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無雪期ピークハント/縦走
日高山脈
風雨の幌尻岳
2011年08月10日(水) ~
2011年08月12日(金)
コースタイム
8/10(水)4:00第一ゲート-6:00北海道電力取水施設-7:00渡渉開始地点(渡渉装備)7:15-8:15渡渉終了-8:20幌尻山荘(デポする荷物の仕分、登山靴への履き替え)8:55-13:20幌尻山頂13:25-16:30幌尻山荘 山荘泊
8/11(木)幌尻山荘にて停滞(幌尻山荘管理人より下山(渡渉)中止指示による)
8/12(金)6:00幌尻山荘-10:00第一ゲート
8/11(木)幌尻山荘にて停滞(幌尻山荘管理人より下山(渡渉)中止指示による)
8/12(金)6:00幌尻山荘-10:00第一ゲート
天候 | 8/10(水)雨(山頂付近は暴風雨) 8/11(木)雨のち曇 8/12(金)曇のち晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
8/10(水)3:00豊糠山荘(シャトルバス)→4:00第一ゲート 8/12(金)11:30第一ゲート(シャトルバス)→12:30豊糠山荘13:00(車)→昼食→14:30平取温泉(車)15:00発〜後方羊蹄山へ |
写真
感想
・幌尻岳は、北海道の背骨である日高山系北部に位置する深山です。大雪―トムラウシ同様、豊富な高山植物が魅力です。15回程の徒渉があるため、フェルト底の足袋を持参しました。
・川の深さが腰程度まであるということで沢経験がない私は渡渉にやや不安がありましたが、フェルト足袋がしっかり滑り止めの役割を果たし(雪山のアイゼンのような実感でした)、腰を落としてやや川下に向かうことを意識し、特にトラブルもなく早朝のうちに渡渉ができました。清涼感あふれる沢歩きは心地よく楽しかった!
・その後、低気圧が予想より早く接近したため、昼前から風雨に見舞われました。登頂を果たした後直ちに下山を開始したものの、登山道は鉄砲水のような状況の中、必死に下山しました。山荘に到着したところ、午前中に渡渉した川の水かさが数倍になっていることに衝撃を受けました。
・2日後に下山時には水かさがかなり減っており特に危ない状況ではなかったです。
・今後沢登りをやるかどうかは未定ですが、しっかりとした技術、知識の習得が不可欠だと実感しました。
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前週とはうって変わった天候の中の幌尻岳登頂、お疲れさまでした。
渡渉の為に装備等、色々と準備されたようですね。
十数回も渡渉するとかなり体力を消耗すると思いますが、水は冷たかったですか?
それにしても下山時の登山道、まるで川のようになってますね。
生還おめでとうございます。
今回の幌尻岳山行に際し、新たに準備した装備はフェルト底の足袋、ウレタン製のふくらはぎのウォーマー、渡渉専用靴下です。足袋とウォーマーに入り込んだ沢の水が、体熱で暖められ湯膜で冷たさから防ぐという造りになっています。
8月とはいえ直に触れる沢水はかなり冷たかったですが、おかげで苦痛を感じることは全くありませんでした。
なお、これらの装備は直前のテント山行には不要なものでしたので、予めふもとの山荘に郵送しておきました。
渡渉は楽しかったのですが、悪天候のため登山の方は厳しかったです。
当初は戸蔦別岳→幌尻岳の周遊縦走を予定していたのですが、稜線歩きは断念しました。
稜線から見る幌尻岳や北カールの高山植物を楽しみにしていたので心残りはありますね。
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