ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1312051
全員に公開
ハイキング
京都・北摂

比叡山延暦寺釈迦堂内陣特別拝観秘仏ご開帳(坂本から)【戊21.0】

2017年11月12日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 滋賀県 京都府
 - 拍手
narodniki その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:27
距離
11.2km
登り
898m
下り
186m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:39
休憩
1:48
合計
5:27
距離 11.2km 登り 898m 下り 192m
10:08
11
坂本駅
10:19
69
11:31
11:33
7
文殊楼
11:40
11:48
37
東塔地区
12:25
12:56
14
13:10
13:16
29
13:45
14:26
8
比叡山バスセンター
14:34
14:52
24
15:16
15:18
17
15:35
ロープウェイ比叡山頂駅
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
往路:京阪電鉄坂本駅
復路:叡山ロープウェイ
コース状況/
危険箇所等
坂本の日吉大社から上っていく道は、昔はメインルートだったのだろうが、山上まで車道が通っている今となっては荒れる一方。かつて石段か何かが敷かれていたであろう箇所は原形をとどめず、その脇に踏み跡道ができている。
今回は比叡山を歩く。
2017年11月12日 10:08撮影 by  XQ2, FUJIFILM
2
11/12 10:08
今回は比叡山を歩く。
日吉大社の鳥居
2017年11月12日 10:17撮影 by  XQ2, FUJIFILM
1
11/12 10:17
日吉大社の鳥居
日吉大社境内の紅葉。当初10月末に来訪する予定だったが、11月半ばで良かったかもしれない。
2017年11月12日 10:18撮影 by  XQ2, FUJIFILM
1
11/12 10:18
日吉大社境内の紅葉。当初10月末に来訪する予定だったが、11月半ばで良かったかもしれない。
最初は緩やかな石段を昇っていく。
2017年11月12日 10:21撮影 by  XQ2, FUJIFILM
11/12 10:21
最初は緩やかな石段を昇っていく。
振返ると琵琶湖が広がっている。
2017年11月12日 10:30撮影 by  XQ2, FUJIFILM
1
11/12 10:30
振返ると琵琶湖が広がっている。
害獣防護柵を開けて入る。
2017年11月12日 10:33撮影 by  XQ2, FUJIFILM
11/12 10:33
害獣防護柵を開けて入る。
道が山道っぽくなってきた。
2017年11月12日 10:33撮影 by  XQ2, FUJIFILM
11/12 10:33
道が山道っぽくなってきた。
雲は多いが青空も期待できる。
2017年11月12日 10:39撮影 by  XQ2, FUJIFILM
11/12 10:39
雲は多いが青空も期待できる。
だんだんと道が荒れてくる。
2017年11月12日 10:57撮影 by  XQ2, FUJIFILM
11/12 10:57
だんだんと道が荒れてくる。
法然上人得度御霊場
2017年11月12日 11:23撮影 by  XQ2, FUJIFILM
11/12 11:23
法然上人得度御霊場
宿坊・延暦寺会館
2017年11月12日 11:28撮影 by  XQ2, FUJIFILM
11/12 11:28
宿坊・延暦寺会館
根本中堂付近の紅葉
2017年11月12日 11:45撮影 by  XQ2, FUJIFILM
1
11/12 11:45
根本中堂付近の紅葉
手水に積もった落葉。これはインスタ映えする。
2017年11月12日 11:47撮影 by  XQ2, FUJIFILM
1
11/12 11:47
手水に積もった落葉。これはインスタ映えする。
内陣特別拝観中の釈迦堂
2017年11月12日 12:39撮影 by  XQ2, FUJIFILM
11/12 12:39
内陣特別拝観中の釈迦堂
親鸞聖人旧跡
2017年11月12日 13:00撮影 by  XQ2, FUJIFILM
11/12 13:00
親鸞聖人旧跡
浄土院(伝教大師御廟)
2017年11月12日 13:11撮影 by  XQ2, FUJIFILM
1
11/12 13:11
浄土院(伝教大師御廟)
急な石段
2017年11月12日 13:21撮影 by  XQ2, FUJIFILM
1
11/12 13:21
急な石段
ススキの下は比叡山ドライブウェイ。
