ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1401368
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
アジア

テントで香港マクリホーストレイル

2018年03月21日(水) ~ 2018年03月26日(月)
 - 拍手
GPS
104:00
距離
54.5km
登り
5,633m
下り
5,634m

コースタイム

1日目
山行
7:20
休憩
0:30
合計
7:50
9:30
9:30
80
10:50
11:00
50
11:50
12:10
220
2日目
山行
8:50
休憩
1:50
合計
10:40
8:20
8:30
70
9:40
9:50
110
11:40
12:00
20
12:20
12:40
60
13:40
14:00
130
16:10
16:10
10
16:20
16:40
90
18:10
18:20
10
3日目
山行
6:30
休憩
0:30
合計
7:00
7:50
30
9:20
9:20
20
9:40
10:00
120
12:00
12:10
160
4日目
山行
1:50
休憩
0:10
合計
2:00
9:20
9:30
30
10:00
10:00
30
10:30
10:30
0
10:30
ゴール地点
天候 登山初日曇り 二日目晴れ 三日目曇り 四日目曇り
過去天気図(気象庁) 2018年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 飛行機
往路
MRT太子駅(Prince Edward)より81番系統(Wo Che行)で15分、石梨貝水塘(Shek Lei Pui Reservoir)下車。
復路
西湾亭からミニバスで西貢のバスターミナル(西側マクドナルドの前)まで30分。西貢からMRT彩虹までミニバス多数運行。
コース状況/
危険箇所等
香港に整備されたトレイルが多数あると聞き、調べるうちに最も魅力的に感じたマクリホーストレイルのセクション2〜5を歩きに。魅力的なテント場が多そうだったので、どうせならテントで行きたくなって、夫婦二人で小さなテントを担いで歩いて来ました。

大きな危険個所は特になし。
水場は、スタート地点の石梨貝水塘バス停(トイレ)、沙田峠の十二笏村公厠(トイレ)、水浪窩營地と西沙路燒烤區のバス停の間の蛇口(自然の流水)、北潭凹(Pak Tam Au)バス停のトイレ、北潭凹バス停横のトイレ、各売店で入手可(ペットボトル)
その他周辺情報 行程中にテント場は複数あり。水場はほぼ併設されていない。
有人の売店では、やや高値であるが水、ジュース、カップ麺、お菓子などが入手可。食堂を兼ねているところもある。
売店は、セクション5(以下数字はセクション)中間地点の恒益商店、3途中の許林士多(週末のみ、食堂)、2の海辺に良友士多、2の大浪集落跡に2件の食堂、2の鹹田灣に2件の食堂、2の西灣に3〜4件の食堂。
自動販売機(現金不可、オクトパスカードのみ)は、6と5の境の石梨貝水塘バス停、4と3の境の北潭凹(Pak Tam Au)バス停、3と2の境の北潭凹バス停に設置。コーラやアクエリアス、お茶、モンスターなどを8〜19香港ドルで購入可。
羽田発早朝便で香港に降り立ち、この日は買い出し。登山用品店とスーパーへ。
羽田発早朝便で香港に降り立ち、この日は買い出し。登山用品店とスーパーへ。
