【箱根大文字焼】明星ヶ岳〜明神ヶ岳〜金時山【金時娘】
- GPS
- 06:30
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,307m
- 下り
- 1,082m
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
・箱根旧街道を登り通せて自分の足にそこそこの手応えを得た。そこで、ステップアップする為にそれなりの山、いわゆる「登山」と云えるような山に挑戦する決意を固める。
・選んだ山域は馴染みのある「箱根」。ネットでもおすすめされていたので人気のある金時山に。明星ヶ岳からの眺望が良いらしいので金時山と組み合わせて登ることにした。もしも身体がキツくなったら金時山はキャンセルする手立てだ。
・宮城野から登山スタート。かつて一流企業の保養所が建ち並んでいたこの宮城野にはソープランドがあったと云う。保養所の維持もままならない昨今の現状ではソープランドもとっくに潰れちゃったんだろう。きらびやかなその手の店が営業してる雰囲気は全く無かった。
・保養所ゾーンを歩いて登山口に向かう。昔この辺りを歩いた事あるけど、やっぱり人出というか景気の良さがない。(このヤマレコ書くために地図を確認してみたら老人ホームが散見される。おそらく保養所から鞍替えしたのだろう。時代だ…)
・登山道に入ると急登の連続。心が折れそうになるが、なんとか頑張って見晴らしのいい山頂直下の木の無い斜面(大文字焼きの所)に到着。瀟洒な強羅が眼下に一望できる!凄い眺めだ!きつかったけど登りきってホントに良かった。
・稜線を西方に向かって歩くと、雄大な富士山ともっこりした変な形の山が姿を表す。やっと金時山とご対面!
・長々と歩いて、金時山の全景を目の当たりに出来る所で小休止。とんでもない強敵出現だ。次はあんな急峻な山に登らないといけないらしい。ここでリュックからヨドバシカメラ新宿店で買ったばかりのトレッキングポールを取り出す。どれほど手助けになるか金時山で試してみる手段だ。
・山頂まで必死の思いで登る。そして遂に山頂に!
・なんとか登頂できて体は楽になると思いきや、息が切れたままでなかなか呼吸が楽にならない。ゼエゼエしっぱなしで苦しいままだ。ぶっ倒れそうになる。
・急登がかなり辛かった。だがその苦労が効いたのか半端ない達成感。何だ、この快楽は?なんか気持ちいいかも(笑)。
・周りを見てみるがクタクタになっている人は自分以外見当たらないような…。皆さん余裕っぽいですね。かなりフラフラだったので金太郎茶屋のおばさんに少し労われてしまった。
・いつもの癖で500mlペットボトル一本しか持ってこなかったけど、全然足りなかった。喉がカラカラに。結局二本も購入してしまった。
・体の調子が戻った後に風景を眺めるが凄かった。富士山が大絶景!今までいろんな所から富士山見たけど、この場所からの富士が一番かも。そう感じるのは山登り効果なのかな…。
・富士山だけでなく芦ノ湖や仙石原、大涌谷の眺めも最高級。箱根の地形が手に取るように分かる。感動もの。
・長嶋茂雄さんの有名な写真が飾られていた金太郎茶屋に続いて二軒目に入った金時茶屋には天皇陛下が名付けられた金時娘がいた。ちょこっと話す。機嫌良さそうだった。ここにも長嶋さんと猪木さん、佐山さん(初代タイガーマスク)、小川直也の写真。他には、渡辺徹、栗山監督などの写真があった。
・登山道を歩いていた時にはそんなに目に入らなかった白人登山者が金時山山頂では多くいる。どうしてかなっとふと疑問に思っていたが、ここに長居してたら合点がいった。相当心地良いのだろう、彼ら白人登山者は日本人登山者と比べて山頂滞在時間がやたらと長い。日本人はさっさと降りちゃう。ところで彼らは特等席に座っているけど、やはり富士山見るの初めてなのだろうか?
・白人と日本人、登山ルックが全然違う。なんなんだこれは。ホットパンツだったり短パンだったりTシャツだったりして、肌の露出の差が激しい。
・体力が回復した後、ゆっくりと下山する。満足感に浸りながら無事にゴール。
・素晴らしい山旅になった。箱根の魅力も再発見。箱根は普通に観光するもよし、登山するもよしの特別な場所でした。
満足度:★★★★★ ★
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