2017年11月12日 13:26撮影 by  XQ2, FUJIFILM
11/12 13:26
ススキの下は比叡山ドライブウェイ。
阿弥陀堂の紅葉
2017年11月12日 14:36撮影 by  XQ2, FUJIFILM
2
11/12 14:36
阿弥陀堂の紅葉
阿弥陀堂
2017年11月12日 14:45撮影 by  XQ2, FUJIFILM
1
11/12 14:45
阿弥陀堂
東塔
2017年11月12日 14:47撮影 by  XQ2, FUJIFILM
2
11/12 14:47
東塔
東塔から琵琶湖と対岸を眺めることができた。
2017年11月12日 14:49撮影 by  XQ2, FUJIFILM
1
11/12 14:49
東塔から琵琶湖と対岸を眺めることができた。
比叡山にも特攻隊基地があったことはあまり知られていない。
2017年11月12日 14:55撮影 by  XQ2, FUJIFILM
11/12 14:55
比叡山にも特攻隊基地があったことはあまり知られていない。
大比叡の山頂へ。
2017年11月12日 14:58撮影 by  XQ2, FUJIFILM
1
11/12 14:58
大比叡の山頂へ。
最近の強風で倒れたと思われる木々が道を塞ぐ。
2017年11月12日 14:58撮影 by  XQ2, FUJIFILM
1
11/12 14:58
最近の強風で倒れたと思われる木々が道を塞ぐ。
ぽっこり目立つのは三石岳か。
2017年11月12日 15:04撮影 by  XQ2, FUJIFILM
11/12 15:04
ぽっこり目立つのは三石岳か。
目立たない小さな山頂
2017年11月12日 15:17撮影 by  XQ2, FUJIFILM
2
11/12 15:17
目立たない小さな山頂
下の盆地は大原の南部かな。
2017年11月12日 15:24撮影 by  XQ2, FUJIFILM
1
11/12 15:24
下の盆地は大原の南部かな。
琵琶湖南端と大津の街
2017年11月12日 15:25撮影 by  XQ2, FUJIFILM
2
11/12 15:25
琵琶湖南端と大津の街
京都市街の北東部
2017年11月12日 15:35撮影 by  XQ2, FUJIFILM
1
11/12 15:35
京都市街の北東部
オンボロのロープウェイ駅
2017年11月12日 15:35撮影 by  XQ2, FUJIFILM
11/12 15:35
オンボロのロープウェイ駅
ロープウェイ駅傍の紅葉
2017年11月12日 15:36撮影 by  XQ2, FUJIFILM
11/12 15:36
ロープウェイ駅傍の紅葉
ロープウェイからケーブルカーに乗り換える。
2017年11月12日 16:06撮影 by  XQ2, FUJIFILM
2
11/12 16:06
ロープウェイからケーブルカーに乗り換える。
麓の紅葉はまだこれから。
2017年11月12日 16:16撮影 by  XQ2, FUJIFILM
11/12 16:16
麓の紅葉はまだこれから。
趣のある東山の街並み
2017年11月12日 17:11撮影 by  XQ2, FUJIFILM
3
11/12 17:11
趣のある東山の街並み
知恩院三門。ライトアップに長蛇の列が出来ていたのでスルー。
2017年11月12日 17:21撮影 by  XQ2, FUJIFILM
2
11/12 17:21
知恩院三門。ライトアップに長蛇の列が出来ていたのでスルー。
高台寺のライトアップにも行列。
2017年11月12日 17:34撮影 by  XQ2, FUJIFILM
2
11/12 17:34
高台寺のライトアップにも行列。
おっ、そんなに混んでいない所が。
2017年11月12日 17:41撮影 by  XQ2, FUJIFILM
2
11/12 17:41
おっ、そんなに混んでいない所が。
ライトの光が強すぎるのか、白く写ってしまう。
2017年11月12日 17:43撮影 by  XQ2, FUJIFILM
1
11/12 17:43
ライトの光が強すぎるのか、白く写ってしまう。
赤い紅葉なら問題無し。
2017年11月12日 18:02撮影 by  XQ2, FUJIFILM
2
11/12 18:02
赤い紅葉なら問題無し。
暫し、座敷の縁で庭を眺める。
2017年11月12日 18:12撮影 by  XQ2, FUJIFILM
1
11/12 18:12
暫し、座敷の縁で庭を眺める。
落ち着いた祇園の街。東京の街は明る過ぎる。
2017年11月12日 18:38撮影 by  XQ2, FUJIFILM
11/12 18:38
落ち着いた祇園の街。東京の街は明る過ぎる。
最後は京都駅まで歩いて帰った(日帰り)。
2017年11月12日 18:47撮影 by  XQ2, FUJIFILM
1
11/12 18:47
最後は京都駅まで歩いて帰った(日帰り)。
撮影機器:

感想

【経緯&計画】
今年は比叡山延暦寺釈迦堂の秘仏ご開帳ということで機会をうかがっていたが、10月の長雨が去り、山も色づいてきた頃合につき、グスタフ氏とともに詣でることとした。

【山行概要】
東京を出て暫くは青空。鈴鹿山系、比良山系に近づくにつれ雲が増えたかなと思うほどに坂本に降り立つ。
麓の紅葉もまずまずで、日吉大社脇の石段から入山。整備された段の道は、やがて風雨により滅茶苦茶になった窪地道へと変わる。上まで車道が通じたからとは言え、比叡山にしてもこの状況。地方の山上にある中小寺社仏閣への道も推して知るべし。

ただ、そんな道も長くは続かず、1時間程度で宿坊・延暦寺会館に至る。その先が根本中堂、阿弥陀堂のある東塔地区で、今回のメインである西塔地区までは東海自然歩道をもう一歩き。
意外だったのは外国人の割合。以前、奈良に行った時に「中国人ばっかりや〜」という声を聞いたり、高野山で多くの西洋人を見たりしたことから覚悟していたのだが、あまり見ない。比叡山は清水寺や伏見稲荷ほどには知られていないのか。
と言うより、東京の混雑を見慣れているからかもしれないが、全体的にもそれほど混んでいない。いや、大いなる比叡の山が人を呑みこんでしまって混雑を感じさせないのかも知れない。(ただし、食事処は来訪者数に対して明らかにキャパが不足していた。)

釈迦如来を拝観し、阿弥陀堂を経て、大比叡山頂へ。大木がバッタンバッタン倒れている道を急坂を巻きながら暫く行くと目立たない山頂に到達する。
下りはグスタフ氏の足回りに配慮してロープウェイ・ケーブルカーで下ることとした。

【総括】
今回はグスタフ氏とは鍋割山に鍋焼きうどんを食べに行って以来3年半ぶりの共同山行である。足回りがそれほど強くない彼とは主としてC級山行(累積標高差1500m未満)を共にしていたところだが、ブランクも長いので大事をとって山行はロープウェイの比叡山頂駅まで。おかげで無事歩ききることができた。

【コラム】
最近は共同山行におけるトラブルなどが問題となっているようだが、それは単独よりも集団の方が安心という安易な考えに基づく催行・参加も一因であるように思う。「安全→安心」ではあっても「安心→安全」では必ずしもない。「自分一人だと心配だけど皆で渡れば怖くない」と同行者を募った人が、集団になっただけで能力が向上するわけではないのは自明なことだ。また、集団山行を主宰する人の多くは山行能力的には練達していると思われるが、やはり上記のような人が応募してくる可能性を考慮しないといけない。或いは、山行ルートの難易度や自己の能力を把握せずに参加する者もいるだろう。
そう考えると主宰者の責任は非常に重い。参加者が計画で示された難易度と自らの能力を照らし合わせて参加の是非を判断すべきは当然だが、主宰者もまた参加者の多様性を前提とした計画を立て、自分が対応できるのは何人までか慎重に見極めて募集をすべきだろう。
たまに10人以上の大集団を見ることがあるが、ああいうのは最低3,4人先達を付けて、皆で完踏しましょうではなく、落伍者はまとめて分離してエスケープさせるようにしないといけない。或いは、ポイントをいくつか設定し、各ポイントでの状況に応じて予定を変更することを事前に周知し、実際においても臨機応変に変更すべき。
その際、共同山行というのは主宰者自身に対象目的地に行きたい気持ちがある場合も往々にしてあるので、主宰者としては参加者の状況に応じて我執を抑えることも必要になってくる。
我執と言えば、能力的に問題無い人が集まったとしても、統制が効いていなければ集団にして集団にあらず。「私はまだ歩けるのに…」、「ペースが遅いな…」と思ってしまう人は、そもそも性が共同山行に合っていないと知るべし。
「マイペース」と「ひとりよがり」は似て非なるものである。すなわち、「マイペース」な人は、自分が他者とペースが異なることを自覚するが故に、他者に合わせることができる。「私マイペースだから」は「ひとりよがり」の自己正当化に過ぎない。
共同山行の趣旨は、山のあれこれについて感動を分かち合いたいということではないのか。多様な人が集まれば、花や木や食等々、人により関心の所在も様々。その一人一人と目線を同じくし、関心の所在を相認め合うならば、足並みも自然と揃ってくる。
そんなことはできないけれども仲間を見つけたい、誰かと話をしたいという人は、共同山行に参加するのではなく、単独山行をして、そこで出会った人と「こんにちは」以外の会話をするようにすれば良いだろう。
とかく共同山行は難しいものなのである。

〜自分も昔は共同山行中に時間ばかり気にしていたことを反省しつつ、おしまい〜

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:420人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 近畿 [日帰り]
技術レベル
3/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら