笠ヶ岳 〜笠新道はきつかった〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 21.1km
- 登り
- 2,124m
- 下り
- 2,131m
コースタイム
ー11:15笠ヶ岳山頂ー11:35笠ヶ岳山荘(昼食)12:10ー13:03抜戸岳分岐
ー13:51杓子平ー16:15笠新道入口ー16:55ゲート
天候 | 概ね曇り、山頂が近づくにつれ、時々ガスがひいて晴れ間もありました。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありません。 あるのは、長い、長〜い上り(下り)があるだけです。 【笠新道入口〜杓子平】 杓子平までの急登が、とにかく長く険しい道のりです。 登山道の状況としては、先々週の、北アルプス3大急登といわれるブナ立尾根の方が、歩きやすく感じました。 心が折れそうになるのを堪えて杓子平まで辿り着ければ、展望が開けて気持ちも切り替わり、何とかなると思います。 【杓子平〜抜戸岳分岐】 前半は緩やかなアップダウンの道が続き、展望が開けることもあり、ちょっと心が和みますが、杓子平までの筋疲労が地味に堪えます。 後半は、段差が不均一な急登が筋疲労に拍車をかけます。 ガスが引いて、気持ちのいい青空のお出ましに救われました。 【抜戸岳分岐〜笠ヶ岳山頂】 ようやく、気持ちのいい稜線歩きが楽しめます。 山頂までの登りがきつく見えますが、今までの急登に比べれば、何てことはありません。 【水場】 笠新道入口においしい水場があります。 登山道から少し下った所にある笠ヶ岳キャンプ場の水場は、水量が期待できないそうです。(笠ヶ岳山荘での情報) 笠ヶ岳山荘の水は天水です。 |
写真
感想
今回は山は1年ぶりとなるshunくんと笠ヶ岳です。
アルプスに行きたいというshunくんの要望を汲んで、未踏の百名山から候補にあがったのは、笠ヶ岳、黒部五郎岳、塩見岳、光岳。
これって、全部ピストンで20勸幣紊了海个りじゃないですか。
そうなんです。
野郎2人で行くなら、ソロでは行きたくないきつい山に道連れです(笑)
でも、shunくんは、6回ほど一緒に登って、類稀なパフォーマンスを見てきているので十分対応できると踏んでのことです。
で、天気予報から最も雨の可能性が低く、かつ、この中では楽に思えた笠ヶ岳に決定しました。
できれば、槍・穂高の雄姿も見せてあげたかったのですが、曇っていて、それは叶いませんでした。
でも、仮眠した上宝道の駅では雨が降っていたし、天気予報では晴れのマークはなかったにもかかわらず、山頂が近づくにつれ、サッとガスが引いて、笠ヶ岳の雄姿を間近で見られて2人とも大満足でした。
さて、問題の急登についてですが、恥ずかしながら、杓子平までの約半分くらいで、正直心が折れそうになりました。
後でshunくんに聞くと、「今日はもうこのくらいで帰ろうか」と私がいうのを待っていたそうです(笑)
日帰りピストンとはいえ、最初はオーバーペースにならないよう話して笠新道をスタートしました。
すると、いきなりたまげるスピードで登ってくる達人がいて、道を譲ったのですが、shunくんがわずかの時間ついていってしまい、それが、正にオーバースピード
となって、のっけから乳酸を蓄積してしまったようです。
ちなみに達人は私たちが、笠ヶ岳山荘に到着する直前に、もう山頂から帰ってきて、ランチをしようと山荘の右手の高台で場所を探しているところでした。
結局、笠新道はアスリート的に登山に取り組んでいる人と、週末登山はするものの日々の鍛錬を怠っている自分のようなものと、明確にコースタイムに差が出る、ごまかしの効かないコースだということが分りました。
登りがきついのは勿論なんですが、筋に余力のなくなった下りで、ヘロヘロになってしまいました。
1人だったら、さらにペースダウンしたことでしょう。
自分の今の立ち位置を思い知らされた笠新道、いつか「涼しい顔で登ってやるぞー!」なんて、毛頭言えません。
それどころか、しばらくきつい登山から離れたいと思うヘタレです。
それにしても、shunくんのチャレンジ魂とパフォーマンスは拍手ものです。
さすが、もうすぐお父さんになるだけのことはありますね。
そういえば、山頂近くの祠に安産祈願してましたね。
きっと、逞しい子が生まれるでしょう!
