記録ID: 1314591
全員に公開
ハイキング
塩見・赤石・聖
七面山 敬慎院(参籠体験)
2017年11月15日(水) ~
2017年11月16日(木)


- GPS
- 64:00
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 1,692m
- 下り
- 1,705m
コースタイム
一日目:
駐車地点10:15―七面山表参道登山口10:35―白糸の滝10:38―羽衣登山口10:40―神力坊10:45―肝心坊11:30―中適坊12:10―晴雲坊13:16―和光門14:05―鐘桜14:10―敬慎院14:12/14:22―二の池14:35―奥之院14:40/14:55―二の池15:00/15:05―敬慎院15:15
二日目:
敬慎院7:32―随身門7:35―七面山8:26―随身門9:10―敬慎院9:12/9:49―随身門9:52―鐘桜9:56―和光門9:59―晴雲坊10:32―中適坊11:08―肝心坊11:31―神力坊11:57―七面山表参道登山口12:02―駐車地点12:15
駐車地点10:15―七面山表参道登山口10:35―白糸の滝10:38―羽衣登山口10:40―神力坊10:45―肝心坊11:30―中適坊12:10―晴雲坊13:16―和光門14:05―鐘桜14:10―敬慎院14:12/14:22―二の池14:35―奥之院14:40/14:55―二の池15:00/15:05―敬慎院15:15
二日目:
敬慎院7:32―随身門7:35―七面山8:26―随身門9:10―敬慎院9:12/9:49―随身門9:52―鐘桜9:56―和光門9:59―晴雲坊10:32―中適坊11:08―肝心坊11:31―神力坊11:57―七面山表参道登山口12:02―駐車地点12:15
天候 | 一日目:曇りから晴れ 二日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
七面山表参道登山口に約10台(杉の巨木の間なので枯れ枝の落下がある) 七面山表参道登山口の手前600mの道路が直線のところに50台ほど |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所: ・七面山山頂手前の大崩れの端はロープの中に入らなければ問題なし ・登山口から敬慎院までは危険個所なし ・落ち葉の下の石や根っこで躓きや転倒注意 不明瞭箇所: なし |
その他周辺情報 | 七面山登詣案内: http://www.kuonji.jp/shichimenzan/shichi-tokei.htm |
写真
風呂場。
風呂に入ってから受付を済ませ、写真を撮っていけないところを聞いたのだが、撮影禁止表示があるの本堂内も勤行の時でなければよいといわれた。
本堂内の写真もあるがここへの掲載は控えた。
風呂に入ってから受付を済ませ、写真を撮っていけないところを聞いたのだが、撮影禁止表示があるの本堂内も勤行の時でなければよいといわれた。
本堂内の写真もあるがここへの掲載は控えた。
これは本堂内から四十九丁目の随身門を見たところ。
年に二度の彼岸のとき、富士山の真上から登った太陽が随身門を通してこの本堂の七面大明神を照らす時があるとのこと。
本堂後ろの壁まで光は届かないが、その時は太陽―富士山―身延山―四十九丁目随身門ー七面大明神―島根県の出雲大社までが太陽の光の筋で一直線上に並ぶと聞いたがそんな凄いことを大昔に考えて建てたとは恐れ入った。
http://sakura-fuji.com/about.html
年に二度の彼岸のとき、富士山の真上から登った太陽が随身門を通してこの本堂の七面大明神を照らす時があるとのこと。
本堂後ろの壁まで光は届かないが、その時は太陽―富士山―身延山―四十九丁目随身門ー七面大明神―島根県の出雲大社までが太陽の光の筋で一直線上に並ぶと聞いたがそんな凄いことを大昔に考えて建てたとは恐れ入った。
http://sakura-fuji.com/about.html
