比叡山三塔巡り
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- GPS
- --:--
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 917m
- 下り
- 908m
コースタイム
- 山行
- 4:45
- 休憩
- 3:05
- 合計
- 7:50
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
http://hiyoshitaisha.jp/access/ (日吉大社さんのHPより) |
コース状況/ 危険箇所等 |
>飯室谷から中尾坂< 横川行者道の合流点のすぐ下が、荒れていました。 通行可能ですが、通過に気を付けてください。 >峰道< 2か所、大木が倒れていましたが、処理されていました。 >無動寺坂< 倒木はありましたが、片づけられていまいた。 |
その他周辺情報 | 紅葉の坂本 石積みの里めぐり 26日まで http://www.hieizansakamoto.jp/images/2017autumn.pdf 釈迦堂内陣特別拝観秘仏ご開帳 http://www.hieizan.or.jp/archives/2556 12月10日(日)まで 内陣特別巡拝料:500円 ※内陣:お堂の内部のことで、通常入ることのできない仏様の祀られる聖域 |
写真
「光定(779〜858) 実務に徹して比叡山を護持
伊予の人。大同3年(808)、30歳で最澄の弟子となり、大乗戒の独立のために尽力。円澄入滅後、天台座主不在の18年間を含めた36年間にわたり、延暦寺を護持・運営。延暦寺別当に任命されたところから、別当大師と呼ばれる。墓所は、伝教大師の廟所(比叡山浄土院)の隣に寄り添うようにある。」天台宗HPより
感想
比叡山三塔めぐり。めあては、西塔の釈迦如来像特別御開帳です。
早朝に、大宮川観光駐車場に車を置かせていただき、飯室谷から明王堂へ11時に到着できるかなぁと、できるだけ足をとめないように進みます。
よいペースを保って、西塔の釈迦堂に着きました。
釈迦如来像特別御開帳で混雑していたら、明王堂へすぐ向かおうと思いましたが、まだ時間が早いので、それほどでもありません。
今回は、めあて通り、最澄さんが手彫りされたという釈迦如来像をしっかりと拝ませていただきました。
釈迦如来像特別御開帳も内陣公開も今回が初めてのことで、今後は予定もないとのことです。比叡山の僧侶の方も、みなさんと一緒に初めて拝ませていただきていると案内されていました。
同時に相応和尚一千百年御遠忌でパネル展や、上原行照大行満大阿闍梨のDVD「道心」が放映されていたので、鑑賞しました。
寒さが身に染みる釈迦堂です。論湿寒貧の「寒」を体験しながらのDVD鑑賞となりました。ダウンを着込んでストーブにあたりながらでは、贅沢すぎるので、「寒」体験とはいえませんが・・・
DVD鑑賞時間は1時間20分ほどでした。そのあと、2回もご本尊を拝み、内陣も参拝しました。自宅でYoutube、お堂でDVDと、上原阿闍梨様の回峰行の様子をみてテンションはあがりっぱなしです。
「おのずから住めば持戒のこの山は、まことなるかな依身より依所」
足を運んで、内陣をお参りさせていただき、神様仏様とご縁をいただいていると感じ取ることができました。
すこしばかり、時間ができたので、椿堂へ立ち寄り、そこから行者道歩きをしました。はっきりとはわからないのですが、ときどき行者道が写真の一コマで紹介されていて、この辺りかなぁと思うところがあったのです。
別當大師御廟というところに行きつきました。浄土院の東寄りになります。さらに進むと、延暦寺バスターミナルのある駐車場にでました。最後は、道が薄くなり、排水溝と養生してある斜面を登りました。浄土院から参道に戻るのが正しいように思います。
次は、ケーブル延暦寺へ向かう途中から、ドライブウェー方向へ登る脇道です。西尊院堂へでました。大弁財天の鳥居をくぐり降りていくと、ケーブル延暦寺駅へ出ます。この道は、赤山禅院のHPに紹介されている。
「御前様の回峰行
春三月、雪の残る比叡山の行者道を回峰行者が巡拝する季節がやってきた。小僧のころは雪が深く、三月の彼岸でも吹きだまりには1メートル近い残雪があった。「行者が難儀するから道を開けろ」と兄弟子に言われ、登校前にケーブル駅上の西尊院堂を経て南光坊へ下がる谷道をスコップで人が通れるほどに少しずつ除雪したものだった。」
