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Yamareco

記録ID: 1300185
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
赤城・榛名・荒船

〔撮影山行〕全山紅葉!妙義山〜意外と手強くてびっくりした"鷹返し"〜

2017年11月03日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:15
距離
5.7km
登り
1,184m
下り
896m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:25
休憩
0:47
合計
8:12
距離 5.7km 登り 1,184m 下り 898m
8:43
9:07
43
9:50
9:51
37
10:28
43
11:11
11:15
36
11:51
99
13:30
13:37
7
13:44
13:45
40
14:25
14:31
64
15:35
10
15:45
15:48
9
15:57
9
16:06
16:07
5
16:12
7
行程全般を通じて三脚を立てていたのでかなり遅めです。
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2017年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
稜線は鎖場と高度感でほぼ全域楽しい危険地帯。
以下に鎖場について記載していますが、今回の反省点は紅葉が綺麗かどうかの判断だけで、妙義自体の鎖場の危険性について事前の調べが足らなかったということにつきます。
妙義の鎖場で腕力と握力が求められるというのは、どこでも記載されています。
繰り返しになるので以下は参考で。

□鎖場 〜≪私見≫ 他の鎖場とどこが違うのか/難易度について〜
1.経験・背景
大キレットやジャンダルム、槍・剱岳、不帰キレット、蟻の塔渡り等、他の難所をほぼ全て経験していたので、岩場にはそれなりの自信もありました。妙義も難所といえど、鎖や梯子が付いてる限り、何の問題もないし絶対に落ちることはないと思っていました。
しかし実際行ってみると思わず緊張を強いられることになり、なぜ妙義山で滑落死亡事故が多発するのかを、身を持って体感・理解することとなりました。

2.妙義の岩場
妙義の鎖場でまず違和感や難しさを感じたのが、他の岩場と違うということ。
その決定的な違いは、鎖場における足場のしっかり度、すなわち自重をすべて脚で支えられるか否かということです。
まず他の鎖場は、足場がしっかり切れており、鎖の有無に係わらず両脚だけで体を支えることができ、"脚で登って鎖は補助”という関係になるのがほとんどです。
一方、妙義の鎖場は、足場は薄く、両脚だけで自重を支えることができません。そのため、必然的に自重の多くの割合を腕力と握力で支えることになる点が、他の難所と決定的に違います。
したがって、妙義の鎖場で必要なスキルは、通常の岩場で求められるものの他に、]嗄呂鉢握力が必要になってきます。
より端的に言えば、妙義の鎖場は垂直系が多く、"腕力に頼った力技のファイト一発系”であるといえます。
以上より鎖場の難易度としては国内Maxで、例えば有名な剱のカニの縦ばいより上なのは間違いありません。

3.判断・対処
判断とすれば、私のように他の岩場の経験だけで判断せず、そこに]嗄呂鉢握力が必要であるとの認識がまず必要だと思います。
実際自分の場合でも、垂直系の鎖が連続した鷹戻しの後の下りの鎖では、一瞬オーバーハング気味の所もあり、腕力握力が頼りない私は、腕と握力がぱんぱんになりました。特に握力の方はかなり低下し、下り終えた後は力が入らない状態になっていました。
腕力や握力が消耗しきったときは何が起こってもおかしくないかと思いました。
このように、男性の自分でさえ垂直系の鎖が連続すると筋力が相当低下するくらいですので、男性よりもリーチが短く足場を探すことが難しく腕力握力が劣る女性は、このエリアが疲れた後半に出てくると非常に危険になると思います。
そのため、腕力握力有無の観点から行く行かないかの判断を検討するか、鎖からセルフビレイを取ったり、鎖を連続させず筋力の回復を待って次の鎖に進む等の対処が必要かと思います。
具体的には、妙義神社からスタートの場合、大の字上の奥の院の鎖場で、自分の体を持ち上げられないようでしたら、鷹戻し等の金洞山のエリアは踏み込まない方が無難だと思います。ロシアンルーレットになってしまいます。

