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記録ID: 1373351
全員に公開
山滑走
妙高・戸隠・雨飾

天狗原山(小谷温泉〜浅海川・周回ルート)

2018年02月03日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:02
距離
17.0km
登り
1,563m
下り
1,542m

コースタイム

日帰り
山行
7:24
休憩
0:34
合計
7:58
距離 17.0km 登り 1,564m 下り 1,547m
3:25
22
3:47
132
5:59
6:05
15
6:20
6:24
23
6:47
7:01
60
8:01
75
9:16
9:26
113
11:22
1
11:23
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
マイカーで小谷温泉の除雪終了地点(山田温泉旅館あたり)手前まで。
路肩もしくはスノーシェードの邪魔にならない場所を選んで駐車する。
コース状況/
危険箇所等
■小谷温泉〜尾根取付
・林道歩きとなる。雨飾方面へのルートと別れて妙高方面へ向かう途中何箇所かデブリ地帯があるので注意する。

■尾根取付〜天狗原山
・基本尾根通しだが小ピークが何箇所かあるので巻きも必要。
・全体的に雪崩のリスクは低いと思われる。

■天狗原山〜小谷温泉(浅海川〜尾根滑走)
・この日は全体的に激モナカだったが北斜面のみパウダーが残っていた。
・浅海川は両側から雪崩れるリスクがあるのでその時の状況で入るかどうか決めた方が良い。
・浅海川1700m地点〜尾根に登り返した後は間違い尾根に注意する。
その他周辺情報 道の駅小谷。
ご飯を食べれば温泉は半額(330円)
今日は午後から天気が崩れるようなので朝早めの3時過ぎにスタート。
雨飾方面と別れて妙高方面へ・・・ここからラッセル開始。
2018年02月03日 03:53撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
2/3 3:53
今日は午後から天気が崩れるようなので朝早めの3時過ぎにスタート。
雨飾方面と別れて妙高方面へ・・・ここからラッセル開始。
3時間ほど暗闇を歩いて尾根上で気持ちよい朝を迎えた。
2018年02月03日 07:03撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/3 7:03
3時間ほど暗闇を歩いて尾根上で気持ちよい朝を迎えた。
予想通り小谷周辺はいい天気!
2018年02月03日 07:12撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/3 7:12
予想通り小谷周辺はいい天気!
唐松、五竜、鹿島槍の夜明け
2018年02月03日 07:13撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/3 7:13
唐松、五竜、鹿島槍の夜明け
白馬三山を朝日が照らす
2018年02月03日 07:17撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/3 7:17
白馬三山を朝日が照らす
遠くには槍ヶ岳のモルゲンロート!
2018年02月03日 07:13撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/3 7:13
遠くには槍ヶ岳のモルゲンロート!
先行者は兎だけ
2018年02月03日 07:26撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/3 7:26
先行者は兎だけ
右奥に雪倉岳、一番手前にあるのは大渚山
2018年02月03日 07:42撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/3 7:42
右奥に雪倉岳、一番手前にあるのは大渚山
最高の景色。
パウダーだったら良かったけど実は激モナカ。
2018年02月03日 08:16撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/3 8:16
最高の景色。
パウダーだったら良かったけど実は激モナカ。
しらびそとダケカンバの森。
2018年02月03日 08:31撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2/3 8:31
しらびそとダケカンバの森。
左に目を向ければ雨飾山の雄姿がドーン
2018年02月03日 08:53撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/3 8:53
左に目を向ければ雨飾山の雄姿がドーン
これも全部激モナカ。
ポンツーンでも沈みまくる。
2018年02月03日 09:00撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/3 9:00
これも全部激モナカ。
ポンツーンでも沈みまくる。
それでもこの景色の中を貸切・マイペースで歩けるというのは贅沢すぎる!
2018年02月03日 09:02撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/3 9:02
それでもこの景色の中を貸切・マイペースで歩けるというのは贅沢すぎる!
天空の散歩道
2018年02月03日 09:05撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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天空の散歩道
天狗原山手前まで登り詰めると火打、焼山がドーン!
2018年02月03日 09:06撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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天狗原山手前まで登り詰めると火打、焼山がドーン!
火打山。また3月になったら滑りたい。
2018年02月03日 09:06撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/3 9:06
火打山。また3月になったら滑りたい。
焼山。今噴火しないでよ。
2018年02月03日 09:06撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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焼山。今噴火しないでよ。
あちらは妙高山。