http://www.sekizanzenin.com/ajari.htm
このルートは、たぶん間違いないだろう。しかし、自動車道がないころの話なので、当時とは様子は変わってしまっているだろう。
弁天堂と明王堂へお参りして、無動寺坂を下りました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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いつもながら信心深い山歩き、お疲れ様でした<(_ _)>
比叡山へは何度も足を運ばせていただいていますが、このコースは歩いていません・・いつか歩きたいと思います
西塔の釈迦堂の釈迦如来像特別御開帳も内陣の初めての公開で今後は予定はないとは・・素晴らしい時期に歩かれましたね
この情報を知っての「比叡山三塔めぐり」とは、またまた凄い
ibuki89さん こんばんは
行動力は、ibuki89さんにはかないません
ちょっとお江戸まで歩かれたり、くるりと八十八か所まわられたり・・・
「比叡山三塔めぐり」は一日でまわれますので、お天気のよい日にぜひまわられてください。
ほんとは、23日にお山に上がると、横川でもみじ祭りが行われていて、
抽選会、至福大根炊き、そして、紅葉も見頃でもっとよかったようです
「比叡のもみじ」
http://www.hieizan.or.jp/archives/3064
23日は、京都の赤山禅院さんの数珠供養へお参りしてました。
こちらは、律院の阿闍梨様、伊崎の阿闍梨様、土足参内をされたばかりの釜堀阿闍梨様が加持ご祈祷してくださいました。
こんなのもあります。
>>比叡山一日回峰行のご案内<<
平安の昔より伝わる千日回峰行。
実際に行者が巡る修行の道を、延暦寺僧侶による先達のもと巡拝します。
比叡山の自然や霊気を感じてください。
http://www.hieizan.or.jp/archives/2562
来年は、修行に参加してみようかな?
churabanaさん、こんばんは
同じ時期に行かれてたのですね。こちらは比叡山はじめてで、苦労しました。churabanaさんのレコを見てから行けばよかったです・・・
相応和尚さんの出身地が小谷山のふもとで、自宅からも近いことから、行者道・回峰行ルートは前から回ってみたかったのですが、やはり大変なことなのだと実感しました
yo_yoneda さん こんばんは
ぜひ、みなさんの山レコを参考にされてください。
みなさん、それぞれのお目当てや山歩きの楽しみ方が参考になりますよ
登山道の様子なども事前にある程度まで把握できると安心できます。
ただ、書きぶりはひとそれぞれですので、うのみにはできませんが・・・
>相応和尚さんの出身地が小谷山のふもとで、・・・
五先賢の館も見学させていただきました。
http://www.zd.ztv.ne.jp/gosenken/index.html
事前にチェックしていたのですが、
「第32回一日回峰行(11月23日)は悪天候により開催中止させていただきました。第32回一日回峰行は平成30年5月19日(土)に予定しています。」延期されたようです。
赤山でも、パラパラと降っていたのが、湖北では、雨足が強かったようですね。
「生誕の地に相応和尚像を建立 滋賀、比叡山千日回峰行の祖」
http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20171003000023
北野天満宮さんへは、一度お参りして、相応和尚像も見てみたいと思っています。
二等三角点の七尾山、天吉寺山といっしょにまわってみようかと思っています。
機会が合いましたら、ぜひご案内いただきますようお願い申し上げます
churabanaさん、こんばんは
>「生誕の地に相応和尚像を建立」
この話は知らなかったです。また一度行ってみます。
>二等三角点の七尾山、天吉寺山といっしょにまわってみようか・・・
>・・・ぜひご案内いただきますようお願い申し上げます
どちらも晩秋や雪のない冬に一度行ったのですが、結構ヤブ山です。(七尾山はそれほどでもないかも)
行くなら、晩秋か早春がいいと思うのですけど、この26日に天吉寺山の北のカナ山に登ったら、山頂あたりは10cm程度雪が積もっていました。(こちら、冬山禁止令が出ているので、湖北の山はそろそろNG)
タイミングが合えば、ご一緒させていただきたいですね。
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