→雁坂小屋(12:30)→(黒岩尾根登山道)→出会いの丘(15:45)
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
入川林道は通行止めの掲示があるが、人は問題なく通れる |
写真
感想
何故か週末と悪天候が重なることが多かった今年の夏。
一度くらいは宿泊ででかけようと考えていたところが、ずっと消化不良気味だったので、思い切ってピークオフの時期に奥秩父に行ってみました。
夏ではないが紅葉には早い中途半端なこの時期は、入川の日中最高気温が20℃くらいの寒いお出かけでした。(別に濡れなければ寒くはないのだが・・・)
・下山地の「出会いの丘」から折り畳み式自転車で入川観光釣場を目指すが、林道入り口を通り過ぎ、いきなりの登り返し。栃本への分岐で気付いたのでまだ良かったが。
国道の雁坂峠側にも200m手前に大きな看板があることを帰路に気付く。まさかこれを見逃したとは。。。
・往路の登山道は森林軌道跡に入ってから会ったのは5人のハンターのみで、路上で仕留めた鹿を解体していた。これからの時期は自分が撃たれない様に注意。
・赤沢から先の登山道は、ピンクテープが要所に連打されているが、これが無いとちょっと見失う様に感じたのは秋だからか。
・金山沢に下降する目印の道標は、登山道が1212m圏峰の尾根を渡った先で、バイク絵の落書きとともに分かりやすい。
・沢の遡行は、ランドマークが定間隔であらわれるので遡行に専念しやすい。
また、巻く箇所と登る箇所が明確に分かれており、冷静に進めば全身水に浸かることはなく、この時期向けか。但し、中二俣手前の滝群はシャワー必至なのと、岩が滑りやすい箇所がいくつかありコケると努力の甲斐がない。あと、魚影が感じられなかった。
・夏はアプローチと詰めが辛いに違いない。
それにしてもアプローチは長く、沢よりも登山道と林道を歩き続けた感じだ。
・詰めは長くもなく辛くもないが、何か腑に落ちない(ぼんやりした地形なのでどこを行けば正解なのかわからない)。
ポイントを列記するとぱっとしない文章ばかりとなってしまい、なんだかショボい沢の様に思えるが、実際に遡行した感覚では、同じ水系の滝川本流や豆焼沢といった名渓と呼ばれる沢に勝るとも劣らない充足感が得られたのは一体どんな理由なのか、行ってきた自分でもわからない。
コメント
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はじめまして 凄いエネルギーに圧倒されました。 当方は3月から9月まではイワナと遊び、10月からは山歩き、と 谷と山を季節によって遊び分けているシニア世代です。 2年前柳小屋をベースにひと山越えて金山沢に釣りに行き、ゴンザの滝のすぐ上までで行ったことがあります。
ゴンザの滝では その滝壺の深みを感じさせる色が今でも印象に残っています。もしかしたら 入川全体で一番深いのでは?と想像しています。それにしても滝の連続でさぞや遡行のし甲斐があったことでしょう。『日本の滝100選』以上とも思われる、名もなき名瀑をたくさん見られるのは沢登りと源流釣りをやる人の特権みたいなものですよね。と言っても私は釣りで入渓しているので貴殿のように奥のほうの滝までは見られません。
美しい滝をいっぱい見せていただきありがとうございました。
濡れるのがイヤなので私は沢登りをやりませんが(技術もないです)、沢の中(河原)に身を置いて、これ以上ない透きとおった水の色を眺めながら沢音に聞き入るのは好きです。
事故もなく 無事でのご帰還、なによりでした。
たいへん申し訳ないのですが、私の山行記録はありません。もっぱらみなさんの山旅記録を読ませていただいております。柳小屋の写真はいくつか投稿してますが。
こんばんは。
実は、入川本流を柳小屋まで(できることならその先の真ノ沢も)釣り上がるのが長年の夢の一つなのですが、毎年タイミングがつかめません。なので、柳小屋も訪れたことがありません。どんなところなのでしょうか。ぜひ釣果の情報を!
今年も真夏の台風と雨でお流れとなり、この時期なかばヤケ気味の”濡れない?支流”の企画でした。もしかして、年齢的にこのままタイムアウト?
あの大荒川谷を登り詰めるだけの体力と技術をお持ちの貴殿でしたら 柳小屋に行くのは、た易いと思います。真の沢と股の沢の両方でイワナと遊べます。
毎年『秩父漁協の鑑札(年券)』を買っていますが、自治会の役員が順番で回ってきたため、会議やらイヴェントやらで 今年は3回しか釣りに行ってません。でも2年ぶりに尺オーバーが遊びに来てくれました。あの付近ではそれなりの釣果は得られます。道路沿いから入渓できるところとは違い、やって来る人の数が少ないの上に、みんなリリースを心がけて魚資源の保護保全(魚を捕るのではなく釣りを楽しむ)に努めているからでだと思います。過去何回か沢登りの方と同宿になったこともあります。
小屋はログハウス調で、掃除が行き届いてます。目の前が入川で風光明媚す。紅葉もきれいです(10月25日〜11月5日ころ)。薪ストーブもあり、先月末に薪づくりをしてきました。
来シーズンの予定に組み入れてみてはいかがでしょうか。
しゃ、尺オーバーですか !!
それは是非実現しなくてはいけないですね。
入川本流の水量が落ち着くだろう海の日くらいを狙って、柳小屋を目指します。
ありがとうございました。
あっ たまに漁協の監視員がくることがありますので、ちゃんと入漁券(日釣り券1,800円 秩父市内のコンビニと釣具店及び秩父鉄道の駅で取り扱っています)を購入してくることをお勧めします。 海の日あたりとのことですが、年によって差はあるものの、3月下旬から雪もなく小屋までたどり着けます(真の沢の上の方…標高1300丹幣紊里箸海蹐砲六沈磴ありますが)。もちろん寒気が来れば小屋周辺でも数造寮兩磴砲覆襪海箸發△蠅泙(昨年経験済み)。4月上旬で小屋の気温は2℃から12℃ほどです。南向きの明るいところです。『柳小屋ヤマレコ』で検索すれば写真が見られます。
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