鳥海山 @車道終点PA ガスと強風で伏拝岳(外輪山)まで・・


- GPS
- --:--
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 929m
- 下り
- 927m
コースタイム
天候 | 曇(ガス) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・滝の小屋は営業中(10/22まで)、河原宿小屋と御室小屋は休業。 ・この時期、大雪路・小雪路は解けてありません、夏道を歩きます。登った感想ですが、雪渓が在る時の方が、登りも下りも楽だと思います。夏道は、岩がゴロゴロでとても歩きにくいです。 ・外輪山から頂上までの登坂は凍結しています。 ・薊坂は最近降った雪が積もっています。 |
写真
感想
山容がカッコイイ、鳥海山に登ってきました。しかし・・・、中腹以降山頂までは始終ガスの中、頑張った割にご褒美の少ない山行でした。
以前、八幡平や栗駒山から見た、鳥海山、裾野を海まで広げた優雅な姿が目に焼き付いてしまいました。しかし、山自身が遠い上に、どの登山コースも行程が長く、近づき難い山の一つです。
それでも今年は震災以降、復興支援を兼ねて、東北の山に登ろうと思っていたこともあり、今週決行となりました。
コースは、最短と思われる滝の小屋からの湯ノ台道でコースタイムは往復で7:40です。大小の雪渓や頂上直下の危険マークなどがあり、少しドキドキのコースです。
酒田市街に前泊して、九十九折りの長い林道を走り、車道終点PAに到着すると、朝日の中に鳥海山山頂と思われる頂が見えます。雲はありますが、今後の晴を期待して登りだします。
よく整備された道を20分歩くと、滝の小屋に到着。ここから道は登山道らしくなります。八丁坂は360度の展望が楽しめる登り坂です。
しかし、高度を上げるに連れて雲の中に入り、視界が無くなります。湯原宿小屋(休業中)に着く頃には、視界20m位のガスガス状態になりました。
頂上に近づけば晴れる事を期待して、頭位の岩がゴロゴロした歩きにくい道を進みます。この頃は、他の登山者もいないそして視界もない、何か遭難しそうな気分で歩きました。その上、歩けど予定の雪渓にたどり着けず不安が増幅します。
この時は、「出発から4時間の所で引き返すルール」を決めて、黄色のペンキマークを頼りにガスの中を歩きます。
結局雪渓は現れず、ここ数日に降ったと思われる雪が積もる急登になりました。ゴロゴロした岩の上に薄らと雪が積もり、歩行に神経を使います。
このあたりで、下山する登山者に会うようになり、「今は雪渓は無い事と、外輪山に出てもガス状態で頂上は見えない事と、頂上直下の登り返し路が凍結していて歩けない事」等を聞きました。
道が間違ってなかった事は安心ですが、山頂もガス状態は残念。ここまで来たので、とにかく外輪山の伏拝岳まで登る事にしました。
喘ぎながら外輪山に到着すると、聞いたとおり、ガスガスの上強風が吹き気温も零下・・・祠にはエビの尻尾が成長していました。
すれ違う登山者から「山頂は危険で登れない」との話を改めて聞き、残念無念の下山に入りました。
下山時ガスは少し薄くなりましたが、始終雲の中で、切れ間の瞬間に山頂(と思われる)が見えただけでした・・
河原宿小屋を過ぎて八丁坂に入ると、ガスも晴れて紅葉の始まった広大な高原を楽しみながらPAに到着しました。
東北の山は、自然が濃い! 次回は(やはり)初夏か!! と作戦会議中です。
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