中倉山

2018年04月14日(土) [日帰り]

• GPS: 06:03
• 距離: 9.2km
• 登り: 848m
• 下り: 840m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:44
• 休憩: 0:19
• 合計: 6:03

6:46 スタート地点
7:17 7:17 中倉山取り付き点
9:03 9:20 中倉山
12:45 12:46 足尾銅親水公園入口
12:49 ゴール地点

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

道標なし。
往路西側のルートは、林道からの急登が続く。
復路は、足場も悪く、GPSなしでは帰れなかったかも。

写真

4/14 6:27

銅親水公園に車を止めてこの橋を渡る。

4/14 6:27

足尾ダム

4/14 6:28

公園は桜が満開。

4/14 6:31

キランソウ

4/14 6:43

実は水道橋を渡ろうとしたら通行止め。仕方なく、河原に降りて渡渉。

4/14 7:18

中倉山の道標は見かけない。登山口すら。
ヤマレコのみんなの足跡で進行方向を確認する。

4/14 7:38

林道から急登を登っていくとこんな木が。
石を割って成長している。

4/14 7:52

ヒナスミレかな？

4/14 8:10

4/14 8:15

山の上はまだ冬。

4/14 8:44

霜柱

4/14 8:48

足尾の山、初めて登ったのだが荒涼とした風景。

4/14 8:48

ここの山々がこうなってしまったのは足尾銅山の煙害の為。煙害で植物を失った山々は壊滅的なダメージを受け、不毛の土地となってしまったのだという。
まさに、負の遺産。
失われてしまった自然を取り戻すのは容易ではない。

4/14 8:53

中倉山が見えてきた。

4/14 9:00

中倉山を目指して一本の道。

4/14 9:02

山頂、尾根は風が冷たい。

4/14 9:08

そもそも、この山を登ろうと思ったのは、この孤高のブナを見たかったから。

4/14 9:11

写真の右側は不毛の土地。

4/14 9:14

孤高のブナの周りは、崩れそうなのでロープが貼ってある。
地元のボランティアの人たちがこの木を守っているようだ。
私たちが、休憩している時に、鉄の棒を担いで登ってきた男性たち。尋ねると、ブナの木の土砂が崩れないようにするための作業をするのだという。

4/14 10:12

松木渓谷から中倉山へのルートは3つ。登りは川に沿っての林道を歩き、それから一気に上がる一番西側。帰りは真ん中の尾根づたいを通るつもりで。

4/14 10:12

ピンクリボンか消えてしまい、落ち葉だらけの斜面を下る。

4/14 10:42

眼下に広がる尾根道を通るはずなのに。

4/14 10:52

トラバースして、やっとの思いで尾根道に出る。
そのトラバースが大変。
足場は悪く、浮石が多く崩れやすい。エニシダなどの灌木を手掛かりにやっと。
GPSで現在地の確認。

4/14 10:54

ナイフリッジ。崩れやすいザレ場。慎重に渡る。

4/14 10:54

4/14 10:54

4/14 11:03

中倉山、山と高原地図にルートが記載されてない訳がわかった。頼りとなるのは、みんなの足跡。

4/14 11:09

銅の精錬の煙害で緑の山がこんなになってしまうとは。

4/14 11:29

渡良瀬渓谷鉄道から見える山々は緑に覆われて、山が復活したのだと思っていた私。
(高校歳の頃、間藤駅から見えた山々ははげ山だった)

4/14 11:59

赤土のルートとなり、眼下に往路見た砂防ダムがはっきり見えてきた。

4/14 12:16

やっと林道に。みんなの足跡を見ると、真ん中のルートはここから。でも、登山口らしい目印はおろか、道の気配さえわからない。

4/14 12:16

砂防ダム。

4/14 12:27

川沿いには、美しい白樺。

4/14 12:46

銅親水公園の桜の木が見えてきた。

4/14 12:48

治山と砂防で足尾に緑をと書いてある。
足尾に100万本の植林というのもどこかに書いてあった。

撮影機器：

iPhone 7 Plus Apple

感想

akagi27

孤高のブナに惹かれて登った中倉山。降りる頃には、銅の精錬の煙害でこうなってしまった山々の惨状に愕然とした。
また、地図にないルートの怖さも実感。