ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 139630
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
尾瀬・奥利根

風雪?の尾瀬登山(大清水〜尾瀬沼〜燧ケ岳〜尾瀬ヶ原〜山の鼻〜至仏山〜鳩待峠)

2011年10月07日(金) ~ 2011年10月08日(土)
情報量の目安: S
都道府県 福島県 群馬県
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
23:24
距離
50.0km
登り
2,723m
下り
2,352m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

10/7
4:00大清水(4:30発)-6:15三平峠-6:30尾瀬沼山荘(6:40発)-7:00尾瀬沼ヒュッテ・長蔵小屋(7:40発)-8:00長英新道分岐-10:15ナデツ窪登山道分岐-10:40俎(まないたぐら,10:55発)-11:10柴安(しばやすぐら,11:25発)-13:40燧小屋(見晴キャンプ場、テント泊)
10/8
5:15起床(6:30見晴キャンプ場発)-7:10龍宮小屋-8:30至仏山荘(9:05発)-11:00至仏山(11:30発)-12:00小至仏山-13:00鳩待峠
天候 10/7
午前:雨・霰
午後:雨のち晴れ
10/8
終日快晴
過去天気図(気象庁) 2011年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
往路(10/6〜7)
夜行バス(22:00新宿南口-04:00大清水,3700円)
復路(10/8)
乗合タクシー(鳩待峠-戸倉,800円)
高速バス(15:10戸倉-19:15新宿東口,3700円)
コース状況/
危険箇所等
10/7(大清水〜尾瀬沼〜燧ケ岳〜尾瀬ヶ原)
・木道、登山道とも危険箇所なし。雨天、雨天中は木道は本当に滑りやすい。
・長英新道は歩きやすい道。雨天後は雨水が多く、靴の濡れに注意。防水ソックスがあればよい。
・見晴新道は浮石が多い。
・尾瀬沼と尾瀬ヶ原には小屋が多い。どこで食事をすればいいか分からず、事前に調べておくとよい。
・尾瀬沼ヒュッテでホットコーヒーは300円
・原の小屋の無料休憩所で食事が取れる(カレーうどんは800円)
・テント料金は燧小屋で支払い(800円)
・燧小屋に風呂あり(入っていないので詳細不明)
・燧小屋で缶コーヒー250円。大体生ビールは800円くらい。
・元湯山荘に日帰り温泉入浴あり。露天でないのであまり面白くない、石鹸・ドライヤーは無い。(500円)
・尾瀬沼と尾瀬ヶ原に長蔵小屋の売店あり。