2018年02月03日 09:06撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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あちらは妙高山。
もうすぐ山頂!
2018年02月03日 09:06撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/3 9:06
もうすぐ山頂!
雨飾山の存在感がすごい。
ここからの雨飾が一番近くて形もキレイかも?
荒菅沢も滑りたい。
2018年02月03日 09:08撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/3 9:08
雨飾山の存在感がすごい。
ここからの雨飾が一番近くて形もキレイかも?
荒菅沢も滑りたい。
天狗原山のピークと焼山。
2018年02月03日 09:09撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/3 9:09
天狗原山のピークと焼山。
マイトレースを振り返る。
左奥には高妻、乙妻。
右手前にはこの前YSHR先生が行かれた堂津岳が見えてます。
2018年02月03日 09:15撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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マイトレースを振り返る。
左奥には高妻、乙妻。
右手前にはこの前YSHR先生が行かれた堂津岳が見えてます。
天狗原山登頂!
風もなくて最高のコンディション。
火打・焼山をバックに。
2018年02月03日 09:20撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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天狗原山登頂!
風もなくて最高のコンディション。
火打・焼山をバックに。
滑走ルートの先には金山。
天気が崩れる予報なのでまた次の機会に。
2018年02月03日 09:25撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/3 9:25
滑走ルートの先には金山。
天気が崩れる予報なのでまた次の機会に。
天狗原山北面を滑走します。
2018年02月03日 09:28撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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天狗原山北面を滑走します。
ここと浅海川上部だけは激パウ万歳でした!
2018年02月03日 09:29撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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ここと浅海川上部だけは激パウ万歳でした!
これはアイスモンスター!じゃないよね?
2018年02月03日 09:30撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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これはアイスモンスター!じゃないよね?
明らかに白山の時のものとは雪の付き方が違う。
けど綺麗だなー。
2018年02月03日 09:30撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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明らかに白山の時のものとは雪の付き方が違う。
けど綺麗だなー。
浅海川へ滑り込みます。
2018年02月03日 09:34撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/3 9:34
浅海川へ滑り込みます。
山頂方面を振り返る。
2018年02月03日 09:35撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/3 9:35
山頂方面を振り返る。
斜度はそれほどないけど素晴らしい雪。
2018年02月03日 09:35撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/3 9:35
斜度はそれほどないけど素晴らしい雪。
南向き斜面はモナカ。
北斜面を意識して滑る。
2018年02月03日 09:36撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/3 9:36
南向き斜面はモナカ。
北斜面を意識して滑る。
チューブの中を楽しく滑走。
2018年02月03日 09:37撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/3 9:37
チューブの中を楽しく滑走。
最後は尾根に登り返してツリーラン。
2018年02月03日 10:29撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/3 10:29
最後は尾根に登り返してツリーラン。
橋のたもとで林道に合流。
2018年02月03日 10:57撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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橋のたもとで林道に合流。
小谷温泉まで帰還。
雪はモナカ中心だったけど最高の眺望でした。
お疲れ様でした。
2018年02月03日 11:22撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/3 11:22
小谷温泉まで帰還。
雪はモナカ中心だったけど最高の眺望でした。
お疲れ様でした。

感想

土曜日の夜〜日曜日にかけて白山愛好家達と白山開山1301年祭が予定されていたため土曜日午前中の半日で弾丸小谷ツアーへ。
北陸はピンポイントで天気が悪そうだったので少し遠出でも小谷まで遠征した方が楽しめると思った。
当初名人さんと行く予定だったが名人さんがインフルにかかってダウン↓↓
仕方がないので単独で天狗原山をピストンしようと計画した。

家を出たタイミングでYSHR先生からLINEが入った。
「雪が降ってないから結合バッチリ。午前中下山なら周回大丈夫」とのこと。
正直雪の様子を見ていけそうなら周回してやろうと思っていたので背中を押された形になった。
名人さん、抜け駆けになっちゃってゴメンナサイ。