shunくんのおかげで、きついながらも、笠ヶ岳を満喫でき、楽しく登れました。
未踏のきつい百名山がまだまだあるので、その時はよろしくね(笑)
笠お疲れ様です。
笠新道の辛いところは下りで沢音が聞こえてからの長さではないでしょうか。
あともう少しで林道に出られると思っても、実はそこから百万回ぐらいつづら折りを行ったり来たりしたように記憶しています。
槍穂の展望は残念でしたが、ガスが出ていない午前中は逆光なので実はそれ程の感動は無かったというのが私の感想です。
夕日に燃える槍を見るのは私も宿題項目ですので、いつかは達成したいですね。
>笠新道の辛いところは下りで沢音が聞こえてからの長さではないでしょうか。
仰るとおり、早々と沢音は聞こえたのですが、そこから気が遠くなるほど長かったですね
心拍計を忘れ、自分としては最初にオーバーペースになってしまったのが、最後にヘロヘロになった要因かもしれません
というか、明らかな、筋力不足ですね
おはようございます、satoyamaさん。
笠ヶ岳日帰りお疲れ様です
光岳かなと読んでいましたが、予告通りに笠でしたね!
稜線に出てからの笠の雄姿がカッコいいですね
ブナ立尾根の方が歩きやすいんですか?
弱りましたね
北ア縦走のときほどではないにしろ、杓子平から林道まで大失速しました
笠の日帰りは甘くなかったです
蛇足ですが、駐車場はガラガラでした。
前回羨ましかったゲート近くの駐車スペースに楽々停められラッキーでした
例のが50座になりそうです。
9月の連休まで充電します
笠ヶ岳でしたか!
天気ももって良かったですね。
稜線からの笠ヶ岳山頂はとても格好良いですね!
お疲れさまでした。
笠新道きついですよね。
しかし最近行った中では自分的には光の易老渡の登りの方がきつく感じられました。
まあ、そのときのコンンディションによるところが大きいと思いますが。
そのうちレビューお願いします。
確実に二人だと退屈な登りも楽しく登れるハズですので、
良かったですね!
光岳の方がきついですか
Ulmatsuさんのレコからもそう感じていました
アクセスも悪いし、展望もあまりなさそうなので、ついつい腰が引けちゃいます
もう少し、鍛えないと日帰りロングは厳しいですね
それを連ちゃんでこなすUlmatsuさんの気力、体力にはいつも驚かされます
satoyamaさん、こんにちは^^
皆さんが仰る通り 飽き飽きする程の、石畳の長い下りが足に堪える笠新道ですね
去年 テン泊3日目の最終下りが笠新道だったのですが、ボロボロヘロヘロで新穂高に降りた記憶です
着々と百に近づいてますね
次は・・折り返しですか
暮々も事故・ケガの無い様、お互い安全登山でいきましょう
笠ヶ岳、お疲れさまでした、でも日帰りは凄いですね。
まだ行った事がないのですが、笠新道の辛さはよく耳にします。
日帰りはきつそうですので、その内にテント担いで槍穂高方面、
夕方と朝の両方を堪能してみたいと思ってます。
satoyamaさん、こんにちは。
kankotoさんも、きついと言っていましたが、日帰りの方は、1日に往復ですからね
全国で3千羽と言われるライチョウも、アルプスでは、高確率で遭遇ですね。冬の雷鳥は、難易度がかなり高いですが今後の楽しみですね
笠新道を通ることによって、笠ヶ岳の感動が更に高まったような気がします
satoyamaさん
北アルプス3大急登のブナ立尾根、燕より
確実に辛いですよね。お疲れ様でした。
稜線で展望が有って有ってよかったです。
ここで展望ないと修行になってしまいますから
北アの中ではわりと地味な山ですが、
お花の時期は最高です。次回は7月辺りに是非!