□高度感
素晴らしい高度感です。鎖場を含め、覗き込むとその高度感で下腹部あたりがズキズキします。
先週行った黒部峡谷下の廊下より断然怖かった。。。
その他周辺情報 妙義ふれあいプラザ「もみじの湯」_510円。
食堂もあり重宝する(LO19:00)。
08:00 妙義神社よりスタート。
今日は快晴です。
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08:00 妙義神社よりスタート。
今日は快晴です。
08:45 大の字着。
大の字の背後に聳える紅葉の白雲山。
スタート早々に代表写真が決まりました。
こんな分かりやすいものはない。
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08:45 大の字着。
大の字の背後に聳える紅葉の白雲山。
スタート早々に代表写真が決まりました。
こんな分かりやすいものはない。
大の字からの北東側の景色。
平野の向こうに山々が聳えます。
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大の字からの北東側の景色。
平野の向こうに山々が聳えます。
大の字からこれから行く白雲山の稜線。
大の字から上あたりが紅葉のピークでしょうか。
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大の字からこれから行く白雲山の稜線。
大の字から上あたりが紅葉のピークでしょうか。
一般登山道最高難度のルートも楽しいですが、紅葉も楽しみです。
一般登山道最高難度のルートも楽しいですが、紅葉も楽しみです。
奥の院着。
第一の関門、30m3連鎖場。
後に鷹戻しの鎖場を体験して分かりましたが、ここで自重を楽に持ち上げられないようであれば、鷹戻しのエリアに踏み込むべきではないでしょう。
慎重にかつ楽に突破。
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奥の院着。
第一の関門、30m3連鎖場。
後に鷹戻しの鎖場を体験して分かりましたが、ここで自重を楽に持ち上げられないようであれば、鷹戻しのエリアに踏み込むべきではないでしょう。
慎重にかつ楽に突破。
稜線に出ると裏妙義の山々と浅間山が見えます。
険しいからこそか、岸壁に張りつく紅葉が美しい。
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稜線に出ると裏妙義の山々と浅間山が見えます。
険しいからこそか、岸壁に張りつく紅葉が美しい。
同じく北方面。
榛名山。
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同じく北方面。
榛名山。
駐車してある、道の駅みょうぎを覗き見て。
ある程度高所には慣れているはずなんですが、この高度感、おっそろしいなぁ〜。
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駐車してある、道の駅みょうぎを覗き見て。
ある程度高所には慣れているはずなんですが、この高度感、おっそろしいなぁ〜。
裏妙義・浅間山方面。
稜線の紅葉はもう終わりでしょうか。
裏妙義・浅間山方面。
稜線の紅葉はもう終わりでしょうか。
下の綺麗な紅葉を撮りたくて、何度も下を見てしまいます。