10/8(尾瀬ヶ原〜山の鼻〜至仏山〜鳩待峠)
・尾瀬ヶ原の道は、所々で木道の新設作業、更新作業が行われていた。
・山の鼻から至仏山への登りは、蛇紋岩で滑りやすいが、一定の上り勾配で登りやすい。一枚岩の箇所では鎖有り。
・至仏山から鳩待峠への下りは、危険箇所なし。木道が多い。
・山の鼻小屋ではトイレ無料。
・至仏山荘では食事が取れる。至仏丼700円。売店も併設。
・鳩待峠から戸倉までの待合タクシー/バスが800円。同じ券でどちらも利用可。
・戸倉には公衆浴場有り(500円)。食事が取れる場所は1箇所程度。バス停の近くの酒屋で酒、菓子類、煙草販売。
・戸倉で新宿までの高速バス当日券購入可。
日の出前に大清水出発。真っ暗で小雨。
日の出前に大清水出発。真っ暗で小雨。
三平峠。
尾瀬沼が垣間見える。
尾瀬沼が垣間見える。
晴れ間も見え始め、この後の好転を期待するが。。。
晴れ間も見え始め、この後の好転を期待するが。。。
体が冷えたし、時間にも余裕があるので、尾瀬沼ヒュッテでコーヒー(300円)を頂く。
体が冷えたし、時間にも余裕があるので、尾瀬沼ヒュッテでコーヒー(300円)を頂く。
一時雨が止んで、長英新道の分岐まで気持ちいい木道歩き。
一時雨が止んで、長英新道の分岐まで気持ちいい木道歩き。
長英新道の分岐。小雨が降り出す。
長英新道の分岐。小雨が降り出す。
2000mを超えると残雪が。
2000mを超えると残雪が。
この時は尾瀬沼方面に晴れ間も見えていたが。
この時は尾瀬沼方面に晴れ間も見えていたが。
2000m越えてから、小雨が霰(あられ)に変わる。
2000m越えてから、小雨が霰(あられ)に変わる。
燧ヶ岳の俎(まないたぐら)。風が強く、霰が顔面に当たって痛い痛い。ここまで見た登山者は5名ほど。山頂で会ったのは3名。
燧ヶ岳の俎(まないたぐら)。風が強く、霰が顔面に当たって痛い痛い。ここまで見た登山者は5名ほど。山頂で会ったのは3名。
俎(まないたぐら)から柴安(しばやすぐら)を目指す。
俎(まないたぐら)から柴安(しばやすぐら)を目指す。
柴安堯さらに風が強い。誰も居ない。。。
柴安堯さらに風が強い。誰も居ない。。。
冬山?っていう様相。さっさと下山開始。取り敢えず、2000m以下に降りなきゃ辛い。舐めていた訳じゃないが、この風雪は予想外。
冬山?っていう様相。さっさと下山開始。取り敢えず、2000m以下に降りなきゃ辛い。舐めていた訳じゃないが、この風雪は予想外。
下山途中で、尾瀬ヶ原が赤みのある黄金色で見える。写真じゃ分からないが、別天地のように見えた。
下山途中で、尾瀬ヶ原が赤みのある黄金色で見える。写真じゃ分からないが、別天地のように見えた。
大体尾瀬ヶ原の近くまで降りてくると、ようやく晴れ間が見え出した。雨やら霰やらに降られたからこそ感じる太陽の有難味。
大体尾瀬ヶ原の近くまで降りてくると、ようやく晴れ間が見え出した。雨やら霰やらに降られたからこそ感じる太陽の有難味。
燧小屋が見えてきた。
燧小屋が見えてきた。
燧小屋の前の紅葉。
燧小屋の前の紅葉。
原の小屋の無料休憩所。
原の小屋の無料休憩所。
第2長蔵小屋。
無料休憩所で昼食。
無料休憩所で昼食。
かわいい赤い椅子のテーブルがあったので、そこに陣取る。
かわいい赤い椅子のテーブルがあったので、そこに陣取る。
かわいい赤い椅子に座ってカレーうどんを頂く。
かわいい赤い椅子に座ってカレーうどんを頂く。
見晴のテン場。今回は北ア縦走に引き続きBDのハイライト。ザックはREIのUL60。取り敢えず、服やら靴やらザックやらを干した。
見晴のテン場。今回は北ア縦走に引き続きBDのハイライト。ザックはREIのUL60。取り敢えず、服やら靴やらザックやらを干した。
夜まで時間があるので、尾瀬ヶ原散策。美しい世界。ナウシカが子供の頃に虫を隠して大人が「おいで〜」っていうシーンを思い出した。
2
夜まで時間があるので、尾瀬ヶ原散策。美しい世界。ナウシカが子供の頃に虫を隠して大人が「おいで〜」っていうシーンを思い出した。
荷揚げのヘリ。
せっかくだから、元湯温泉まで行って温泉に入りました。
せっかくだから、元湯温泉まで行って温泉に入りました。
温泉帰りには、月が出ていた。
温泉帰りには、月が出ていた。
テン場に帰宅。5,6張り程。
テン場に帰宅。5,6張り程。
すっかり暗くなってから夕飯。テント内で炊事。今回左側のプリムスのExpressStove3214を投入。
すっかり暗くなってから夕飯。テント内で炊事。今回左側のプリムスのExpressStove3214を投入。
朝食を作り始める。カメラが曇ってる。
朝食を作り始める。カメラが曇ってる。
出発してすぐ、見晴を振り返る。後ろには燧ヶ岳。さようなら。
出発してすぐ、見晴を振り返る。後ろには燧ヶ岳。さようなら。
山の鼻方面には至仏山。
山の鼻方面には至仏山。
あちこちで補修工事。職業柄、つい見てしまう。
あちこちで補修工事。職業柄、つい見てしまう。
至仏山荘。
至仏山荘でブランチ、至仏丼を頂く。とろろ、オクラ、舞茸、をだし醤油で。ヌルヌルしてて喉の通りが良い。
至仏山荘でブランチ、至仏丼を頂く。とろろ、オクラ、舞茸、をだし醤油で。ヌルヌルしてて喉の通りが良い。
燧ヶ岳を振り返る。
燧ヶ岳を振り返る。
いざ至仏山へ。
蛇紋岩。滑るけど、登りにくいわけではない。
蛇紋岩。滑るけど、登りにくいわけではない。
山頂直下は木道。
山頂直下は木道。
山頂写真を取ろうにも混み合ってたので、先に三角点撮影。
山頂写真を取ろうにも混み合ってたので、先に三角点撮影。
山頂。山頂の標の裏で休んだので、たぶん多くの写真に背中が写ってるはず。
山頂。山頂の標の裏で休んだので、たぶん多くの写真に背中が写ってるはず。
小至仏山を経て鳩待峠への下山開始。
小至仏山を経て鳩待峠への下山開始。
小至仏山山頂。
植生補語のためか、木道多い。スタスタ歩ける。
植生補語のためか、木道多い。スタスタ歩ける。
鳩待峠近くでは、最近の雨で道が崩れていた。
鳩待峠近くでは、最近の雨で道が崩れていた。
鳩待峠の出入り口。
鳩待峠の出入り口。
スゴイ観光地。でかいザックを持ってるほうがオカシイ感覚。。。
スゴイ観光地。でかいザックを持ってるほうがオカシイ感覚。。。
鳩待峠から戸倉に乗り合いタクシーで降り、公衆浴場で垢を落としてからバス停近くの酒屋で地ビール購入。雨あり雪あり美しい湿原有りの楽しい山旅だった。
鳩待峠から戸倉に乗り合いタクシーで降り、公衆浴場で垢を落としてからバス停近くの酒屋で地ビール購入。雨あり雪あり美しい湿原有りの楽しい山旅だった。

感想

9月は2回の三連休もガンガン休日も仕事をして全然山に行けず、やっとこさ連休に山にいけることができた。しかし連休は込み合いそうなので、天候の回復しそうな10/7から一泊で尾瀬に行くことにした。

1.感想
・長英新道は非常に歩きやすく、天気が良ければ尾瀬沼や遠く至仏山も見える気持ちのいい道(見てないですがw)。
・一方で、見晴新道は非常に歩きづらい道。原因は浮石の多さ。お前も浮石かよ、と悪態をつきながら下山した。今までの下山道でワースト3に入りそう。
・季節外れ、ではないのかもしれないが、燧ガ岳の頂上付近では気温が0度を下回り、霰が吹きつける初冬のような天候であった。手袋は薄手の化繊手袋だけだったので、非常に手が凍えた。雨天も予想していたので、せめてwind stopperの手袋くらい持っていくべきだった。(youtube:http://youtu.be/9T9tw-X2K_0)
・腕時計(suunto)の電池が途中で切れてしまった。GPSの電波時計で代用したが、予備の電池くらい持って行くべき。もしくは一年に一回とか取り替えるべき。そもそも電池不要のタフソーラーを買おうかな。
・寝袋は3シーズン用を使用。薄手のダウンジャケットを着込んでちょうどいい感じであった。
・マットはサーマレストのネオエアー。結構冷えた。0度を下回るとマット下に断熱材敷くか、寝袋内にマットを仕込む工夫が必要。
・食料は、1日目の夕食と2日目の朝食分で、ラーメン1個、レトルトカレー1個、アルファ米(2食分)1個。アルファ米が多かった。
・長蔵小屋が尾瀬沼と尾瀬ヶ原にあり、オリジナルTシャツ購入。帰りの着替えに使用した。
・小屋がいっぱいあり過ぎて、どこで何をすれば良いか分からないという経験をした。前もって情報を入れておいて、名物を食べたり飲んだり出来ればよかった。
・尾瀬ヶ原の風景は朝夕共に素晴らしかった。観光で小屋泊まりの人が多いせいか、16時を過ぎると人がまばらになり、17時には誰も歩いておらず、静寂な黄金色の世界を味わうことができた。時間の自由なテント泊でよかった(youtube:http://youtu.be/Qj2uEW2_dYs)

2.ウェア情報
・下半身:サポートタイツ(CWX)、ロングパンツ(Mammut)
・上半身:化繊半袖Tシャツx2(mont-bell/Marmot)、化繊長袖Tシャツx2(mont-bell)、R1 Hoody、ダウンジャケット(Nanga)、化繊半袖Tシャツ(長蔵小屋売店で購入)
・合羽:Marmot上下(Gore-Tex Pro Shell)
・足回り:Goro S8、Montrail HardRock、5本指ソックスx2、厚手靴下x1、防水靴下x1(シールスキン)

3.寝床
・テント:BlackDiamond HighLight
・寝袋:Nangaナノバック410DX
・マット:サーマレスト ネオエアー

3.食料情報
1日目:朝食(コンビニ菓子パンx2)、昼食(小屋でカレーうどん)、夕食(レトルトカレー、アルファ米半分)
2日目:朝食(どん兵衛、アルファ米半分)、昼食(小屋で至仏丼)
その他:行動食用チョコバーx6、アミノ酸サプリx6、漢方薬x3、ビタミン/ミネラル錠剤

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2171人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 尾瀬・奥利根 [2日]
御池口〜尾瀬ケ原〜尾瀬沼〜沼山峠
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら