十石山2525m：笹薮のち激ラッセル・激パウ

2017年12月10日(日) [日帰り]

• GPS: 08:54
• 距離: 15.2km
• 登り: 1,405m
• 下り: 1,451m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:33
• 休憩: 0:21
• 合計: 8:54

5:11 スタート地点
11:42 11:43 十石峠避難小屋
11:47 12:06 十石山
12:08 12:09 十石峠避難小屋
14:05 ゴール地点

天候

曇り〜快晴〜ガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

アカンダナ駐車場除雪終了地点に5台程度縦列駐車可能。

コース状況／危険箇所等

取付き点ショートカットルートは笹薮で登高困難。少し安房峠道を進んで法面切れ目から雪のある場所を選んで笹薮登高。安房峠道路に出れば後は積雪でシール歩行可能となります。
我々が登高した沢ルートは今回のような降雪が少ない状態ではなんとか可能ですが、降雪後は雪崩の危険がありますので必ず尾根ルートを選択してください。
山スキー向けで一般ルートではありません。リスク管理のできるメンバーであることが要件です。

その他周辺情報

平湯の森500円・・観光シーズンも外れており、平湯スキー場が開いていないので珍しく大変空いておりました！

写真

12/10 5:28

取付き点は笹薮。F澤名人は国道トレースよりこっちを選ぶ・・・さすがは藪澤名人。笹薮の滑りも名人だった！

変質者のような山スキーヤー。僕はすでにめげていたが・・・

気を取り直してまだ埋まりきっていない十石山：沢ルートを渡渉を探しながら右往左往しながら標高を上げる。

12/10 8:23

曇りから晴へ！山頂が見えているぞ。行くしかないだろう

12/10 8:43

渡渉点を探し帰りのトレースを引きながらルートをとる。

12/10 9:26

最大傾斜のラインは雪崩リスクも高い。今日は50�儔爾房總悗�あるが結合は良好であった。交互に監視し合いながら待機。

12/10 9:26

徐々に明るくアカンダナ方面が開けてきた

沢最上部を稜線に向けて岩峰群を左へトラバース

12/10 11:16

もうちょいで稜線。氷化していないためシールのまま向かう

12/10 10:57

尾根乗り上げ地点からは笠ヶ岳〜穂高の大展望

12/10 11:16

笠〜穂高の大展望。徐々に雲が湧いてきたぞ！昼からは荒れる予報です。あと1時間・・何とか持ってくれ！

12/10 11:34

山頂に向かって一直線。南東斜面は暖かく無風。
さあ、あと一息。

穂高をバックに・・やりました〜
この時は未だ快晴だがすぐに強風とガスに覆われる

12/10 11:54

乗鞍剣ヶ峰。風が出てきた！

わたし。稜線から沢ラインへ

12/10 12:24

いつものルートで沢に飛び込んだ

12/10 12:24

F澤名人の安定した滑り

わたし…すでに腰痛が・・・

わたし

12/10 12:24

名人。今日はヘルベント169�僂離悒咫璽薀奪札襪濃劃困愼海い討�れました

12/10 12:32

F澤名人は山スキーのために生まれて来た男

12/10 13:41

F澤君は藪名人でもあります。どんなところも、ひょいひょいと！

12/10 14:18

こんな感じの取付き点でした。雪がもう一降りないとショートカットできません。この後は激すきの平湯の森でF名人と減量・山スキー談義

装備

個人装備

BD Hellioセンター116mm(超軽量ファット) ATK Race Scarpa XT スキーアイゼン シール ダブルピックストック(ＢＤセルフアレスト) ビーコン ショベル ゾンデ 無線機 12本爪アイゼン スノーソウ

共同装備

F澤君：ヘルベント169? ダイナフィットブーツ

感想

JUNDr

3週連続で山スキー・・近年の僕では珍しく山スキー三昧だ。（家人に感謝！）今日もF澤名人からのお誘いで平湯エリアの定番。十石山を目指す。★さんからの事前情報では雪が少ないとのことで★さんご一行は乗りスカ方面らしいが、F澤名人は十石山を狙うと・・
除雪終了点からの取付きは激藪。少し車道を進んで法面切れ目からショートカットルートをとる。
F澤名人：これなら行けますよ！帰りも滑れる！　
私：・・・・(-_-;)
思惑がぶつかるが・・・まあ何とかなるか。

ガンガン進む・・といいたいが二人ともいい歳で平均51.5才である。あと2人くらいはラッセル要員が欲しいと思いつつ、F澤名人7：僕：3の割合で先頭ラッセルして高度を上げる。何とか7時間かけて山頂を踏んだ。大展望に興奮し、来てよかったと2人で万歳！
お互いに何度も来ているがやはりこの展望は最高だ！穂高に向かって滑り込む瞬間は最高のご褒美。沢ルートは交互に雪崩監視ポジションをとりながら一気に高度を下げ安全地帯に入る。樹林帯で私は腰痛が強くなってきてF澤君には先に下山してもいいよ！というがやさしい彼は要所要所で待っていいてくれた（強くて優しいF澤君に感謝感謝です）最後の笹薮滑走・・藪名人は超高難度滑走で視界から消えてしまった。僕は笹薮が絡んで転倒し5分くらい起きるのに手間取り最後に疲労困憊・・・

12月10時点：今年は昨年の1月くらいの積雪で例年よりは多いのですがあと1mの積雪が無いとまだ十分ではありません。
今週の寒波で恐らく藪は埋まるでしょう。来週が狙い目だと思います。我々が登高した沢ルートは今回のような降雪が少ない状態ではなんとか可能ですが、降雪後は雪崩の危険がありますので必ず尾根ルートを選択してください。

コメント

ktn92

羨ましいですね〜
お疲れ様でした。
羨ましい・・・
久し振りの休日仕事をこなしておりましたが、空を眺めながら今日は以外にも山の天気はいいのでは・・と思っていました。
流石はベテランのお二人ですね。
いつも通りの山頂ゲットで山頂からの展望も素晴らしいですね。
次に機会がありましたら力不足ですが、ラッセルお手伝い致しますのでよろしくです。

JUNDr

Re: 羨ましいですね〜
早速のコメントありがとうございます。登り取付きは苦労しましたがあとはいつものごとくでした。私は腰痛でＦ名人にはおんぶに抱っこでした。気温がほとんど上がらず雪は良かったです。来週は平湯周辺も狙い目だと思います。最後の笹薮滑走は参りました・・・

hareharawai

毎週末頑張っていますね。
JUNDrさん、今晩は。

　F澤名人と十石山BCですか。なかなか楽しめそうなルートで、群馬からは少し遠いですが一度は訪れてみたくなりました。自分は新潟のニセかぐらBCでしたが、パウダーをそこそこ楽しめました。Pon2oonの出番を楽しみにしている次第です。
今後もレコ楽しみにしています。
hareharawaiより

JUNDr

Re: 毎週末頑張っていますね。
hareharawai様、コメントありがとうござます。飛騨の山スキーは藪や樹林との格闘です。もう一降り欲しい状況です。トリッキーなコースが多く上越などと比べると豪快さは少ないでしょうか。F澤名人はどんな状況にも対応できる山スキーヤーですので足を引っ張りながらついて行っています。F名人も159Ponゲットしてました。159,169,179フルラインナップ揃えてるメンバーばっかりですから、半端無いですよね！今シーズンは上越方面で行っていないルートも考えています。巻機周辺などメジャー系全く行ってなかったり・・・・
ではまたどこかでお会いできることを！