1
下の綺麗な紅葉を撮りたくて、何度も下を見てしまいます。

う〜ん、広い!高い!そして険しい!
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う〜ん、広い!高い!そして険しい!
金鶏山方面。
金鶏山の斜面の紅葉もまた見頃です。
2
金鶏山方面。
金鶏山の斜面の紅葉もまた見頃です。
谷を挟んだ向かい側から見る天狗岩。
でっかい!そしてその上に乗ってる紅葉も綺麗だ。
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谷を挟んだ向かい側から見る天狗岩。
でっかい!そしてその上に乗ってる紅葉も綺麗だ。
天狗岩の足元を埋める見頃を迎えた紅葉の木々。
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天狗岩の足元を埋める見頃を迎えた紅葉の木々。
天狗岩全景。
縦走路は天狗岩まで行くため、一度谷まで下ります。
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天狗岩全景。
縦走路は天狗岩まで行くため、一度谷まで下ります。
天狗岩の斜面と裏妙義と浅間山。
天狗岩の斜面を先行者が歩いているのが見えました。
ときどき奇声が上がっていました。
おそらくその高度感に心ときめいたのでしょう(笑)。
2
天狗岩の斜面と裏妙義と浅間山。
天狗岩の斜面を先行者が歩いているのが見えました。
ときどき奇声が上がっていました。
おそらくその高度感に心ときめいたのでしょう(笑)。
ここから長い鎖を使って谷まで下ります。
ここの鎖は慎重に行けば特に問題なし。
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ここから長い鎖を使って谷まで下ります。
ここの鎖は慎重に行けば特に問題なし。
鎖を使って下降中。
稜線上でもまだまだ元気な紅葉。
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鎖を使って下降中。
稜線上でもまだまだ元気な紅葉。
12:00 相馬岳山頂着。
山頂の紅葉の奥に、紅葉し綺麗ながらも険しく怖ろしげでもあるバラ尾根と金洞山が続く。
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12:00 相馬岳山頂着。
山頂の紅葉の奥に、紅葉し綺麗ながらも険しく怖ろしげでもあるバラ尾根と金洞山が続く。
何も考えず自分の影をパシャ。
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何も考えず自分の影をパシャ。
相馬岳山頂より西側。
裏妙義の紅葉の斜面が綺麗です。
行ってみたら紅葉が物凄く綺麗だったりするのでしょう。
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相馬岳山頂より西側。
裏妙義の紅葉の斜面が綺麗です。
行ってみたら紅葉が物凄く綺麗だったりするのでしょう。
相馬岳からはザレている急斜面を下ります。
自分の足元に登山道があるため、落石を起こさないよう注意が必要です。
ですが浮石があり、細かいのから中くらいのものまで、注意してても落ちてしまいます。
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相馬岳からはザレている急斜面を下ります。
自分の足元に登山道があるため、落石を起こさないよう注意が必要です。
ですが浮石があり、細かいのから中くらいのものまで、注意してても落ちてしまいます。
急斜面を下り標高を下げると、ちょうど紅葉のピークゾーンに当たりました。
いろんな色が混じる紅葉の谷の向こうに見える金洞山。
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急斜面を下り標高を下げると、ちょうど紅葉のピークゾーンに当たりました。
いろんな色が混じる紅葉の谷の向こうに見える金洞山。
紅葉の谷底から太陽が覗きます。
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紅葉の谷底から太陽が覗きます。
本当すっごいな〜、紅葉が燃えてます!
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本当すっごいな〜、紅葉が燃えてます!
輝いています!
本当綺麗だわ。
見上げても凄いです!
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見上げても凄いです!
この紅葉の谷底で長い間、光輝く紅葉を撮っていました。
2
この紅葉の谷底で長い間、光輝く紅葉を撮っていました。
風もなく暖かく静かです。
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風もなく暖かく静かです。
いったい何色の色が混ざっているのでしょうか。
ひたすら素晴らしい...。
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いったい何色の色が混ざっているのでしょうか。
ひたすら素晴らしい...。
この時点でビリかと思いきや、まだ数人が追いついて追い抜いていきます。
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この時点でビリかと思いきや、まだ数人が追いついて追い抜いていきます。
静かに紅葉と戯れていると、ガラガラ音がします。
静かに紅葉と戯れていると、ガラガラ音がします。
相馬岳からのザレた急斜面で、下りてくる人下りてくる人みんな大なり小なり落石を落としてくるので、人が下りてくることがその都度分かります(笑)。
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相馬岳からのザレた急斜面で、下りてくる人下りてくる人みんな大なり小なり落石を落としてくるので、人が下りてくることがその都度分かります(笑)。
1回直撃コースで落石を食らったときは、「なんぞ!?」と思いましたが、私自身も気を付けていても浮石が多く、3回も落石を落としてしまいました。すいません...。
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1回直撃コースで落石を食らったときは、「なんぞ!?」と思いましたが、私自身も気を付けていても浮石が多く、3回も落石を落としてしまいました。すいません...。
バラ尾根に行く先からこんな看板が幾度か現れます。
経験から梯子や鎖があるところで落ちる気しないし、エールと受け取っておきましょう(※鷹戻しにビビる前の心境です)。
バラ尾根に行く先からこんな看板が幾度か現れます。
経験から梯子や鎖があるところで落ちる気しないし、エールと受け取っておきましょう(※鷹戻しにビビる前の心境です)。
13:30 バラ尾根ピーク。
相変わらず裏妙義と浅間山が綺麗です。
2
13:30 バラ尾根ピーク。
相変わらず裏妙義と浅間山が綺麗です。
裏妙義。
その美しい紅葉の斜面と険しい山容を見ると、心の奥からその美しい紅葉と険しさを求める声が聞こえてくるようです。
行ってみたくなったりして。
4
裏妙義。
その美しい紅葉の斜面と険しい山容を見ると、心の奥からその美しい紅葉と険しさを求める声が聞こえてくるようです。
行ってみたくなったりして。
