記録ID: 142514
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無雪期ピークハント/縦走
氷ノ山
氷ノ山藪山行:二ノ丸上部(ca1240m)〜三ノ丸 天空回廊と峠道の宍粟市境界を歩く 第36回 (兵庫県宍粟市)
2011年10月15日(土) [日帰り]



- GPS
- 08:20
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 357m
- 下り
- 722m
コースタイム
8:10林道広場⇒ 9:30踏査開始点⇒ 13:50三ノ丸休憩所14:20⇒ 14:30踏査終了点「三ノ丸」⇒15:30リフト最上部⇒ 16:30デポ車
■市境間 歩行距離 3.4Km ・所要時間 5時間 ・総上昇量 232m
◆全行程 歩行距離 8.8Km ・所要時間 8時間20分 ・総上昇量 378m
■市境間 歩行距離 3.4Km ・所要時間 5時間 ・総上昇量 232m
◆全行程 歩行距離 8.8Km ・所要時間 8時間20分 ・総上昇量 378m
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・R29の新戸倉トンネル入口横の荒れた旧道を上がり、 戸倉峠から小舟林道を5kmほど北上して作業道の分岐広場を目指す。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【索引】 ・宍粟市境界の二ノ丸上部(ca1240m)〜『天空回廊と交流の峠道』(第36回)の藪を歩く。 【コース状況】 8:10【林道広場】 林道広場に車を置き、作業道を上がる。 8:50【作業道分岐】 作業道を左へ見送り、藪を避けながら杣道を辿る。 9:00【籔取付き】 意を決して県境踏査の開始点への取付きを探して藪に突入する。 9:30【開始点】 藪を抜けて、前回到達点目印の蛍光テープを見つける。 11:10【日本庭園】 激しい藪と格闘していると、日本庭園のような明るい空間に出た。 一息入れて再び藪に潜る。 12:30【ca.1395m】 厳しい藪で休憩地適地も無く、空腹を我慢して緩やかなca.1395mの尾根を進む。 13:50【三ノ丸休憩所】 舂米からの登山道になかなか出ないので強引に藪を進むと、三ノ丸休憩所が見えた。 後続に大声で伝えると、みんなの顔がほころび元気が出る。 ようやく三ノ丸休憩所の2階に上がり、遅い昼食宴会が始まる。 14:20 濡れた体が冷えてきたので、先を急ぐことにする。 14:30【踏査終了点】 今回の踏査終了点の「三ノ丸」に到着し念写真を撮るが、氷ノ山はガスに覆われ山頂が見えない。 15:30【リフト最上部】 紅葉が始まった登山道を東に下り、わかさ氷ノ山スキー場のリフト最上部に出た。 ここから急な登山道の階段を下るが、数か所で階段が崩落しており慎重に降りる。 16:30【終了】 スキーシーズンの準備作業が始まったゲレンデ内を通り、デポした車に乗り込み帰路に就く。 【トイレ・水場】 ・山域周辺にないので、途中の「道の駅」を利用。 |
写真
感想
【感想・コメント】
・前人未踏のような氷ノ山山麓の奥深いネマガリ竹の濃密な藪を先行し、連続5時間の苦闘で疲れ果てましたが、
厳しい藪の中にも倒木が形成した日本庭園のような空間があり、まだ温かい寝床や新しい足跡に獣の気配を感じることができ、貴重な経験ができました。
・過去36回の境界歩きの中でも今回が最も厳しい藪山行で、ほぼ全員の高価なゴアの雨具が藪漕ぎで裂けました。
【見所】
・秘境の地の幻想的な風景
【ルートの特徴】
[啼珊場から作業道を上がり、前回到達した開始点への取付きを探して藪に突入します。
開始点からの県境尾根は、背丈のネマガリ竹を分けて進みますが、
濃密な藪は観音開きでは進めないので竹を両手で体の下へ巻き込み、
その上に乗り上がって進むので激しいアルバイトを強いられ、
100m前進するのに20分以上掛かります。
この藪漕ぎは、三ノ丸休憩所へ出るまで続きます。
げ嫉海蓮∫から解放されて一般登山道をルンルンで歩きますが、
スキーゲレンデ最上部からの下降は、登山道の階段が一部で崩壊しており緊張します。
【宍粟の峠道を歩く】
・宍粟市境界を全周回する企画を、有志が「宍粟をめぐる天空回廊と峠道を歩く」のタイトルで立ち上げた。
・踏査に2年間(毎月2回程度)を要する計画で、2010年4月から実施中。
・今回は有志7名で第36回目の踏査を実施し、市境界の踏査距離は「227Km」となった。
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