スーパーでパン、ソーセージ、ラーメン、チョコレートなどを仕入れる。日本製のお菓子が非常に多い。
スーパーでパン、ソーセージ、ラーメン、チョコレートなどを仕入れる。日本製のお菓子が非常に多い。
香港島やスターフェリーなどをそれなりに観光。早めに宿にもどり明日に備える。
香港島やスターフェリーなどをそれなりに観光。早めに宿にもどり明日に備える。
翌朝、町で朝食を済ませてから、バスで登山口へ。いよいよ4日間のトレッキングがスタート。ここからマクリホーストレイルステージ5へ。
翌朝、町で朝食を済ませてから、バスで登山口へ。いよいよ4日間のトレッキングがスタート。ここからマクリホーストレイルステージ5へ。
いきなりサルの群れがお出迎え。
いきなりサルの群れがお出迎え。
車道を少しあるくと山道へ。
車道を少しあるくと山道へ。
マクリホーストレイル本線には、M〇〇〇と書かれたポストが一定間隔ごとに設置されていて、道迷いの不安を解消してくれる。
マクリホーストレイル本線には、M〇〇〇と書かれたポストが一定間隔ごとに設置されていて、道迷いの不安を解消してくれる。
亀甲墓がトレイルの途中に。この後何度か見かけました。
亀甲墓がトレイルの途中に。この後何度か見かけました。
ビーコンヒル手前で何度か林道を横切る。
ビーコンヒル手前で何度か林道を横切る。
このようなトレイルの地図も要所要所に設置されていました。
このようなトレイルの地図も要所要所に設置されていました。
急坂をあえぎながら登る。私の住む鎌倉の裏山、あるは沼津アルプスを歩いているような植生。
急坂をあえぎながら登る。私の住む鎌倉の裏山、あるは沼津アルプスを歩いているような植生。
だったのですが、裏山の下には香港中心部の摩天楼が。この景色がこの日メインで歩くステージ5を唯一無二としています。
2018年03月15日 09:31撮影 by  KYV35, KYOCERA
2
3/15 9:31
だったのですが、裏山の下には香港中心部の摩天楼が。この景色がこの日メインで歩くステージ5を唯一無二としています。
ビーコンヒル山頂はレーダー施設。
ビーコンヒル山頂はレーダー施設。
花もいろいろ咲いていました。
花もいろいろ咲いていました。
次に登るライオンロックの鋭鋒が見え始める。想像より遠くて少し不安が。
次に登るライオンロックの鋭鋒が見え始める。想像より遠くて少し不安が。
いったん鞍部まえ下ります。
いったん鞍部まえ下ります。
鞍部には東屋が。この時間は地元の人々の朝のウオーキングタイムらしく多くの人が健康作りに遊歩道を訪れていました。
鞍部には東屋が。この時間は地元の人々の朝のウオーキングタイムらしく多くの人が健康作りに遊歩道を訪れていました。
マクリホーストレイルをいったん外れて、ライオンロックを目指します。
マクリホーストレイルをいったん外れて、ライオンロックを目指します。
途中の展望の良い岩からビーコンヒルを振り返る。結構来たなとおもいつつ、この日の工程の10分の1ほど。先は長いです。
1
途中の展望の良い岩からビーコンヒルを振り返る。結構来たなとおもいつつ、この日の工程の10分の1ほど。先は長いです。
ライオンロック直下から見上げる。直登も可能ですが、巻きました。
ライオンロック直下から見上げる。直登も可能ですが、巻きました。
ライオンロックから香港やや郊外の市街地を見下ろします。
ライオンロックから香港やや郊外の市街地を見下ろします。
ライオンロック山頂。南側は標高差300m近い落差の崖です。
1
ライオンロック山頂。南側は標高差300m近い落差の崖です。