斜光線に輝く金鶏山。
たまらなく美しい〜。
そして結構日が傾いてる?
毎度のことながら、時間大丈夫かなぁ?
2
斜光線に輝く金鶏山。
たまらなく美しい〜。
そして結構日が傾いてる?
毎度のことながら、時間大丈夫かなぁ?
振り返って、今日歩いてきた相馬岳。
全山紅葉!山塊を埋め尽くす紅葉が美しい。
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振り返って、今日歩いてきた相馬岳。
全山紅葉!山塊を埋め尽くす紅葉が美しい。
これから行く金洞山。
これ、まだまだあるよね...。
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これから行く金洞山。
これ、まだまだあるよね...。
また注意の看板が現れました。
梯子や鎖があれば大丈夫だと思うのだが(※鷹戻しにビビる前の心境です)。
また注意の看板が現れました。
梯子や鎖があれば大丈夫だと思うのだが(※鷹戻しにビビる前の心境です)。
これから足を踏み入れる危険エリアに若干の心配をしつつも、紅葉が綺麗なので三脚立てて撮りまくっています。
撮り終わって三脚をしまっていると、ken1014さんとhossyさん(仮)の2人が鷹戻し方面から現れます。
話を聞くと、昨日も滑落事故があり鷹戻しを行くかどうか迷っているとのこと。
ここまできて、鷹戻しのヤバさがヒシヒシ伝わってきました。
しかし、やはり経験から梯子・鎖で落ちることはないと思えたので、実際行ってみて本当に無理そうだったら引き返すことを念頭に、3人で鷹戻しに進むことにしました。
2
これから足を踏み入れる危険エリアに若干の心配をしつつも、紅葉が綺麗なので三脚立てて撮りまくっています。
撮り終わって三脚をしまっていると、ken1014さんとhossyさん(仮)の2人が鷹戻し方面から現れます。
話を聞くと、昨日も滑落事故があり鷹戻しを行くかどうか迷っているとのこと。
ここまできて、鷹戻しのヤバさがヒシヒシ伝わってきました。
しかし、やはり経験から梯子・鎖で落ちることはないと思えたので、実際行ってみて本当に無理そうだったら引き返すことを念頭に、3人で鷹戻しに進むことにしました。
急遽ソロから3人パーティーになって、最も危険なポイント"鷹戻し”に突入します。
鷹戻し最初の梯子。この梯子はへっちゃら。
次は何が来るのか、何が出てくるのか、ドキドキしてきた。
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急遽ソロから3人パーティーになって、最も危険なポイント"鷹戻し”に突入します。
鷹戻し最初の梯子。この梯子はへっちゃら。
次は何が来るのか、何が出てくるのか、ドキドキしてきた。
鷹戻しを上り終えた後の岩塔より裏妙義の山々。
鷹戻しの垂直の壁は足のステップが薄い中、腕力握力と体の柔軟性で無事何とか切り抜けました。
一方、ken1014さんとhossyさん(仮)もガシガシ危なげなく登ってきました。
核心部の写真は、両手が塞がっているため撮ることはできませんでした。
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鷹戻しを上り終えた後の岩塔より裏妙義の山々。
鷹戻しの垂直の壁は足のステップが薄い中、腕力握力と体の柔軟性で無事何とか切り抜けました。
一方、ken1014さんとhossyさん(仮)もガシガシ危なげなく登ってきました。
核心部の写真は、両手が塞がっているため撮ることはできませんでした。
鷹戻しを終えて、岩塔上で一休みの紅葉撮影。
ふぅ〜、登り切れた。
自信の割には意外と手強かった...、ぶるぶる。
3
鷹戻しを終えて、岩塔上で一休みの紅葉撮影。
ふぅ〜、登り切れた。
自信の割には意外と手強かった...、ぶるぶる。
鷹戻しを終えてもまだ難所がありました。
15:00 下りの2段の鎖(上から見て)。
下段は一瞬オーバーハング気味で、ここも危険です。
この鎖を下り終えた後、垂直系の鎖が連続したこともあり、腕力と握力のない私は、腕はパンパンで握力はほとんど力が入らない状況になっていました。
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鷹戻しを終えてもまだ難所がありました。
15:00 下りの2段の鎖(上から見て)。
下段は一瞬オーバーハング気味で、ここも危険です。
この鎖を下り終えた後、垂直系の鎖が連続したこともあり、腕力と握力のない私は、腕はパンパンで握力はほとんど力が入らない状況になっていました。
2段の鎖下段。
ken1014さんは難なく力強く下りてきました。
その次のhossyさん(仮)は、鎖の方が千切れんばかりにガシガシと力強く下りてきました。
2人とも安定感あるなぁ〜。
何が違うんだろう?と思ったら腕力が違うんですね。
3
2段の鎖下段。
ken1014さんは難なく力強く下りてきました。
その次のhossyさん(仮)は、鎖の方が千切れんばかりにガシガシと力強く下りてきました。
2人とも安定感あるなぁ〜。
何が違うんだろう?と思ったら腕力が違うんですね。
本日の難所を終えて、岩塔上で一休み。
傾いた日に照らされる東岳。
腕力と握力を使いすぎて、あまり力が入らない...。
2
本日の難所を終えて、岩塔上で一休み。
傾いた日に照らされる東岳。
腕力と握力を使いすぎて、あまり力が入らない...。
ヤバかった鷹戻し岩峰全容。
ken1014さんとhossyさん(仮)お疲れさまでした。
こんな楽しい鎖場体験を、他の方と共有できて嬉しい限りです。
5
ヤバかった鷹戻し岩峰全容。
ken1014さんとhossyさん(仮)お疲れさまでした。
こんな楽しい鎖場体験を、他の方と共有できて嬉しい限りです。
15:30 大砲岩。
西日に輝く金洞山。
ここまでくると観光客が多く、難所を抜けた実感がわいてきます。
3
15:30 大砲岩。
西日に輝く金洞山。
ここまでくると観光客が多く、難所を抜けた実感がわいてきます。
はるか向こうに見える相馬岳。
難所を超えたものの、車が止めて戻る所はあの相馬岳の麓の道の駅みょうぎ。
これまた大変だ、どうすっかなぁ〜。
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はるか向こうに見える相馬岳。
難所を超えたものの、車が止めて戻る所はあの相馬岳の麓の道の駅みょうぎ。
これまた大変だ、どうすっかなぁ〜。
それでも日があるうちはまだまだ遊ぶ大砲岩。
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それでも日があるうちはまだまだ遊ぶ大砲岩。
16:00 第四石門。
ここで、高崎から写真撮影に来られていた方に、3人まとめて道の駅まで車で送ってくれることに。本当にありがとうございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
また、登山口に至るまでは、パトロールの方々に事故現場等の貴重なお話をして頂けました。
今日は天気にも紅葉にも人にも恵まれた山旅でした。
感謝感謝。
3
16:00 第四石門。
ここで、高崎から写真撮影に来られていた方に、3人まとめて道の駅まで車で送ってくれることに。本当にありがとうございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
また、登山口に至るまでは、パトロールの方々に事故現場等の貴重なお話をして頂けました。
今日は天気にも紅葉にも人にも恵まれた山旅でした。
感謝感謝。

感想

≪感想≫
三連休。紅葉がまだ綺麗なエリアを探すと妙義山が思いつきました。
妙義は前回時間の都合から大のぞきまで行って登っていたことにしており、あのギザギザスカイラインを歩かなければ妙義を登ったと言えないような気がするため、今回はギザギザスカイラインを歩く計画としました。

紅葉は国内最難関の険しいルートによく絡んで非常に綺麗でした。
ルートも実際行ってみると、「コース状況」で記載している通り思っている以上に手強く、久々に冷や汗をかくインパクトのあるものでした。
山自体が非常に急で危険な所が多々ありますが、腕力握力と岩場に自信があり、おサルになって全身を使ってアスレチックを楽しみたい方には、楽しい山になるのではないでしょうか。

鷹戻しからは、ken1014さんとhossyさん(仮)の2人とご一緒でき、こんな手強く楽しい鎖場体験を他の方と共有でき嬉しい限りです。
また、パトロールの方々から事故現場等の貴重のお話を聞けたり、さらに石門でお会いした方に車で送って頂いたり、天気や紅葉にも恵まれましたが、それ以上に人に恵まれた非常に記憶に残る山旅となりました。
感謝感謝です。

≪紅葉情報≫
紅葉は今がピーク。
稜線上の紅葉はやや遅いが、大の字から上あたりが紅葉のピーク。

≪撮影機材≫  
24~70mmF2.8:◎ 紅葉や周囲の山々の切り取り等。
16~35mmF4:◎ 天狗岩等の岩塔をワイドで規模感を表現したい場合は必須で、標準24mmでは入らない。
70〜200mmF4:× 紅葉の切り取り等。軽量化のため不所持。

