ニセコアンヌプリ〜チセヌプリ
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- GPS
- 06:18
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,384m
- 下り
- 1,596m
天候 | 曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
神仙沼レストハウスからアンヌプリスキー場までバス。土日祝日のみ、営業日注意。http://www.niseko-bus.cbbs.co.jp/jikoku/jikoku_nisekosen.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
コンビニはニセコの町に2軒。セイコーマートは確か24時間ではない。 アンヌプリゴンドラ駅、上も下もトイレ、自販機あり。 五色温泉、公衆トイレあり。自販機も。 神仙沼レストハウス、トイレは9時〜5時。要注意です。 バス代、神仙沼からアンヌプリスキー場まで730円 真狩温泉、500円。食堂も遅くまでやっているようです。 |
写真
感想
何回かニセコに行ったことがあったが、地図と道路から見ただけではどうしても山容のイメージが湧かない。いつか歩いてみたいと思っていたら、先月、一人歩きの***さんのホームページに、バスを利用しての一泊二日ニセコ全山縦走の記録があった。そうか!ニセコはバスが使えるんだ。と何気なくバスの時刻表を見ていたら、神仙沼とアンヌプリスキー場のバスもあった。山中泊無しで東半分はこれで縦走できそう。西半分は・・・。ピストンでもいいかと三連休と取って万全を期していたのだが、少し前にひいた風邪が治らない。なんとかギリギリ治ったが、前日午後から会議が入り、即出発とはいかなくなり、結局いつものようにダラダラ出発。深川辺りで寝ようかと思っていたが、調子良く札幌に着いてしまい、夜中の1時過ぎ、いつもの八剣山の近くの道路情報館に車中泊。寒くて朝起きてしまい、日の出すぐニセコへ出発。
札幌は快晴だったが、中山峠の向こうは霞んで羊蹄山が思いの外白く雪をかぶっている。天気予報は晴れだったのに、ニセコに着くと羊蹄山とアンヌプリは笠雲の中。ヤル気を削がれ、時間はたっぷりあったのにゴンドラに乗ったのは9時半。長丁場に備えて2Lの水分を担いで出発。雨の後で濡れた道が滑る。長袖で歩きだしたが、途中からTシャツに。山頂まで呆気なく着き、人がたくさん。五色温泉とワイスの麓の紅葉が綺麗。日がだんだん差してきて、イワオヌプリから先の山が見えだす。と、俄然やる気が出てきて急いで下る。避難小屋の中を覗くのを忘れてしまった。人が次から次へと登ってくる。人気のコースのようだ。五色温泉に近づくにつれ、紅葉が綺麗になってくる。下り終え、道路を渡り、観光客の間を縫ってイワオヌプリへ。五色温泉に自販機があるので水分補給はここで出来る。もっと軽量化ができたと思いながら、五色に染まる景色の中、急な石段をバテバテで登り、更に気の階段を更にバテバテで登り、イワオヌプリ分岐まで。パスしようとも思ったが、折角なので登ることにする。火口で展望が開け、道はどっち?左を選択するが火口の内側をトラバースする道、最高の展望の外輪山の凸に戻り返すことになる。西側の凸は大沼とニトヌプリ、チセヌプリから先の最高の展望台。しかし、山頂は奥、その手前にも凸が。反対回りなら無駄足を踏まずに周れたのだが。本当の山頂は東の奥のようだが、大して高く見えないし危険にも見えない。何で登らせないのだろうか?とりあえず行かずに先を急ぐ。
この先は人がいないと思っていたら、ニトヌプリの下で団体さんとすれ違う。きつそうに見えたニトヌプリは呆気なく着いて、ハイマツの中にもっと高いところがあったが、面倒なので先を急ぐ。下りはうってかわって岩と木が邪魔をして歩きずらい。道路を渡り、数台止めてある駐車場を通りチセヌプリの登りへ。急登で大岩だらけで手も使いながらの登りは燃料切れ気味の体には堪え、ゼーゼーハーハー登っていたら、すれ違う人に「がんばってください」「山頂もう少しです」と励まされる始末。振り向くとニトヌプリ、イワオヌプリ、アンヌプリの向こうに羊蹄山が見えだす。チセヌプリ山頂は平ら過ぎて展望は良くない。本当に沼があった。南の方に道が続き、ちょっと心配になったが、先にシャクナゲ岳と目国内が見えだす。山容が変わり緑の山の連なりが更に続いて行く。ニセコが線上に並んだ連峰だということを実感できる。下りで沼巡りしてきた人にすれ違う。
長沼分岐で2時半。バスの時間は4時24分。まだ2時間程ある。シャクナゲ岳は目の前。しかし、地図上の神仙沼までの距離は意外にある。片道15分でシャクナゲ沼まで行けるだろうとダッシュで向かったが、岩が大きく、濡れて滑り、結局ただ行って戻ってくるだけという残念な行程。コンビニで朝ダラダラしてしまったのが悔やまれる。ちゃんと9時にゴンドラに乗っていたらシャクナゲも登れたのに。長沼までは泥だらけの道、ジャージを泥だらけにしながらダッシュで下り、長沼まで行くと普通の格好の人達が。立派な案内板があり、30分で駐車場まで行けるようだ。逆さチセヌプリを撮ってからダラダラと進む。この辺の紅葉がとても綺麗だった。神仙沼木道に乗ると一般の観光客が大量にいて、タオルを巻いてTシャツで汗ダラダラ、ジャージ泥だらけ、鈴を鳴らして歩いていると本当に浮いている。神仙沼の紅葉は夕日に色付いてとても綺麗だった。ヘロヘロで駐車場へ。ちょっと時間があったので展望台へ行ったが、霞んで展望はイマイチだった。
小型のバスに乗り、時刻表以外の小さな停車場をどんどん過ぎてアンヌプリスキー場まで。ちょうど日没前、赤い太陽が沈むところだった。駐車場は最後の一台。ニセコ道の駅で天気予報と温泉情報を見て、空いていそうな真狩温泉へ。しかし、結構混んでいた。露天風呂からの羊蹄山はもう形がかろうじて判る程度でした。ニセコ道の駅に戻り、次の日に備え就寝。反省点もかなりあったが、ほぼ満足の一日でした。
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