笠お疲れ様でした〜
いやあ〜噂では聞いていましたが、本当にキツそうですね…
(私は足が遠のきます…)
天候もめまぐるしく変わる中、稜線での青空は格別ですね〜
キツいながらも、楽しめたようで良かったです
次回の未踏のキツい百名山も頑張って下さい!
sanpo69さん、こんばんは。
仰る通り、足に優しくない、歩きにくい下りには参りましたね
歩きにくいかどうかで、同じ急登でも疲労度は変わってきますね。
キツい百名山がまだまだ多く残っているので、ちょっと鍛えないと日帰りロングは厳しいですね
sanpo69さんは、カウントダウンもそう遠くなさそうですね
ホント、お互い事故・ケガのないよう安全登山を心がけたいですね
私には、笠新道は予想以上にキツかったのですが、80ℓのリュックを背負って
縦走するnoborundaさんの馬力をもってすれば、楽勝かもしれません
今回、槍・穂高の展望はほとんどなかったのですが、あったとしても、
逆光で、写真的にはイマイチなのでしょうね
noborundaさんのアグレッシブな山行楽しみにしてます
ilbonさん、こんばんは。
アルプスでは、雷鳥に出会わない方が珍しくなってきましたね
私も、遭遇率はかなり高いのですが、白い雷鳥はまだなので、冬に出会えることを楽しみにしてます
山頂の標柱はilbonさんの情報通り、確かになかったですね
笠新道はきつかったのですが、ilbonさんの仰るとおり笠新道を登ってこそ、
笠ヶ岳の感動が味わえるのかもしれませんね
kankotoさん、こんばんは。
合戦尾根や、ブナ立尾根より笠新道の方が、石がゴロゴロあって歩きづらい分、キツかったです
kankotoさんが行かれた時のように、杓子平からお花がいっぱいであれば、
もっと楽しめたのでしょうね
でも、各地の天気もイマイチの中、青空も拝め、キツいながらも、笠ヶ岳を存分に楽しめ、ラッキーでした
kankotoさんにとって、笠は、レコも参考にさせていただきましたが、タイムからも楽勝のように思えましたが
erikkoさん、こんばんは。
黒戸尾根や、ブナ立尾根を軽々登られたerikkoさんにとっては、笠新道は楽勝だと思います
自分はヘロヘロでしたが、いつか黒戸尾根も行ってみたいと思ってます
未踏のキツい百名山、しばらくは登りたくないですね
のど元過ぎれば、熱さ忘れるかもしれませんが
私は登ったことないですけど、登山口にたいてい、登りきれなかった・・・ ってあきらめて下ってきた人がいますよね
お疲れ様でした
shun君ってshun-oguri君ですか?(笑)
Utunduさん、こんばんは。
旬は過ぎてしまったので、気がつかなかったです
うちのshunくんも超イケメンですよ。
体格も負けてないですよ
きつい山で日程が合えば、また行こうと思ってます
Utunduさんはバリエーションルートですか。
くれぐれも、安全登山を
笠ヶ岳登山お疲れ様です。
笠ヶ岳って、北アに行くといつも存在感満点の姿でデーンと構えていて私も見るのが好きな山です。
今回はガスが多かったようですが、山頂近くから青空になってとても気持ちよさそうですね
稜線の写真もとても良いですね
あと、お友達との登山がとても楽しそうですね。
私は笠ヶ岳に登ったことがないので、来年あたり登ってみたいなと思っています。
笠ヶ岳はAraさんのようなアスリートにはおそらく、楽勝かと思われます。
ただ、気持ちよくRUNできるのは、稜線上から山頂まででしょうか
急登が歩きづらいのが玉にキズですね
私は途中から展望に救われましたが、展望がないと、ホント修行の山になってしまうと思います
こんにちわ。遅ればせながらコメントさせてください。
先日も書きましたが、笠は私の原点のような山で、一昨年前に初めて北アルプスに行って、日本にこんな場所があるのかと感動した山です。
杓子平、きれいですよね〜。
こんな青空で歩けてうらやましい!!
笠からみた槍がとってもかっこよかったので、
ぜひ見ていただきかったなぁ。
来週末の候補にあげているのですが、
こちらのレコをみたらさらに行きたくなってきました〜
それにしても日帰りは大変ですね。おつかれさまでした!
tamaoさん、こんばんは。
tamaoさんの原点は笠なんですね
私は赤岳なんですが、原点となった山には特別な思いがありますよね
笠での不甲斐なさで、ちょっと凹みましたが、ようやくまたファイトが湧いてきたところです
連ちゃんで突き進むtamaoさんには敬服します
tamaoさんの笠のレコ、楽しみですね
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