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Yamareco

記録ID: 1346277
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アルパインクライミング
大山・蒜山

伯耆大山 弥山尾根東稜

2017年12月31日(日) [日帰り]
 - 拍手
yabu-hawk その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
13:07
距離
8.6km
登り
1,196m
下り
1,185m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:50
休憩
1:15
合計
13:05
距離 8.6km 登り 1,196m 下り 1,204m
4:44
4:46
5
4:51
4:53
14
5:15
6:07
547
15:14
15:15
4
15:19
15:20
37
16:11
16:12
10
16:27
16:29
2
16:31
13
16:44
16:54
4
16:58
16:59
7
17:06
17:07
4
17:11
17:12
6
17:18
17:19
4
17:27
ゴール地点
天候 曇のち雪(ホワイトアウト)
過去天気図(気象庁) 2017年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
元谷小屋まではトレースがバッチリ。
※弥山尾根東稜はバリエーションルートである。
元谷小屋からは別山の方にトレースが続いた。。
東稜の取り付きまでは深くて膝下。ほとんど、足首程度。
取り付いてからは雪は50cm強。頂上付近で1m近く。また、灌木は普通に出ており、藪漕ぎも場合によっては出てくる。
雪質は最悪。
何層にも堅い層があり、とりわけ硬いということもなく乗ることが出来ず、踏み抜いてしまうので、非常に体力が奪われた。
雪庇に関しては、ところどころ出ていた。
下山は夏道沿いでトレース、印もしっかりしてるので非常に歩きやすかった。
弥山尾根
2017年12月31日 07:07撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
12/31 7:07
弥山尾根
弥山尾根東稜
2017年12月31日 07:46撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
12/31 7:46
弥山尾根東稜
弥山尾根東稜取り付き
2017年12月31日 07:36撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
1
12/31 7:36
弥山尾根東稜取り付き
取り付きまで詰めていく。
2017年12月31日 07:56撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
2
12/31 7:56
取り付きまで詰めていく。
あまり斜度がないように見えるが、思った以上にある。
2017年12月31日 11:20撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
12/31 11:20
あまり斜度がないように見えるが、思った以上にある。
雪壁は手こずる…
2017年12月31日 11:21撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
1
12/31 11:21
雪壁は手こずる…
絶賛ホワイトアウト中
2017年12月31日 11:52撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
12/31 11:52
絶賛ホワイトアウト中
2017年12月31日 11:52撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
12/31 11:52
2017年12月31日 12:44撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
12/31 12:44
視界が悪すぎて、ルーファイにも手こずる。
ルートを思案中。ほぼ手探りの状態。
2017年12月31日 12:44撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
12/31 12:44
視界が悪すぎて、ルーファイにも手こずる。
ルートを思案中。ほぼ手探りの状態。
2017年12月31日 12:44撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
12/31 12:44
後ろから、ヘロヘロになってきてますね〜
2017年12月31日 14:23撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
12/31 14:23
後ろから、ヘロヘロになってきてますね〜
やっとの思いで大山山頂
2017年12月31日 15:20撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
2
12/31 15:20
やっとの思いで大山山頂
半日ばかり早いですが…。
2017年12月31日 15:21撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
2
12/31 15:21
半日ばかり早いですが…。
2017年12月31日 15:22撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
1
12/31 15:22
この写真で伝えたかったのが、視界が無い。
しかし、あとで見返すとシュールな立ち姿w
2017年12月31日 16:01撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
2
12/31 16:01
この写真で伝えたかったのが、視界が無い。
しかし、あとで見返すとシュールな立ち姿w
六合目小屋
2017年12月31日 16:21撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
12/31 16:21
六合目小屋
行者谷分れ
2017年12月31日 16:28撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
12/31 16:28
行者谷分れ
2017年12月31日 16:58撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
12/31 16:58

感想

登り納ということで大山弥山尾根東稜に行ってきた。
ちなみに大山開山1300年前日である。
ちょっと惜しいことをしたような気もするが。
今回のパートナーは父であり、父親振り回し山行でもあった。
よくもまぁあの歳でついてくるものだ。

南光河原駐車場で前泊し朝4時半ごろに出発。
元谷小屋まで一時間足らず。
信州の山とは違い、非常にアプローチが短いのが嬉しい。
南アルプスなんて、場所によっては、二日近く林道歩くようなところもあるといういうのに。
元谷小屋では、1パーティが前泊しており、もう1パーティいた。それぞれ、別山尾根、弥山尾根に行くようだった。
弥山尾根取り付きまでだが、初見(大山自体初めて)であったため、違うトレースについて行ってしまうなど、非常に反省すべき点はあった。もとより、暗いうちに出たため、もう少し明るい時間に出てもよかったと思う。

取り付いてすぐ、スタカットで登る。非常に雪の状態も悪く、雪壁には苦労した。
特に斜度のきついところは、一度表面の堅い雪の層をぶん殴って、また、下の堅い層をぶん殴ってと単純作業を繰り返す。だいたい三層ほど堅い層があったので非常に手こずる。
後半なんて、怒り任せだった。
また、木も出ており、それが、イライラを増進させる。
もうイライラ尾根でいいのではないだろうかw
おかげで時間もかなり食ってしまい。かなり焦った。
視界も悪いしルーファイも手こずる。
ただ、これほど最悪な条件下であったからこそ、経験値としてはおいしい山行ではあったのかもしれない。
核心部のあたりは、ダブルアックスとアイゼンで慎重に登る。
視点も満足なものも取れないため、ワンミスも許されない。基本的に核心はピナクルと頼りない灌木。スリルとしては、なかなかのものであった。
核心を越えたところからは、コンテで行き、大荒れの山頂にたどり着く。

結局のところ、スタカット6ピッチ、コンテ4ピッチで辿り着く語りとなったが、悪いし条件化下で、父もそれほど経験があるという訳でもなかったので、こんなものではないだろうか。
ただ、反省としては、時間がかかりすぎたということが大きい。ロープワークにしろ登攀力にルーファイ、体力が全般的に足りていない。
総合的に試されるバリエーションルートであったゆえに、いい経験ができた。
また、アルプスだけではなく、中国地方にも良い山があるということも知れてよかった。
最後に非常に条件は良くなく、私がほとんど前を歩いていたためかなり疲れた。
まぁ、なんだかんだ言って、登り納としてはなかなか破天荒な山行だったのではないだろうか。

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