真下には相変わらずの高層マンション群が。もう少し晴れてほしかったな〜〜
真下には相変わらずの高層マンション群が。もう少し晴れてほしかったな〜〜
ライオンロックを後に先を目指します。
ライオンロックを後に先を目指します。
沙田坳の車道に出たところにある商店。アクエリを買ってがぶ飲みしました。
沙田坳の車道に出たところにある商店。アクエリを買ってがぶ飲みしました。
ここからしばらくは車道を行きます。散策に来ている香港の人が多くいました。
ここからしばらくは車道を行きます。散策に来ている香港の人が多くいました。
ステージ4に入り、宅地の裏山的雰囲気から、亜熱帯チックな森に景色が徐々に変わっていく。
ステージ4に入り、宅地の裏山的雰囲気から、亜熱帯チックな森に景色が徐々に変わっていく。
トレイルはあるきやすい。
トレイルはあるきやすい。
芽坪という地名の広場。
芽坪という地名の広場。
今夜のキャンプ地である昴平にようやく到着。
眼下に広がる西貢湾の絶景に言葉を失う。
2
今夜のキャンプ地である昴平にようやく到着。
眼下に広がる西貢湾の絶景に言葉を失う。
テントサイトにはファイアーピットが多数。
先客は牛のみ。
テントサイトにはファイアーピットが多数。
先客は牛のみ。
水を求めて右往左往。
かなり下った沢から補給に一時間かかりました。
さらにここから、濾過をして、煮沸。
水を求めて右往左往。
かなり下った沢から補給に一時間かかりました。
さらにここから、濾過をして、煮沸。
テントサイトは、芝生というか牧草地。
快適な寝床でした。
テントサイトは、芝生というか牧草地。
快適な寝床でした。
日が沈んでから西貢の街の夜景を眺める。
昨夜のド派手なライトアップとは比較にならないが、自分はこっちのほうが好きでした。
1
日が沈んでから西貢の街の夜景を眺める。
昨夜のド派手なライトアップとは比較にならないが、自分はこっちのほうが好きでした。
夜は長いのでファイアピットで楽しく焚火。
1
夜は長いのでファイアピットで楽しく焚火。
朝飯はパンとソーセージとコーヒー。
今日も超長い行程なのでがんばらねば。
1
朝飯はパンとソーセージとコーヒー。
今日も超長い行程なのでがんばらねば。
道中いたるところが牛の放牧地となっており、当然排泄物が多数。はじめはびっくりしましたが、最終日にはなれました。
道中いたるところが牛の放牧地となっており、当然排泄物が多数。はじめはびっくりしましたが、最終日にはなれました。
朝一は雲の中。これ幸いとトレイルを外れ、大金鐘への急登をあえぎながら登る。
朝一は雲の中。これ幸いとトレイルを外れ、大金鐘への急登をあえぎながら登る。
山頂到着時にはまだ雲の中でしたが
山頂到着時にはまだ雲の中でしたが
徐々に晴れてこれから向かう馬鞍山の雄姿が。
1
徐々に晴れてこれから向かう馬鞍山の雄姿が。
この区間は森林限界を超えたような景色が広がり、トレイルの中では一番気持ちの良い区間でした。
1
この区間は森林限界を超えたような景色が広がり、トレイルの中では一番気持ちの良い区間でした。
馬鞍山が間近に。700mそこそことは思えない迫力のある山容でした。夏の雨飾山をあるいているような錯覚に陥る。
2
馬鞍山が間近に。700mそこそことは思えない迫力のある山容でした。夏の雨飾山をあるいているような錯覚に陥る。
山頂はまたこの基準点のみ。少し寂しい。
山頂はまたこの基準点のみ。少し寂しい。
気持ち良い草原の稜線の向こうには、
またも高層マンション群。この景色のギャップになんだか笑ってしまいました。
気持ち良い草原の稜線の向こうには、
またも高層マンション群。この景色のギャップになんだか笑ってしまいました。
馬鞍山を振り返ります。
1
馬鞍山を振り返ります。
荷物をデポしたトレイルとピークへの道への分岐点まで戻ります。朝一で登った大金鐘のピラミッド型のピークが素敵でした。
荷物をデポしたトレイルとピークへの道への分岐点まで戻ります。朝一で登った大金鐘のピラミッド型のピークが素敵でした。
ここからステージ4は下り一方です。
ここからステージ4は下り一方です。
馬鞍山を背後にぐんぐん下ります。
馬鞍山を背後にぐんぐん下ります。
あっという間に亜熱帯チックな森へ。
あっという間に亜熱帯チックな森へ。
このあたりからしばらく平坦な道を進みます。
このあたりからしばらく平坦な道を進みます。
ステージ4終了直前にはキャンプサイトが。
ステージ4終了直前にはキャンプサイトが。
ここならすぐ下に水場があるので楽だったかもですが、あの夜景には代えられませんw
ここならすぐ下に水場があるので楽だったかもですが、あの夜景には代えられませんw
ステージ4と3の境である水浪窩に到着。ここへはミニバスも来ている模様です。オクトパスカードを使い切る勢いで水分を補給し、買いなおしました。
ステージ4と3の境である水浪窩に到着。ここへはミニバスも来ている模様です。オクトパスカードを使い切る勢いで水分を補給し、買いなおしました。
ステージ3は日よけのないトレイルが続くつらい道でした。特に天気がすこぶるよく気温は33度まで上がり、とにかく苦しかったです。
1
ステージ3は日よけのないトレイルが続くつらい道でした。特に天気がすこぶるよく気温は33度まで上がり、とにかく苦しかったです。
カンクンシャン山頂につく頃にはヘトヘトに。木陰が欲しい。
カンクンシャン山頂につく頃にはヘトヘトに。木陰が欲しい。
ここから、今回参考にした『香港アルプス』という本に地獄の底と呼ばれる最低鞍部までいったん下ります。
1
ここから、今回参考にした『香港アルプス』という本に地獄の底と呼ばれる最低鞍部までいったん下ります。
白い土の照り返しがとにかくつらかったです。夏に来たら間違いなくリタイアしてました。
白い土の照り返しがとにかくつらかったです。夏に来たら間違いなくリタイアしてました。
地獄の底にようやく到着。逆ルート(正規ルート)は本当につらいと思います。
地獄の底にようやく到着。逆ルート(正規ルート)は本当につらいと思います。
眺めはすこぶる良好。ときより吹く海からの風に何度も助けられました。
眺めはすこぶる良好。ときより吹く海からの風に何度も助けられました。
カンクンシャンを振り返ります。
カンクンシャンを振り返ります。
嶂上にようやく到着。ここでの幕営を考えていましたが、
嶂上にようやく到着。ここでの幕営を考えていましたが、
幸いにも週末限定営業のはずの売店がやっており、ドリンクで元気を補充。もう少し先に進んでみます。
幸いにも週末限定営業のはずの売店がやっており、ドリンクで元気を補充。もう少し先に進んでみます。
奥の薄い山並みが朝いた昴平。ずいぶんがんばりました。
奥の薄い山並みが朝いた昴平。ずいぶんがんばりました。
陽も傾いてきて幾分歩きやすくなってきました。
陽も傾いてきて幾分歩きやすくなってきました。
ステージ3最後の下り手前からは大難海が一望!!
瀬戸内のような優しい風景でした。
ステージ3最後の下り手前からは大難海が一望!!
瀬戸内のような優しい風景でした。
明日登る今回のお目当てのシャープピークがやっと視界に!!
明日登る今回のお目当てのシャープピークがやっと視界に!!
北潭凹でつらかったステージ3もおしまい。人気のステージ2から帰ってきたハイキングな皆さんがバスをまっていました。あと少し。。
北潭凹でつらかったステージ3もおしまい。人気のステージ2から帰ってきたハイキングな皆さんがバスをまっていました。あと少し。。
北潭凹のテントサイトに日暮れぎりぎりに到着。この日も貸し切りでした。
1
北潭凹のテントサイトに日暮れぎりぎりに到着。この日も貸し切りでした。
ので、盛大に焚火を。楽しすぎる夜が続きます。
1
ので、盛大に焚火を。楽しすぎる夜が続きます。
3日目は今回最後のステージになるステージ2へ。
驚いたことに、ステージ2はすべて舗装された遊歩道でした。
3日目は今回最後のステージになるステージ2へ。
驚いたことに、ステージ2はすべて舗装された遊歩道でした。
大難海を左手にみながら、一切段差のない舗装された遊歩道を歩きます。
大難海を左手にみながら、一切段差のない舗装された遊歩道を歩きます。
赤径の村で海抜0mまでついにさがってきました。昨日は瀬戸内っぽいと思いましたが、潮のにおいとマングローブの潮間帯の木々をみていると奄美大島を思い起こしました。
赤径の村で海抜0mまでついにさがってきました。昨日は瀬戸内っぽいと思いましたが、潮のにおいとマングローブの潮間帯の木々をみていると奄美大島を思い起こしました。
赤径村は捨てられた集落です。小さな教会とユースホステル、そして一軒だけ食堂がハイキング客のために営業している廃村でした。
赤径村は捨てられた集落です。小さな教会とユースホステル、そして一軒だけ食堂がハイキング客のために営業している廃村でした。
この日は天気はいまいち。昨日の地獄のような日差しをいまこそ、と願うも最後まで曇り空は続きました。
この日は天気はいまいち。昨日の地獄のような日差しをいまこそ、と願うも最後まで曇り空は続きました。
シャープピークは山頂が雲の中。シャープには見えません。
シャープピークは山頂が雲の中。シャープには見えません。
大浪の集落も同じく廃村。ここに来る手段は徒歩しかありませんが、2件の食堂が営業しています。
大浪の集落も同じく廃村。ここに来る手段は徒歩しかありませんが、2件の食堂が営業しています。
朝のおやつに魚団子をいただきます。美味。
1
朝のおやつに魚団子をいただきます。美味。
大浪湾についにでました。
大浪湾についにでました。
海と空の色は残念ですが、ここに惹かれて今回の香港トレイルへ来ることを決めたので感無量です。
海と空の色は残念ですが、ここに惹かれて今回の香港トレイルへ来ることを決めたので感無量です。
アダンの木々の間に大きなザックを隠して、アタックザックでシャープピークを目指します。
アダンの木々の間に大きなザックを隠して、アタックザックでシャープピークを目指します。
晴れてなくても十分素晴らしい景色。晴れていたら発狂するほどの絶景かもです。
晴れてなくても十分素晴らしい景色。晴れていたら発狂するほどの絶景かもです。
一般トレイルでないトレースを進みます。香港の方の記事には足場が悪く危険とありましたが、特にそう感じる箇所はありませんでした。
一般トレイルでないトレースを進みます。香港の方の記事には足場が悪く危険とありましたが、特にそう感じる箇所はありませんでした。
ぐんぐん高度をあげます。
ぐんぐん高度をあげます。
南アルプス南部の縦走路を歩くような感覚でした。後ろの景色だてちがいます。オーストライア北部の島のトレイルに似た雰囲気でした。
南アルプス南部の縦走路を歩くような感覚でした。後ろの景色だてちがいます。オーストライア北部の島のトレイルに似た雰囲気でした。
ついにシャープピークが目前!!雲も一瞬とれてくれました。
ついにシャープピークが目前!!雲も一瞬とれてくれました。
山頂でヨメをパチリ。本当によく頑張ってくれました。
1
山頂でヨメをパチリ。本当によく頑張ってくれました。
山頂からは東尾根へ縦走。文句なしに気持ちの良いコースと絶景です。
山頂からは東尾根へ縦走。文句なしに気持ちの良いコースと絶景です。
米粉頂を超えてぐんぐんすすみます。
背後には朝日連山か飯豊かという優しい縦走路。
1
米粉頂を超えてぐんぐんすすみます。
背後には朝日連山か飯豊かという優しい縦走路。
眼下には小笠原か西表島を思わせる森と浜と海が。
ここまでの高度感はやはりどこにもないので、これこそが香港の景色かも、です。
眼下には小笠原か西表島を思わせる森と浜と海が。
ここまでの高度感はやはりどこにもないので、これこそが香港の景色かも、です。
八甲田の大岳に似てるね〜、なんて会話をしながら下ります。
八甲田の大岳に似てるね〜、なんて会話をしながら下ります。
東浜は隠れた秘密のビーチ。ここに張ればよかった、と後で後悔することをまだ知りませんw
東浜は隠れた秘密のビーチ。ここに張ればよかった、と後で後悔することをまだ知りませんw
大湾へ戻ります。
大湾へ戻ります。
デポ地点から大岳(仮称)を振り返って。
デポ地点から大岳(仮称)を振り返って。
咸田圍(ハンティンワン)に到着!!海の家的な食堂で3日の苦労をねぎらって乾杯!!
咸田圍(ハンティンワン)に到着!!海の家的な食堂で3日の苦労をねぎらって乾杯!!
頼みすぎくらい頼んでおなかを満たしました。
2
頼みすぎくらい頼んでおなかを満たしました。
シャープピークが見える咸田湾にテントを設営!!
素晴らしいロケーションだけあってか週末だからか、テントの数はなんと100を超えていました。昨日までとえらい違いです。
1
シャープピークが見える咸田湾にテントを設営!!
素晴らしいロケーションだけあってか週末だからか、テントの数はなんと100を超えていました。昨日までとえらい違いです。
テントを張ったあとは周囲を散策したり
テントを張ったあとは周囲を散策したり
海を眺めて過ごしました
1
海を眺めて過ごしました
夕食も海の家で。トーストうまし。
1
夕食も海の家で。トーストうまし。
翌朝、快晴を期待しましたが相変わらずの曇天。
翌朝、快晴を期待しましたが相変わらずの曇天。
咸田をあとにします
咸田をあとにします
シャープピークから東尾根のスカイラインがくっきり。いつかまた来たい。
シャープピークから東尾根のスカイラインがくっきり。いつかまた来たい。
久しぶりにマクリホーストレイルに戻りステージ2を進みます。
久しぶりにマクリホーストレイルに戻りステージ2を進みます。
この辺りが香港で最も美しい風景。
らしいのです。海が青ければ!!!!
この辺りが香港で最も美しい風景。
らしいのです。海が青ければ!!!!
西湾へ。ここにもテントサイトといくつかの食堂があります。これまでの廃村と違い、海辺のレジャースポットとして集落はちゃんといきていました。
西湾へ。ここにもテントサイトといくつかの食堂があります。これまでの廃村と違い、海辺のレジャースポットとして集落はちゃんといきていました。
カフェでアイス朝食。
カフェでアイス朝食。
畑すら見るのは久しぶり。ちゃんと営みがあります。
畑すら見るのは久しぶり。ちゃんと営みがあります。
マングローブ林が広がる湾をつめて
マングローブ林が広がる湾をつめて
小さな峠へ。これが今回の最後の登りでした。
小さな峠へ。これが今回の最後の登りでした。
峠で火照った体を休めていると、バス停側から続々と人がやってきます。マクリホーストレイルとはこの峠でお別れ。標識はM114からはじまり、ここがM29でした。セクション,離好拭璽箸0で、セクション10の終点が200だそうです。約半分を歩いたのかな?
峠で火照った体を休めていると、バス停側から続々と人がやってきます。マクリホーストレイルとはこの峠でお別れ。標識はM114からはじまり、ここがM29でした。セクション,離好拭璽箸0で、セクション10の終点が200だそうです。約半分を歩いたのかな?