≪人の入り≫
三連休で多いが、稜線上を縦走する人は比較的少ない。
道の駅みょうぎの駐車場は8時前にはいっぱい。

≪山バッジ≫
探す暇なし。

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コメント

腕力、握力鍛えます。
shibawannkoさん、初めまして。埼玉のmurasaki3378です。
詳細なレポ拝見しました。非常に参考になりました。小生も妙義の稜線は未踏で、いつかトライと思っておりますが、やはり安易に取りつかない方が良さそうですね。他の岩場との比較で難易度が分かりました。他の方のレポを拝見すると「なんとか自分も行けそう」な気になっておりましたが、貴レポで具体的なイメージがわきました。十分、準備してから挑戦します。
2017/11/6 8:45
Re: 腕力、握力鍛えます。
murasaki3378さん
初めまして、こんばんは。
コメントありがとうございます!

"難しさ”というものも、表現の仕方や双方の受け取り方によって相対的なもので、非常に伝わりにくいものだと感じます。
縦走路に幾度か出てくる「この先険しい岩場が続き大変危険!」の警告表示程度では、斜度高度なのか、逆層で滑りやすいのか、浮石があって落石が起こりやすいのか、まったく分からないので判断対処のしようがない、と率直に思ったものです(その点全く下調べが足りず突っ込んでしまい反省です...)。
この警告表示も、「この先腕力と握力を激しく消耗します。あなたは腕力と握力だけで自分の体重を支えながら垂直の壁の上り下りを繰り返せますか?」と表現してもらえれば、ある程度適切な判断が導かれ、高齢女性の墜落死というそれらしい確率で起こりそうな事故も減るのではないか、と思い、敢えて書かせて頂いた次第です。

正直この認識1つあれば、私もそれほど慌てなかったと思うのと、当然全部が全部当てはまりませんが「女性は無理かも...」と思いました。
私は174cmの細身の63kgで、これに撮影機材が入ったリュック7〜8kgを加えた重量を、特に強くはない腕力と握力で支えていたことになります。
したがって、男性で腕力握力も相当程度あり、自重と荷物が重くなければ、問題なく通過できるかと思います。

なんか細かくなってしまい申し訳ありません。
murasaki3378さんも、妙義のギザギザスカイライン是非是非楽しんでください!
2017/11/6 22:05
Re[2]: 腕力、握力鍛えます。
shibawannkoさん、追加のアドバイス有難うございます。
足場の不安定な、垂直の鎖の連続は、何回が経験ありますが、後半、握力が無くなり冷汗の経験があります。小生、体力・筋力にあまり自身がありませんので、十分準備後トライします。
2017/11/6 22:47
参考になります!
shibawannkoさん、おはようございます。

妙義山は自分もいつか登りたいと思っている山です。
なるほど、腕力と握力が必要ですか。
詳細なレコ、とても参考になります。

自分が今まで経験した鎖場で急だと感じたのは、谷川の西黒尾根途中の岩場にある鎖場、乾徳山の山頂直下の鎖場くらいでしょうか。
いずれも、垂直とまではいかない角度で足の置き場もあるので、腕の力だけで登らなければならないような鎖場は未経験です。
それでも翌日は腕の筋肉痛になったりしたので、妙義行くなら、もっと腕の筋肉痛を鍛えてからにした方がいいかもですねー。

山での出会いは素晴らしいですよね。
自分も以前、山頂でお昼をご一緒したご夫人に、下山地点から駐車場まで車で送ってもらったことがありました。その方は近くに住んでいるとはおっしゃっていましたが、一旦自宅に戻ってからわざわざ車を出してきてくれました。
山では、たまに上記のような貴重な出会いが経験できるのもいいですよね。
2017/11/7 6:33
Re: 参考になります!
shibawannkoさん
こんにちは
記録参考になってなによりです。

数日たった今でも腕と特に背中の筋肉が激しい筋肉痛な状況です。
どんだけ一生懸命だったんでしょう(笑)。
山歩きって脚筋力と心肺持久力は鍛えられるんですが、
岩場行ったりしないと意外と腕等の上半身はからっきしですね。

山での出会いは良いものですね。
最近山行ったら、写真だけでなく、
心をフルオープンにして営業活動しようかと思っていたりします(笑)。
2017/11/7 12:52
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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