旧碓氷峠
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- GPS
- 04:30
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 892m
- 下り
- 332m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り:軽井沢駅 |
感想
この週末は3連休にすることができた。18きっぷを使って、浅間山に登ろうと思う。
浅間山に登るのは、日帰りは難しいので、小諸に前泊することにする。しかし、前日に電車移動だけではもったいない。どこかを歩けないかと考えた結果、横川駅から旧碓氷峠を越えて軽井沢まで歩くことを思いついた。
碓氷峠は、鉄道好きなら誰でも知っている峠だ。
10年以上も前に長野新幹線の開通で、横川〜軽井沢区間が廃線になってしまって、信州までつながらなくなって久しいのだが、いまだに高崎〜横川区間は信越本線と呼ばれている。
廃線跡は、遊歩道として整備されていて、横川〜めがね橋まで歩けるらしい。その区間を歩こうという人たちだろうか。沢山のハイカーが、横川駅で降りた。
その人たちに混ざって、レールの上を歩いていく。廃線跡のレールの周りが舗装されていて歩けるようになっている。
複線の片側が遊歩道となっていて、もう片方は、まだ電車が走れるようだ。碓氷峠鉄道文化むらが、機関車の体験運転などで使っているらしい。
レンガ造りの旧丸山変電所を右手に見ながら、レールの上を進む。今日は、涼しくて快適だ。
第一トンネルの中に入る。中を歩く人のために、電灯が点いている。レンガでできた歴史を感じさせるトンネルで、中を歩けるだけで楽しい。
この先も遊歩道は続いていて、まだまだ廃線跡を歩いていきたいところだが、軽井沢に抜ける旧中山道は、このトンネルを出たところから遊歩道を外れる。
旧中山道は、しっかりとした道で、全く心配なところはない。時折、地元の方らしい人とすれ違ったところからしても、比較的歩かれている道のようだ。
刎石(はねいし)山の付近の休憩所で、少し休憩する。この道は、ヒルが多いという情報があったので、心配になって足元を確認すると、左右の靴下に2匹ずつヒルがくっついている。
慌てて払い落とす。怖くなってスパッツを付けた。これで大丈夫だろう。
ここからも、ずっとなだらかで太い道が続く。しばらく淡々と歩いていると、目の前にカモシカがいる。目が合うが、全く逃げる気配がない。
カモシカと分かれて進むと、山中茶屋跡に着いた。説明のプレートを見ると、過去には13軒の茶屋があって、子供が25人いて学校もあったと書かれている。
この平らなスペースもあまりない鬱蒼とした森に、本当にそんな歴史があるのだろうか。どんな暮らしだったのか想像しながら歩く。
そこからしばらく進むと林道に出た。ここから熊野神社に向かう。
熊野神社に着くと、人が沢山いる。バスでここまで来れるらしく、山歩きの格好をしている人はいない。
そこから見晴台まではすぐ。残念ながらガスで展望はなかった。多くの観光客で溢れる中、一人、昼食をとった。
別荘地を抜け、軽井沢駅に向かうと、ものすごい人ごみだ。小汚い格好をしているのは私だけで、なんとなく気まずい。
さすがに避暑地というだけあって、とても涼しく、湿度も低いのか、カラッとして気持ちがいい。
今日は小諸まで行って、贅沢にもホテル泊まりだ。明日登る浅間山は、雲に隠れて見えなかった。
明日は、朝早くから歩き出すので、早めに寝ることにする。
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