夕食は質素だがご飯みそ汁はおかわり自由というよりみそ汁は桶、ご飯は大きな電気釜の様な保温器にてんこ盛りで運ばれてきた。お神酒も付いている。
なお「生くさものはここでは食べないで下さい」との掲示がとこかにあった。
なお「生くさものはここでは食べないで下さい」との掲示がとこかにあった。
六時半から開扉となり七面大明神の御前で25分程法蓮経を唱えた。
これが終わると今度は七時から夕勤が始まりこれは40分程だったが凄い迫力で震えが来てしまった。
それが終わると七面大明神の後ろに案内されて、陳列されている宝物を見ながら種々の説明を20分程もしてくれた。
これで一日目は終わり9時の消灯となった。
これが終わると今度は七時から夕勤が始まりこれは40分程だったが凄い迫力で震えが来てしまった。
それが終わると七面大明神の後ろに案内されて、陳列されている宝物を見ながら種々の説明を20分程もしてくれた。
これで一日目は終わり9時の消灯となった。
二日目:
随身門前の展望所からのご来光。
起床は五時半で太鼓が鳴った。直ぐに数人の執事さんが来て布団を揚げるのと同時に昨日のお茶セットが引き下げられたのと入れ替えで新しいお茶セットが運ばれてきた。
六時から朝勤が始まりそれは45分程続いたが途中20分程ご来光を優先するとのことで一時退席してご来光を拝みに行った。
随身門前の展望所からのご来光。
起床は五時半で太鼓が鳴った。直ぐに数人の執事さんが来て布団を揚げるのと同時に昨日のお茶セットが引き下げられたのと入れ替えで新しいお茶セットが運ばれてきた。
六時から朝勤が始まりそれは45分程続いたが途中20分程ご来光を優先するとのことで一時退席してご来光を拝みに行った。
装備
個人装備 |
アウター手袋
軍手
軍足
防寒着
雨具
マフラー
毛帽子
コンパス
ヘッドランプ
小型ライト
予備電池
GPS
筆記用具
地図(地形図)
ガイド地図
ファーストエイドキット
保険証
ラジオ
携帯
時計
サングラス
カメラ
大型ビニール袋
ロープ
非常食
熊鈴
呼子
|
---|---|
備考 | 水: 1日目:1.25リットル持参し0.4リットル消費。 2日目:1.25リットル持参し0.3リットル消費。 |
感想
今回は標高1982メートルの七面山に登るため途中にある敬慎院(しちめんさんけいしんいん)に参籠(さんろう)で一泊し翌日登頂しました。
七面山は身延山とともに法華経の聖地としての霊山で標高1700mにある敬慎院には身延山を守護する鎮守神として七面大明神が祀られています。この敬慎院は一般登山者も宿泊できますが開扉(かいひ)と勤行(ごんぎょう)に参加しなければなりません。開扉と勤行(夕勤と朝勤)は合計で2時間以上でしたが時間を忘れるほどのものでした。
七面山表参道登山口からの道は敬慎院までは比較的緩やかな傾斜なので年老いた方も歩ける道ですが標高496mから1734mまでの標高差1200m以上も登るのは簡単ではありませんでした。更に七面山山頂までならば標高差1480m以上もあるのでかなり大変な山でした。
当初敬慎院の参籠はおまけ的に考えていましたが、参籠体験はとても新鮮で素晴らしいものでした。
一方七面山山頂は展望のない山ですが敬慎院から山頂までの間では富士山、身延山、富士川および駿河湾までの眺望が得られました。また大崩れといわれる荒々しい崩壊地の眺めも迫力がありました。
今回の登山では敬慎院の参籠が一番印象に残りました。
初めまして。
信心全くないのですが、敬慎院は一度は宿坊に泊まってみたいなと漠然と思ってました。
参篭、正座が苦手ですが胡坐でもいいのでしょうか?
山寺の空気が澄んだ感じがなんとも言えないですね。
参考になりました。
初めましてtomhigさん
コメントありがとうございます。
約25分の開扉の正座で足が痛くなった旨を言ったところ時間の長い夕勤は椅子を出してくれました。椅子は本堂の横に沢山置いてあるので問題ありません。
参篭は本当によかったです。是非一度体験するのが良いと思います。
私はいつかまた行こうと思っています。
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