半島と島をせき止めて作り出された巨大な人造湖を見下ろしながらトラバース気味にあるくと
半島と島をせき止めて作り出された巨大な人造湖を見下ろしながらトラバース気味にあるくと
今回の終点である西湾亭のバス停に到着しました。全行程55キロの道のりが終了しました。ほっとしたような、残念なような、まだまだ歩きたかったような。その全部でした。
今回の終点である西湾亭のバス停に到着しました。全行程55キロの道のりが終了しました。ほっとしたような、残念なような、まだまだ歩きたかったような。その全部でした。
ここへは西貢の町から直通ミニバスが来ています。
夜の飛行機で帰国なので、帰国モードに頭を切り替えます。
1
ここへは西貢の町から直通ミニバスが来ています。
夜の飛行機で帰国なので、帰国モードに頭を切り替えます。
西貢の町に到着。海辺の観光地でした。台湾の淡水、あるいは湘南や江の島に近い雰囲気を持ったおしゃれな街でした。
西貢の町に到着。海辺の観光地でした。台湾の淡水、あるいは湘南や江の島に近い雰囲気を持ったおしゃれな街でした。
バスターミナル横にあるテニスコート内には、無料のシャワー室が。汗を流し、着替えさせてもらいました。
バスターミナル横にあるテニスコート内には、無料のシャワー室が。汗を流し、着替えさせてもらいました。
山モードが終わり、なぜかハンバーガーで祝杯!!
二人ともお肉が食べたかったのですw
1
山モードが終わり、なぜかハンバーガーで祝杯!!
二人ともお肉が食べたかったのですw
香港島の香港駅に荷物を預けて、ぎりぎりまで香港を楽しみます!!といった矢先にビクトリアピークへのケーブルカーの大混雑を目の当たりにし、意気消沈。動物園へ。サルがかわいい。
香港島の香港駅に荷物を預けて、ぎりぎりまで香港を楽しみます!!といった矢先にビクトリアピークへのケーブルカーの大混雑を目の当たりにし、意気消沈。動物園へ。サルがかわいい。
隣の公園には鳥と触れ合えるゾーンが。
都会になじめない夫婦はいやされまくりました。
隣の公園には鳥と触れ合えるゾーンが。
都会になじめない夫婦はいやされまくりました。
摩天楼の下をうろつく
摩天楼の下をうろつく
B級グルメを堪能しました。
2
B級グルメを堪能しました。
香港23時代の夜行便で羽田へ。あっという間の楽しいトレイル旅でした。またくるよー!!
香港23時代の夜行便で羽田へ。あっという間の楽しいトレイル旅でした。またくるよー!!
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック サブザック 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック 1人用テント 寝袋 寝袋カバー ウレタンマット
共同装備
ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 地図(地形図) コンパス 計画書 GPS ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ ポール テント テントマット シェラフ 浄水器
備考 公園の公式HPの水場情報をあてにしていって、流水と書かれた水場がすべてそこら辺の小川だと気づきかなり焦った。浄水器で濾過して煮沸させて使用した。
ガス缶もカセットコンロ用の物しかなかったので、変換プラグとホース、ブス台を購入した。はじめから、登山用の規格ではなくカセットコンロ用のものを持っていけばよかった。
参考文献:
香港アルプス ジオパークメジャートレイル全ガイド(2010)
http://amzn.asia/abr0hy8
使用地図:
sai kung & clearwater(香港の登山道具屋で購入)

感想

香港に素晴らしいトレイルがあると聞いて、欲張ってテントをかついで歩いてきました。セクションの境にはバスが大体通じているため、無意味な苦労でしたがだからこその出会いや風景、楽しみに満ちた旅でした。
下調べの段階で、昴平(一泊目)と大湾(三泊目)のテント場がとても魅力的に感じ、実際素晴らしいテント場でした。
香港は非常に治安が良く、トレイルも整備されすぎなほど整備されています。
日本の風景にどこか似ていてやっぱり違う、香港ならではのトレッキング。
今回選んだマクリホーストレイルのセクション2〜5は、さまざまな角度から香港トレイルの魅力をこれでもか!!と味合わせてくれる素晴らしい道でした。
今回の行程、時間的には二泊三日で十分です。三泊目の海岸に泊まることが目的の一つだったのであえて分割しています。
特別な技術はいらないため、だれにでもおすすめです。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2405人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら