マイナス20℃は盛り過ぎやろ(観音峰山)
- GPS
- 05:35
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 876m
- 下り
- 832m
コースタイム
天候 | 曇時々雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:洞川温泉-(奈良交通霧氷バス)-橿原神宮前-(近鉄橿原線、京都線)- |
写真
感想
そろそろ春が近づき、山の雪もいつまで残っているのかわからない今日この頃、残っているうちにと急いで霧氷バスに乗ってきました。三峰山とで悩んだのですが、同行者が観音峰がいいというので、観音峰山を目的地に選びました。ところが、AccuWeatherで大字洞川の気候を検索すると、降水確率はともかくとして、やけに体感温度が低いのです。本日の予想では、10時頃の予想気温が-10℃で、体感気温-20℃。要するに風が強いということなんでしょうが、麓の温泉でこの気温なら、山の上は一体どうなっているんだろう---おののきながら山に向かいました。
ところがここで大失態。家を出る直前になって、大事なものが見当たりません。昨日使った帽子と、バラクラバとしても使えるネックウォーマーがないのです。電車の時間が迫る中、ばたばた探すのですが行方は知れず、やむなく夏の帽子を放り込んで家を出ました。さらに、近鉄大阪線の接続待ちで、電車がなかなか大和八木駅を出発しません。やきもきしながら、橿原神宮前への到着を待ちわび、ファミリーマートでニットキャップとネックウォーマーを購入しました。
同行者と合流して霧氷バスに乗車。結局座席はほぼ全部埋まるくらいの乗車率になりました(下市口からは増発されました)。今日意外だったのは、西大寺を出て以降(その前からだったのかも知れませんが)、田畑や家の屋根が白いのです。橿原神宮前を出てからも、国道169号が白く、こんな橿原なかなか見ないという有り様です。明日は仕事なんですが、自動車で辿り着けるんだろうか、心配になりました。
10時前に登山口に到着。舗装道路も一部凍結して滑りやすくなっています。この時点でチェーンスパイクを着け、吊り橋を渡ってスタート。最初は樹林帯の中を登り、まずは休憩小屋に到着。その後観音岩屋などを見ていると、次第に雪が降り出します。路面は凍結した上に雪が積もっている感じですが、チェーンスパイクのみでしっかり路面を捉えることができるため、さほど怖くはありません。ほどほどの斜度を登り、観音峰展望台に到着。ただ、残念なことに天気が悪く眺望は不良です。
休憩もそこそこに山頂を目指します。少し登ったあたりから霧氷がちらほら見られるようになり、さらにここで一瞬ですが青空が覗きました。ここで初めての「青空に霧氷」が見られたのは嬉しかったです。その後、路面は新雪が目立つようになり、ワカンを着ける方も見られました。私はワカンを持っていきましたが、もう少しで山頂だろうと考え、結局使わず。
ただ、ここからが「もう少しもう少し」と思いながらもなかなか距離が稼げず、さらに風が冷たい。その一方で徐々に見事な霧氷が目立つようになり、写真を撮ろうとすると指先が冷たく、感動すべきなのか寒がるべきなのか。ようやく山頂に到達し、一瞬日が差し込むのに感動し、やっぱり手が冷たいと思いながら下山へ。帰りはさほど問題はなかったものの、最後の最後、吊り橋で転倒。
その後、みたらい渓谷を見に行くか、洞川温泉に行くかをしばらく相談しましたが、とりあえずオーソドックスに洞川温泉に行くことを選択。途中の遊歩道では路傍に氷瀑を楽しめました。温泉には飲食施設はないため、近隣の食堂で昼食を済ませ、入浴してから帰宅へ。
結局体感-20℃もあったのかということですが、確かに指は冷たかったものの、顔が凍るほどではなく、現実問題-10℃程度ではなかったのかという気がしました。
このレポートはYAMAPにミラーしてあります。
https://yamap.co.jp/activity/1570383
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