浅間山(車坂峠から)・登頂失敗
- GPS
- 05:28
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,059m
- 下り
- 1,049m
コースタイム
天候 | 曇り(ガス)時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
噴火警戒レベル1 |
写真
感想
予定より起きる時間が1時間遅れてしまった。しかも天気があまり良くない。出かけるか、出かけないか迷った。「行かなくて後悔するより、行って後悔しよう」と山歩きには言っちゃダメそうな言葉で言い聞かせて出発。
10時くらいにアサマ2000スキー場の駐車場へ。登山口近くの駐車場は埋まっていた。こんな天気なのに山登りする奇特な人が多いということか(自分もですが)。登山口から山を見るとガスっていて何にも見えない。まあ、天気悪いし、時間も遅いので3時間行ってみてダメなら引き返そうと考えながら出発。
1時間ほど歩くと黒斑山手前で少し樹林を抜ける。ここで猛烈な風。この先は稜線歩きのはず。が、こんなに風が強いととても歩いてられないかも。ガスで何にも見えないし、そんな危険を冒すメリットないかもと考えはじめる。実際に他の登山者もここで引き返す人がいた。が、また「いけるとこまで行ってみるか」と悪い癖で歩きはじめる。
しばらく行くと黒斑山到着。このあたりは風裏になるのか全く風がない。昼食食べている人たちもいた。自分は先を急ぐので写真撮って通過。
黒斑山過ぎるとそれまで割とたくさんいた登山者が激減。下山される人とすれ違うだけ。静かな山行に。
黒斑山から蛇骨岳、仙人岳と歩くが風が強い。そしてガス。一向に晴れてこない。真面目に帰ろうかと思ったが雨は降っていないので、トレーニング目的だと思って続行。
稜線を歩いていると軽井沢方面は紅葉と町並みが見えてきた。ガスが晴れるか?とちょっとテンションあがった。が、浅間山方面は相変わらず何も見えず。
Jバンドまで来た。ここで今回の最大の失敗を犯す。前日に眠い頭で浅間山荘から登るガイドブックでルートを確認。県境を示す線を登山道と勘違いしていたらしく、Jバンドを真っ直ぐ進んでしまった。何となく道になっており、人が歩いた痕跡もあったので。しかし、進んでいくと明らかにおかしい。かすかに足跡があるが、植物の生え方からして登山道っぽくない。それでも稜線は歩けてしまったので進んでいくと、とうとう先が崖に。崖といっても無理すれば降りられないこともない・・・が明らかに違うだろう。ここで、よくガイドブックみれば、Jバンドから下るようになっていた。急いで戻るが、正直ここで精神が断ち切られた。ただでさえ出発が遅かったのに、時間と体力をロスしてしまった。
時間を見ながら戻るタイミングを計りつつ、13時までは先に進むことにした。Jバンドから岩場を下り、浅間山荘からの登山道と合流点(賽の河原分岐)まできたところで13時を少し過ぎていた。1時間くらいあれば山頂(前掛山)に到着できるような気がしたので行ってしまうか非常に迷った。が、撤退することにした。山で目的地が目の前にあるのに引き返すのって精神力要るな、と改めて実感した。
引き返すと決めたら時間的に余裕が出来たので、ゆっくり帰ることにした。帰りはガスが晴れてきて行きでは見えていなかった稜線からの景色を楽しむことができた。
今日の山行は反省点だらけだった。出発時間が遅い、ルート確認が不十分。「二度と山に来るんじゃねぇ」と言われても何も言えない。怪我無く無事に帰れたことが幸いだった。今後はこんなことしないよう注意しようと思います。
dzrさん、こんばんは(^.^)
昨日、蛇骨岳辺りでお会いした三人組の内の一人のkomorebiです。
賽の河原まで降りて、またJバンドを登って車坂峠に戻るとは凄い精神力ですね。。
komorebiさん、初めまして、こんばんは。
記事を拝見し「相方の軽いザックを背負い」で思い出しました!
「自分もバテた仲間のザックを背負えるように細引きを常に持っておかないとな」と思ったのを思い出しました。
ルート拝見しました。トーミの頭から下った方が距離は短かったのですね。恥かしながら、今頃知りました(汗)。浅間山、是非リベンジしたいと思っています。そのときの参考にさせていただきます。
コメントありがとうございました!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する