少しでも朝早い方がリスクが少ないので道の駅小谷で車中泊して朝3時過ぎに小谷温泉からスタート。
雨飾方面にはツボ足やスキーのトレースが残っていたが自分が向かう天狗原山方面のトレースはなかった。
途中林道にデブリも残っているがこの時間なら大丈夫。
スピーディーに通過して斜面に取付く。
南斜面なので一旦融けた雪がガチガチに凍っていたがクトーを着けるほどではない。
尾根に登り上げると今度は激モナカ。
細かいアップダウンも多いので地形図を見ながらうまく巻きながら登ることを意識する。
パーティーで登るのも楽しいが単独でルーファイしながら登るのもやっぱり楽しい。

1741ピークの手前で夜明けを迎えると針葉樹の素晴らしい雪原が広がっていた。
相変わらずポコの巻きが続くが先週の僧ヶ岳と比べれば簡単な方だ。
オオシラビソの森を抜けるといよいよ天狗原山への最後の登りとなる。
ピーク手前からはウィニングロードと呼ぶにふさわしい広い雪原が広がり360度の絶景が待っていてくれた。
左には雨飾山の雄姿が、右には妙高、火打、焼山が近い!
風もないし天気も眺望も最高!
これでパウダーだったら文句なしだった。

さあピストンか周回か・・・雪質を気にしながら登ってきたので既に心は決まっていた・・・周回だ。
山頂から金山に向かって北斜面へドロップ!
やはり北面はパウダーが残っていた。
アイスモンスターもどきを縫いながら浅海川へ落ちていく。
ここもパウダーだ!
1700m付近まで滑ったら一旦尾根へと登り返し、その後はルートを間違えないように気をつけながらモナカをこなして戻った。

天狗原山・・・頚城山塊の最高の展望台であり、タイミングさえよければ最高の滑りを楽しめる山だと思った。

帰ってから白山の麓で催された白山開山1301年祭へ。
山は8時間行動でそこそこだったが白山マニアと夜中2時まで飲み明かしてほぼ24時間行動・・・完全燃焼となった。(笑)

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コメント

静かなお花畑が最高よ!
Sanchanさん、こんばんは。
お邪魔させていただきます。

お〜!、真冬の天狗原山も絶品だね〜!
なかなか通好みの渋いお山をチョイスしたじゃない。
我々スノーシュー部隊では真冬だと厳しいフィールド。
いいものを見させていただきますたわ。

ちょいとこのお山に関しては見て見ぬふりが出来ませんので些細なツッコミを入れさせてみたくなりますたわ。
突然ですが、Sanchanさんはこちらのお山へは今回が初めてだったのかしら?
実は我々Miller隊もこのお山の頂に立った事がございますてね、それはそれは印象深い好いお山でしたわよ。
勿論先にも触れましたように厳冬期は異次元の世界だから行けっこないわ。
ウチらが行ったのは真夏なのよ。
このお山はどことなく白山の加賀禅定道と似ていてね、下部の森は素敵だったし、人はほとんどお隣の百名山の雨飾山へ流れて静かだし、上部のハイライトではお花畑&焼山・火打山の眺望がド〜ンだったし、何せいいとこどり全て揃う素敵な名峰だったわ。
天狗原山から金山の間には「神の田圃」ってところがあってね、どことなく白山の天池や北弥陀ヶ原に似た雰囲気があってとても静かでお花畑が美しい素敵なところなのよ。
白山北部の倒木格闘家のSanchanさんなら夏もきっと気に入ってもらえると思うから今年の夏あたりにもチェックいれてみなはれ。
ここだけの話、キヌガサソウの群落は日本一レベルで圧巻よ
2018/2/7 23:00
Re: 静かなお花畑が最高よ!
ミラーさん、こんばんは!
ナイスな情報ありがとうございます。
お察しの通りでこの山、今回初登頂でした。
この山に限らず冬しか登ったことない山って結構あるんですよね…特に小谷界隈は多いかも。
豪雪地帯は花やブナの森が素晴らしいと思っていますがここも例に漏れずって感じなんですね。
今年の夏は是非訪れてみたいと思います。
ギャップを楽しむのも山の醍醐味のひとつですから。
あとは行くまでに焼山が爆発しないことを祈るのみです。

ミラーさんも是非スノーシューで頑張ってきてください!
2018/2/8 22:33
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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